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3者のプロモーション
「ロングステイ財団の名前が不動産開発に利用されているのでは?」
一般財団法人「ロングステイ財団」(東京都港区)の弓野克彦事務局長に疑念をぶつけると、「韓国観光公社と、『コビズ』(ロングステイ財団の海外公認サロン)と一体でプロモーションを進めている。名前を利用されたというのは当たらない」と否定する。
「コビズ」は、2009年設立の釜山にある医療観光会社(患者を病院に紹介する仲介業者)だ。日本からのツアー参加者は、釜山でのロングステイの相談窓口になるコンサルタント会社と思っていたが…。
財団によると、2年前、韓国観光公社の朴哲範名古屋支社長(当時は韓国観光公社釜山支社長)から「信頼できる会社」として紹介され、昨年1月から公認サロンにした。
入院で100万円!?
ロングステイと医療観光が、どうつながるのだろうか?
振り返ると、ツアーの見学内容も奇妙だった。
10月1日。脳卒中、がん、認知症、骨折後のリハビリなど治療中の高齢者が平均22カ月入院しているという療養病院を訪問した。
金額を聞くと、全額自己負担で1カ月50万~80万円。韓国の看護師は日本のように患者のケアはしないため、専属の介護人を雇うとさらに20万円ほどかかる。こんな所に入院する日本人はいないだろう。
ところが、病院側との意見交換会で、病院側は日本人参加者に「韓国でも日本の(国民)健康保険は使えますか?」と質問した
参加者の一人が「海外でも使えるが、日本の病院で治療するのと同等の範囲内。長期の入院は難しいだろう」などと答えると、病院側は一様にがっかりした表情を見せた。
すると、「日本の保険が使えるように書類に書くこともできる」。その言葉にあぜんとした。確かに海外旅行に出て、風邪などで海外の医療機関を受診した場合、書類をそろえ、国民健康保険の市区町村窓口に還付請求すれば、海外療養費として7~9割は還付される。しかし、医療目的として渡航した場合は使えない。
これは犯罪か!?
では、ロングステイ中にけがをし、韓国の病院で手術を受け、その後、長期入院した場合はどうだろうか?
患者と病院が結託したら海外療養費の不正請求を防ぐことは難しい。
不必要な治療を行うのも、書類を捏造(ねつぞう)するのも犯罪行為だが…。
改めて、釜山市の公式ホームページなどを読むと、参加したツアーは「海外患者誘致増大のため、日本の医療観光関係者招請」(9月30日発表)となっていた。
ロングステイ財団が募集した記者、旅行社、財団アドバイザーらの5人の参加者は、釜山市の資料では「医療視察団」となっている。韓国観光公社が一般募集したモニターツアー「ロングステイセミナーと散策」の参加者約20人は「医療関係体験団」だ。
つまり、日本では「ロングステイ」、韓国内では「医療観光」と使い分けるのが、ロングステイ財団と韓国観光公社、コビズの一体化したプロモーションらしい。
カネもうけ?
2009年から韓国は国策として医療観光に取り組み、病院の営業活動と登録制による仲介業者の患者誘致を推進。コビズは、その仲介業者の一社。韓国観光公社も大々的に韓国医療観光を呼び掛けている。
ロングステイ財団にコビズの業務内容を問うと、「コビズに聞いてください」。「釜山はロングステイ先としてふさわしいのか」と問うと、「釜山は医療機関もそろっている。正確な情報を提供したうえ、最終的に選ぶのはあくまでもお客さま」(弓野事務局長)。
医療観光を国策として推進する国々は「ロングステイヤー」=「医療観光客予備軍」として、公的医療保険があるうえに海外旅行保険にも入り、高額な医療費の支払いをいとわない豊かな日本人を「上客」と見なす。
一部の病院を取り巻くのは、患者の紹介や通訳、コンサルタント料でカネもうけをしようとする営利企業の場合もある。
ロングステイには気をつけよう-。今回の旅の教訓