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時代を見通す日本の基礎情報

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米慰安婦像設置、東大阪市議が抗議 グレンデール側は主張譲らず

今年7月、韓国以外で初めて「慰安婦」像が設置された米カリフォルニア州グレンデール市と姉妹都市提携している大阪府東大阪市の樽本丞史(たるもと・じょうじ)市議(45)=自民党=が15日、グレンデール市庁舎で同市の市議らと面会し像設置に抗議した。グレンデール市議らは韓国の主張に沿った歴史認識を重ねて示したという。

 グレンデール市議は計5人。このうち1人が1年ごとに市長を務めている。慰安婦像設置の採決には、ウィーバー市長を除く4人の市議が賛成しており、樽本氏は同日、賛成派の市議2人や市幹部らと面会した。

 関係者によると、樽本氏は、慰安婦像は一方的な情報を受けて設置された▽この問題は国際的な問題で地方行政が関わるべき問題ではない▽像の維持費は姉妹都市などが負担するとしているが、東大阪市は一切同意していない-などといった内容の抗議文を示した。

 グレンデール市議側は像維持費に東大阪市が同意していないということを受け入れ、ホームページに記載されている内容に「東大阪市は無関係」と分かるようにすると表明したという。

 しかし像設置が決まった当時、市長だったクィンテロ市議は「南京大虐殺」などといった言葉を使って日本の戦争責任に言及するなど、韓国側の主張に沿った認識を繰り返したという。

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