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時代を見通す日本の基礎情報

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京大と動物園が連携強化 愛知・犬山の「モンキーセンター」所長に松沢教授就任

愛知県犬山市のサル専門の動物園「日本モンキーセンター」は、京都大との連携を強化するため、隣接する京大霊長類研究所の松沢哲郎教授が4月からセンター所長に就任したと発表した。京大によると、大学研究者が動物園の運営に関わるのは珍しい。

 センターは、チンパンジーやゴリラなど約70種類約990頭の霊長類の生態を観察できる世界最大のサル専門動物園。松沢所長は「多くの種類の霊長類を比較した研究が可能になる」と話す。

 センターは昭和31年に設立され、同じ敷地内にある遊園地とともに名古屋鉄道(名古屋市)の子会社が実質的に運営していたが、入園者が減少し、厳しい経営状態が続いていた。4月に発足したばかりの公益財団法人が遊園地とは別に運営することになり、体制を変えた。

 センターによると、学術研究のために国内で唯一、博物館として登録された動物園で、博士の学位を持った学芸員ら5人を新たに配置し、調査や研究に力を入れる

京都大と連携して運営されることになった「日本モンキーセンター」のビジターセンター=愛知県犬山市

京都大と連携して運営されることになった「日本モンキーセンター」のビジターセンター=愛知県犬山市

 

 

 



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