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東京電力福島第1原発の汚染水問題をめぐる、韓国の暴走が止まらない。科学的根拠もなく、福島県など8県からの水産物輸入を禁止したのに飽きたらず、日本産水産物を全面輸入禁止にしようとする動きが出ているのだ。日本政府は冷静な対応を要請し、世界貿易機関(WTO)への提訴も検討しているが、韓国側はどこ吹く風。反日妄想で理性もメルトダウンした隣国につける薬はどこにあるのか。
驚天動地の措置を求めたのは、韓国国会の調査機関である立法調査所。19日に発表した報告書で「福島など8県の水産物に対して輸入禁止措置を取ったが、国民の不安感は相変わらずだ」としたうえで、次のような結論を導き出した。
「日本産水産物への信頼が回復するまで、短期的に全面的な輸入禁止も考慮する必要がある」
朝鮮日報によると、韓国国内では、インターネット上で「日本の放射能流出量はチェルノブイリの11倍以上」「日本政府は放射線測定を禁止している」といったデマが拡散。鄭●原(チョン・ホンウォン)首相は先月2日、「悪意で噂を生み出す行為を突き止め処罰することで、根絶に努めよ」と関係省庁に指示したが、逆に猛烈な批判を浴びてしまった。
日本側は今月16日、水産庁部長を韓国に派遣し、「韓国側の措置は科学的根拠に乏しい過剰なものだ」と撤回を求めたが、首相の指示よりもネット上のデマを重んじる“お国柄”では、科学的かつ合理的な判断など求めようがない。