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山崎議長が8日午後に山本氏に処分を言い渡し、来週の参院本会議で報告して議事録に残す。
山本氏は10月31日に開かれた秋の園遊会で、陛下にあいさつする際に手紙を手渡した。与野党から「非常識だ」との批判が相次ぎ、参院議運委理事会は11月1日から対応を協議。山本氏は岩城光英議運委員長の事情聴取に「猛省しなければならない」と述べる一方で、議員辞職は否定した。
天皇陛下に園遊会で手紙を手渡した無所属の山本太郎参院議員は5日、議院運営委員会の岩城光英委員長と国会内で会い、自らの行為を陳謝した上で議員辞職の考えがないことを伝えた。天皇の政治利用に当たるとして議員辞職すべきだとの指摘があることを踏まえ、岩城氏が意向を聴いた。
岩城氏によると、山本氏は「陛下に心労をお掛けした。猛省しなければならない」と謝罪の意向を示し「国権の最高機関の一員である自覚を深く持たなければいけないことを再認識した」と語ったという。
その後、記者会見した山本氏は「(参院選で投票してくれた)67万人近くの方と約束したことがある。職を辞するわけにはいかない」と強調。「国会議員になって3カ月、変化をもたらせない歯がゆさが自分自身を動かした」と釈明した。議運委としては山本氏に議員辞職の考えがないことが明らかになったのを踏まえ、8日までに処分を含めた対応を決める方針だ