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“破綻”ギリシャに次ぐ喫煙率…禁煙の波に怒りこみ上げ「火を付けてやる」
たばこの値上げを約1カ月後に控えた昨年12月初め、ソウルの国会議事堂に火を付けようとしたとして、自営業の男が書類送検された。朝鮮日報(電子版)によると、男はタクシーで帰宅中、運転手とたばこの値上げについて話をしていたところ、怒りがこみ上げ「国会に火を付けてやる」と言い出した。運転手は目的地である国会議事堂前で男を降ろしたあと、すぐに通報。駆けつけた警官が男を現行犯逮捕したという。たばこ値上げへの不満が動機のようだ。
韓国は、たばこ好きの国としてよく知られている。
標準的なたばこ一箱の価格は昨年末まで2500ウォン(約270円)とOECD加盟国中、最安値水準。喫煙率の高さはギリシャに次ぐ2番目に付けていた。
飲食店で全面禁煙の措置
聯合ニュースによると、延世大の研究チームが政府の国民健康栄養調査に基づき1万人以上を対象に調べた喫煙率は、自己申告で男性が47・8%、尿中ニコチン検査では喫煙率は55・1%に上る。女性は自己申告で7・1%だったが、尿検査では18・2%と跳ね上がった。自己申告と検査結果で喫煙率に差が出たのは、申告を正直にしなかったか、長期間の受動喫煙の可能性があるという。
そんな、たばこ大国の韓国にあって、1月から一箱の標準的な価格がいっきに2500ウォンから4500ウォンにまで引き上げられた。
そのうえ、一定面積以上の飲食店に限られていた全面禁煙の措置が、すべての飲食店に拡大され、公共の場でたばこが吸える場所が激減した。禁煙区域でたばこを吸った違反者のへ過料は、10万ウォン。経営者は170万ウォンが課せられるようになった。
こうした措置をきっかけに、禁煙の動きも広がっている。
今年1月の約半月間の保健所の禁煙クリニックへの登録者数は、1日平均で約6500人と前年の4倍近くにのぼり、10万人を超えた。禁煙希望者には、カウンセリングのほか、禁煙グッズも配布。政府は今年上期中にヘビースモーカーを向けの短期禁煙キャンプも計画、禁煙ブームを長続きさせようとしている。
禁煙者は政府の要人にも相次ぎ、聯合ニュースによると、担う崔●(=日の下に火)煥・経済副首相ほか、文亨杓(ムン・ヒョンピョ)長官らが禁煙に入ったという。
禁煙求めて、殴られる
とはいえ、極めて依存性の高いのがたばこ。酒の席で、たばこをがまんできずに、暴力沙汰に及ぶ事件も1月以降、起きている。
朝鮮日報によると、ソウル市内の飲食店で、客がオーナーの顔を殴って警察に逮捕された。オーナーが酒を飲んでたばこを吸っていた3人の客に、たばこを控えるように求めたところ口論になったのがきっかけ。別の飲食店でも、店主が禁煙を求めたところ、「客に向かってその態度は何だ」と罵声を浴びたという。
一方で、取り締まりの目をかいくぐろうとする店も。おおやけに灰皿を店に置けなくなったので、空になった薬味の器やビール瓶、紙コップを灰皿代わりに差し出すところもあるという。
たばこの次は酒?
たばこの規制はなお続く。政府は飲食店だけでなく、スポーツ施設も全面的に禁煙区域に加える方針で、ビリヤード場などの小規模施設も含まれる見通しだ。
聯合ニュースによると、政府は一箱1900ウォン程度の免税店のたばこ価格の引き上げも検討。さらに4月には「健康生活実践運動本部」を設置。今度は、「節酒」を促す規制が始まる気配だ。韓国のアルコール消費が増加傾向にあるためだ。
韓国の1世帯あたりの酒類消費(2013年)は月平均1万751ウォンと、過去最大を記録。健康被害など飲酒による社会的経済費用は20兆ウォンを超えると試算され、保健福祉部の調査(2011年)では、約159万人がアルコール依存症とのデータもある。政府は、酒の広告規制のほか、公園や大学など公共施設での飲酒と酒類の販売を禁じるよう関連法を改正する方針という。
経済損失のリスクとしても、睨まれるようになってきたたばこと酒。日本では春の桜を愛でながらの花見酒を楽しめるが、韓国ではそんなレジャーも御法度