忍者ブログ

時代を見通す日本の基礎情報

日本を取り巻くアジア情勢の変化 世界の情報を辛口で伝える情報部ログ 世の中はめまぐるしくかわっていきます その中で取り残されない為の情報をお伝えします Changing Asian situation surrounding Japan Tell the world information by information Department log The world is rapidly mood In order not to lag behind in its informed the <a href="https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3BDZ68+72TSYA+4IRQ+5YJRM" rel="nofollow">なんでもまとめてお売りください!宅配買取「いーあきんど」</a> <img border="0" width="1" height="1" src="https://www19.a8.net/0.gif?a8mat=3BDZ68+72TSYA+4IRQ+5YJRM" alt="">

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

資産400億円、胡散臭すぎる中国の「反日」成金

El Presidente de chino, Corea del sur 3 Estados Unidos artículos de papel y mayor que el total de la cantidad de comercio trilateral de Japón-Corea del sur

今週の本コラムは、相変わらず調子に乗って傲慢(ごうまん)ぶりとトンデモぶりを増長させている中国を象徴するような出来事についてご紹介いたします。

 何かと人騒がせな中国の有名な実業家で、反日慈善活動家としても知られる陳光標(チェン・グァンビャオ)氏(45)が6月16日付の米紙ニューヨーク・タイムズと18日付の米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)に、「米国の恵まれない人々に無料の昼食と現金をプレゼントします」との内容の大広告を掲載したのです。

 「中国の慈善家は狂ったように高級品を買いあさる人々ばかりではありません。良い人々もいるというメッセージを米国人に広めたいんです」

 陳氏は今回の慈善活動の意図について、18日付の香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)電子版に対し、自信満々でこう答えました。

 さらに「中国には多くの裕福な億万長者がいるが、ほとんどは投資や政府との共謀、環境破壊などで富を得ました」と明言。「高級品、ギャンブル、売春には散財するが、それを恥じ、社会的責任を感じる誠実な人はほとんどいません。(恥ずかしくて)直視できません」と嘆きました。

 SCMPや米CNNテレビ(電子版)など、世界の主要メディアが呆れながら報じていますが、陳氏が計画している今回の慈善活動は、現地時間の6月25日、ニューヨーク市のセントラルパークにあるレストランで1000人の“貧しく家のない米国人”に昼食を振る舞うとともに、1人300ドル(約3万円)の現金を支給する、というものです(当日の模様などは後日ご紹介します)。

 陳氏がこの慈善活動に費やす額は100万ドル(約1億円)。ただし、参加するには、電子メール(必ずホットメールを使わねばならないらしい)で応募し、事前予約せねばならないそうです。

 そして、ニューヨーク・タイムズ紙が1ページ、WSJが半ページ分という大スペースの広告からは、自身の財力を誇示し、今回の慈善活動を自画自賛するかのような雰囲気が漂ってきます。

 嫌みなくらい勲章だらけのフォーマルなスタイルで微笑む陳氏の写真の左隣には、毛沢東(1893年-1976年)時代の人民解放軍の模範兵で、中国では無心の心で人民に尽くす手本で知られる雷鋒(らい・ほう)氏(1940年-62年)の写真。そして「中国の新時代の雷鋒」との文字が躍ります。まるで自分も中国の歴史上の大人物に仲間入りしたと言わんばかりです。

 さて、その陳氏とはどんな人物なのでしょう

一代で巨額の財を築いた反日慈善活動家としても知られる陳光標(チェン・グァンビャオ)氏(45)が6月16日付の米紙ニューヨーク・タイムズに掲載したニューヨーク市での慈善活動を告知する広告

一代で巨額の財を築いた反日慈善活動家としても知られる陳光標(チェン・グァンビャオ)氏(45)が6月16日付の米紙ニューヨーク・タイムズに掲載したニューヨーク市での慈善活動を告知する広告

1968年7月、中国東部の江蘇省に生まれた陳氏は、兄と妹が餓死するという壮絶な貧困生活を送りますが、10歳から水や氷菓子を売って一家を支えるという商才を発揮。90年に南京大学の医学部を卒業後、大学病院の勤務医などを経てビジネスの才能を開花させます。

「私は良い人だ」と印刷した空気の缶詰

 まず、漢方薬として古くから珍重されてきたキノコ「霊芝」の販売などで財を築き、2000年、南京市が古い展示場を解体した際、その解体工事に伴い大量に出てくる廃棄物の処理事業を任された際、廃棄物を使える物と使えない物に分類。使える物を別の業者に転売して巨額の利益を得ました。

 これに味をしめた陳氏は03年、廃棄物の分類やリサイクルに威力を発揮する最新機器をドイツから輸入。同業他社が持っていないこの機器を駆使し、産業廃棄物処理事業を本格的に立ち上げ、巨万の富を得ます。

 08年と09年には米経済誌フォーブスがアジア太平洋地域における主要な慈善家48人のひとりに陳氏を選出。そのフォーブスによると総資産は何と4億ドル(約400億円)!。まさにノリにノッている実業家兼大富豪といった感じです。

 そんな陳氏なのですが、けっこう毀誉褒貶(きよほうへん)が激しいことでも有名です。

 2008年の四川大地震ではすぐさま被災地入りし、多くの被災者に大金を配ったり、ブタやヒツジ計3000匹を贈呈。11年1月には台湾に出向き、貧しい人々や独居老人らに多額の義援金を配ったのはいいのですが、それに先立ち、義援金の札束を山のようにうず高く積み上げ、自身の活動を誇示…。11年3月の東日本大震災でも私設救援隊を率いて被災地入りするなど、慈善家としての顔をアピールする一方、昨年1月には大気汚染が深刻な北京などで「陳光標は良い人だ」と書かれた新鮮な空気入りの缶詰を販売するなどして失笑されました。巨額な過去の寄付についても地元メディアで“水増し疑惑”が報じられたことがあります。

 そして、われわれ日本人にとって看過できないのが、彼の反日活動です。

持論「尖閣…ハワイを日本領と主張するのと同じだ!」…中国紙も嘲笑

陳氏は2012年8月31日付のニューヨーク・タイムズ紙に「尖閣諸島は古くから中国に領有権がある」「日本人がハワイは日本領と主張したら、米国人はどう思うか?」という頭のおかしい屁理屈意見広告を掲載。

 その約1カ月後の10月10日には、反日デモで自分の車を壊された中国人43人にひとり1台ずつ新車を贈呈。ちなみに43台の購入費は総額500万元(約6200万円)也。

 さらに昨年8月には、またもやニューヨーク・タイムズ紙に「安倍晋三首相は靖国神社参拝をやめろ」と訴える意見広告を掲載しました。

 ここまで読めばお分かりの通り、やること成すことすべて、何かにつけて成金丸出しの売名行為的パフォーマンス。というわけで、今回のニューヨークでの慈善活動にも非難や失笑が目立ちます。

さすがに中国紙も「伝説級、ふざけ過ぎ」

 中国メディアの報道を調査している英コンサルティング会社、ダンウェイのディレクター、ジェレミー・ゴールドコーン氏はCNNに「陳氏はピエロだ。彼の慈善事業は単なる自己宣伝に過ぎないように見える」と指摘し、自身のツイッターで「(彼の数々の行動は)中国人民への最大の侮辱だ」と強く非難しました。

 実際、彼のパフォーマンス的慈善活動の数々については、当の中国でも「金の使い方を間違えている」といった批判が少なくありません。

 また、ニューヨークでの慈善活動の一件を伝える6月18日付英紙デーリー・メール(電子版)の記事の感想欄には「貧乏人はそもそもニューヨーク・タイムズなんか読んでないし、英国なら金持ちがメイドの衣装に着替えて300ドルをせしめるぜ」といった嘲笑混じりの投稿があふれています。

 しかし陳氏は一向に意に介していません。ニューヨークでの慈善活動に関し、中国で盛り上がる“貧しい同胞に手を差し伸べるのが先だ”との批判にも彼はこう反論しました。

 「米国の慈善家は中国の災害(の被災地)に寄付をするでしょう。なぜわれわれが貧しい米国人に手を差し伸べられないのですか?。それで両国の関係も改善するでしょう」

たかが新聞…「適正価格を出せば買える」「CNNも買収するよ」

開いた口がふさがりませんが、もっと凄いのは、余りにもニューヨーク・タイムズ紙を好き過ぎて、今年1月には何と、ニューヨーク・タイムズ紙の買収計画をぶち上げますが、ニューヨーク・タイムズ側に交渉どころか、その前段階の面会すら拒否され見事失敗。

 それでも全く懲りず、6月23日付サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)電子版によると、今度は「ニューヨーク・タイムズ紙のオピニオン欄のオーナー権かマネジメント権を取得するための交渉をしたい」と明言。「適正価格で買えないものは世の中にない」「私がもっと金持ちだったらCNNを買収するよ」と言い放ちました。さすがのSCMP紙も「彼のふざけた行為は伝説である」と嘲笑しています。

 慈善家を気取りながら、気に入らない言論や報道があれば金にモノを言わせ、媒体ごと買収してしまおうという薄汚い魂胆が見え見えですね。多額の寄付も相手のためではなく、あくまで自分のエゴを満たしたり劣等感を克服したりするのが目的なのもバレバレです。

 こうした札束で面を叩くような品性下劣な振る舞いや物の考え方は今のバブリーな中国そのものを象徴しているように思います。いくら経済大国に成り上がっても、国際社会で認められないのは当然でしょう。

拍手[0回]

PR