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プロ野球は2月1日に12球団が一斉にキャンプイン。昨季11年ぶりのBクラスに沈んだ巨人は、高橋由伸監督(42)が3年契約最終年の正念場を迎え、4年ぶりのセ・リーグ覇権奪回を目指す。宮崎キャンプ60年目を迎えた今春は、その草創期から58年間続けてきたキャンプイン前日の恒例行事、1月31日の宮崎神宮への必勝祈願を取りやめるという大異変が発生。これも伝統球団が停滞を脱し、新しく生まれ変わるための改革の一環ということなのか。(笹森倫)
「こちらに何か、落ち度があったとは思わないんですが…。正直、よく分からないとしか言いようがありません」
そう声を沈ませるのは宮崎神宮の関係者だ。昨年末に巨人側から、今春は「選手の意向で参拝に行かない」との連絡があり、年明けに出向いた球団幹部から改めて説明を受けたという。
新選手会長に就任した菅野智之投手(28)がナインの意向を代表して球団側に伝え、チーム全体での見送りに至ったとみられるが、球団側は「球団スケジュールの都合」とのみ説明した。
高橋監督も就任以来、昨年まで2年連続で1月31日に1軍首脳陣と同便で東京から宮崎入り。その足で宮崎神宮に向かい、先乗りで合同自主トレを行ってきた1軍帯同の選手たちと合流してから、全員がスーツ姿で必勝祈願の玉串を奉納してきた。だが今年はキャンプインを前に、チーム一同がスーツを着て気持ちを引き締めるような機会はない。
宮崎神宮によれば、の参拝となった年もあったが、球団としての見送りは今回が初めて。神社側
巨人との関係は宮崎キャンプが始まった翌年の1960年から。必勝祈願だけでなく、節分にナインが境内で豆まきをしたこともあったという。
監督ら一部のみ
のショックは大きく、来年以降についても「一度途切れたら、もうないんじゃないでしょうか」とすっかり悲観的だ。
異変は他にもある。高橋監督は球団行事やメディカルチェックのため、例年より一足早く1月28日に宮崎入り。指揮官以外の1軍首脳陣は従来通り同31日のチーム便で入るが、空港到着後にはこちらも恒例だった、宮崎市長ら地元有志による歓迎セレモニーを今年は行わないことになった。
一方で、キャンプ初日の練習前の恒例、チーム宿舎からほど近い青島神社への参拝は例年通りに行う予定だ。宿舎から宮崎神宮までは車で約30分かかるのに対し、青島神社は目と鼻の先という事情もある。
ただ、青島神社は縁結びの御利益で知られ、前出の宮崎神宮関係者は「勝負事といいますか、大業を成すのであればウチだと思うのですが…」とも。
日本神話のふるさと、宮崎の県庁所在地の中心部にある宮崎神宮の祭神は初代の神武天皇だ。後に境内となった地から東征し、橿原(奈良県中部)に都を定めて即位したとされる。
大業を成し遂げた由緒正しい神様は地元民の尊崇を受け、年明けには毎年30万人近い初詣客を集める。ちなみにキャンプ期間中の国民の祝日、2月11日の建国記念の日は日本書紀が伝える神武天皇の即位日に基づき制定されている。
近年の巨人はチーム強化のため、最新鋭のレーダー機器による選手の動作解析など科学的なアプローチに総力を挙げる。一方で勝負事の世界だけに、球界には験担ぎの風習も根強く残っている。シーズンに入って巨人が苦戦するようなら、“非科学的”な憶測を呼ぶのは想像に難くない。
宮崎の球春の風物詩が失われ、市民から「いよいよ宮崎キャンプをやめて、春は沖縄(現在2次キャンプ地の那覇)に一本化するんじゃないか」と不安の声も上がる。
長年の付き合いがあるキャンプ地に波紋を呼び、球団の伝統を途絶えさせることの重みは覚悟の上での改革断行。それも宮崎で充実した時間を過ごし、今秋キャンプで戻ってきた際にV報告を届けるための決断だと信じたい。球団も選手たちも今春の宮崎では、大いに期するものを持ってキャンプに臨むはずだ。