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もっとも、シン印首相は訪中直前の21日にモスクワを訪問してプーチン大統領と会談し、露製空母の年内引き渡しを確認しているから、露印は李首相が考えるほど一筋縄ではいかない。インド洋で海軍力を見せつける中国に対抗して、インド海軍は急速に増強しているのである。
国境の負担が軽減されて海洋にシフトしているのは、これら中国の隣接国も同じである。中国が海洋強国を掲げて北はオホーツク海、南はインド洋に進出するのに対応し、露印という大陸国家も頭を海洋思考に切り替えている。貿易と投資の誘いには乗るけれど、海軍力増強を打ち出して対中抑止に怠りない。
プーチン大統領は2012年5月の就任直後の大統領令で、外交は「アジア重視」、軍事は「海軍重視」にシフトしたことを表明している。とくに、中国の北海艦隊に対する警戒感はずっと強い。
目を南に移せば、エネルギー動脈であるペルシャ湾からインド洋にかけての海域が、中印海軍力の“主戦場”になってきた。インド海軍の予算は、1988年に1億8100万ドルにすぎなかったが、2012年には67億8千万ドルにふくれあがった。
「海洋情報季報」によると、インドはこの8月に、初の国産空母(排水量3万7500トン)の進水式を行った。試験航海を経て18年に就役するものとみられる。国産空母の運用は、米国、英国、ロシア、フランスについで5番目。インドはこのほか、1987年に英国から艦齢60年の老朽艦を導入しており、さらに年内引き渡し予定の露製空母を保有することになる。
不思議なことに、インド海軍が空母をいくら増強しても、周辺国から「警戒警報」が鳴らない。ニューデリーは北京のように海軍力や海洋警察力で沿岸国の海洋資源をかき集めたり、力で領有権を奪い取ったりしないからだ。中国の問題を一言でいえば、「平和的台頭」を口にしながら周辺国を脅すその言行不一致にある。孔子のいう注意人物「損者三友」は、見かけがよく、人当たりがよく、口のうまい友である。
インドNDテレビの安全保障専門記者、ニティン・ヘイル氏によると、東南アジアの沿岸国は「インドが中国の対抗勢力になることを期待している」(ウェブ誌ザ・ディプロマット)という。インドはこれまで、陸の国境線で中国と対峙(たいじ)してきたが、20年に及ぶインド版の「ルック・イースト」政策の一環として、東アジア諸国との関係を強化してきた成果であろう。
安倍政権のいう地球儀外交とは、中国を意識した「遠交近攻」外交であると小欄で指摘してきた。遠い国と手を組んで、近くの敵に2正面や3正面作戦を強いる戦術をいう。
それは中国の膨張主義を意識する露印も同じで、首相の「遠交近攻」外交と共鳴する