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とはいえ、森氏の全発言を読み返しても、元首相という肩書きを持つ人間がマスコミの前で発していい内容ではなかったように思う。結果のために文字通り命をかけているアスリートに対し、"東京五輪・パラリンピック組織委員会会長" という立場にある人間が向けるべき言葉が、森氏のボキャブラリーの中には存在しないのだろう。どうせなら清和会繋がりで馳浩議員辺りにも 「お前は肝心な時に技を受け損ねて死に掛けるよな! バックドロップごとき満足に受けられない2流レスラーだな!」くらいの言葉をかけて欲しい。
さらに森氏は「障害者のパラリンピックのためにまたソチに行けと言われてて嫌だ」としか受け取れない発言もしており、"ミスター神の国" の失言の切れ味はさすがである。ここまで隙だらけだと何故か憎めない。
さて、こう書くとまるでマスコミの報道姿勢に何も問題がないかのように聞こえてしまうが、間違ってもそうではない。むしろ「この程度は甘い」のである。 マスコミが本気を出すとこの程度では済まず、もっと手酷い捏造報道をヤラかすのだ。今回は私自身が受けた報道被害を例に、本気を出した大手マスコミ様がどこまでやるのかを説明しよう。
2007年7月6日にNHKで放送された『特報首都圏 ~ネットの"祭り"が暴走する~』という番組に出演した際に、ちょっと考えられない報道被害に遭った。
長い付き合いのNHKの番組ディレクターA氏から「別の制作チームが "ネット上の言論とネットウヨク"や"ネットの情報波及"に関する番組を作りたいと言ってるんだけど、基礎知識の段階から色々と教えてあげてくれない? 場合によっては出演もお願いするかも」と依頼され、結果的に次のように話がまとまった。
・NHKの番組スタッフにネットの基礎知識の部分からレクチャーする
※ただしこの部分は番組中に使わない可能性が高い
・ネットの情報波及やネットウヨク問題をメインに説明する
※放映されるのはこの部分のみになる可能性が高い
・当時ブームだった嫌韓流について何か一言
※知っている範囲の話だけでOK(場合によっては使わない)
と、ここまでは特に問題はないのだが、話がおかしくなってくるのは撮影当日。私はてっきり前述のA氏も立ち会ってくれると思っていたのだが、残念ながら別の仕事で出張との事で、渋谷のNHKスタジオ内には私と特報首都圏の制作チームのみ。撮影開始直後は事前の打ち合わせにあったように「インターネットってなあに?」という初歩的な部分から解説し、何か面白い話題が出たらカメラを回して言い直すといった作業が続いた。
ところが、撮影が始まって2時間ほど経過した辺りから、スタッフが妙に嫌韓流ブームに関する質問を投げてくるようになった。私は打ち合わせの段階で「嫌韓流のブームがネットを中心に巻き起こったのは事実だが、自分は全く関わってない。ブログでも取り上げなかったし、何かあったとしても友人との会話で少し名前が出たかな程度でしかない」と言ってあった。にもかかわらず「でも少しは嫌韓流の話題をブログに書いたりしたでしょう?」と、露骨に何か目的がある風な、言い換えると "発言の一部分を抜き出す気マンマン" な雰囲気を出して来たのだ。
さらには「仮にネットには書かなかったとしても、友人との間で嫌韓流について喋ったりしたでしょう?」とまで聞かれ、もはや番組タイトルにある「ネットの"祭り"」の部分すらすっ飛ぶ始末だった。仮に私が友人との電話で嫌韓流について話をしていたとして、それがネットの祭りとどう関係あるというのだろう?
結局その後の撮影は私から何とか"目的の言葉"を引き出したいNHKスタッフと、それを察知して意地でも口を割らない私という図式になり、撮影開始当初のスムーズさが一転した。インタビュワー役のアナウンサーがあの手この手で嫌韓流の話題だけを私にふり、それに対して「知らぬ存ぜぬ」としか答えず、そればかりを延々と繰り返すだけという不毛な時間......。NHK入りが20時、取材開始が21時で、解放されたのはなんと日付けが変わった夜中の1時である。付き合いの長い知人の依頼だからとホイホイ安請け合いした私も悪いが、テッペン越えまで撮影を引っ張った挙句にノーギャラでタクシーチケットもくれないとは、さすが天下のNHK様だ。局の粗品と弁当だけで請けるにはヘビー過ぎる内容である。
それから放送日までの間に番組ディレクターから何度も何度も電話で追加取材をされ、聞かれる内容は決まって嫌韓流の事ばかり。さすがに頭にきたのでそもそもの依頼主のA氏に苦情を言うと「別チームの話だからボクには発言権がないんだよ。一応注意はしておくけど申し訳ない」とツレないお返事。
モヤモヤしながら放送当日を迎えると、なんと19時放送の番組だというのに午前11時にまたも番組ディレクターから電話。そこで 「荒井が嫌韓流の情報をブログで流して読者に広く伝えて行ったという説明を入れたい」と本音を言われ、番組スタッフがどういう目的でこの番組を作ったのか察知した。その場では半ばキレ気味に「嫌韓流を話題にした事など一度もない。間違っても嫌韓流ブームを仕掛けたブロガーみたいな取り上げ方はするな。そもそも荒井禎雄・嫌韓流で検索しても何もヒットしないんだから、即座に捏造とバレるだろう?」と念を押して電話を切ったのだが......。
それでは実際の番組中に私がどのような登場の仕方をしたのか皆さんに確認して頂きましょう。
「(ナレーション) この祭りに参加していた荒井禎雄さんです。 荒井さんはこの掲示板とは別に自分の意見を公開するブログを持っています。(※1) 荒井さんのブログには1万人の読者がいます。(※2) ここでその本を推薦しました。 荒井さんは他のブログ仲間にもこの本のことを伝えました。(※3) 仲間がブログに書き込むことで効果的に情報が広がっていったのです。(※4)」
まずキャプチャー画像の説明から。画像中にある2ちゃんスレは嫌韓流にかんする物らしいが私とは無関係。続いてオレンジや赤のイラスト部分は、私がネット上の情報拡散の仕組みについて説明した部分を図にしたと思われる。
※1 「この掲示板とは別に」 の意味がわからない。 私は2ちゃんの嫌韓流スレなど所有した覚えはない。
※2 過去にはユニークで1日80,000くらいあった時期もありますが、この当時は5,000程度でした。 恥ずかしいので微妙な水増しはしないでください。
※3 いやだからお前さ......。
※4 オレはあれか? ネットの総会屋か何かか?
という訳で、何度も何度も念を押したにもかかわらず、私はNHKの捏造報道により「嫌韓流ブームを仕掛けたパワーブロガーの荒井さん」として全国のお茶の間にブサイクな面を晒すハメになったのです。
おそらくこの放送の趣旨は初めから「匿名のネット民が社会を荒らしている」といったところだったのだろう。そこで大きな話題となった弁護士に対する集団懲戒免職請求(橋下が失職するキッカケになったアレ)や嫌韓流ブームを中心に据えて、ネット民の右傾化傾向についても触れたかったと。それらを繋ぐパーツとして利用されたのが私だったのだ。最初から目的ありきの"相手の失言を目当てにした取材"である。そしてその"失言の引き出し"に失敗したから、私の発言を好き勝手に繋ぎ合わせ、足りない部分はナレーションや図を追加するといった方法で捏造したのだ。
この時のNHKの手法に比べたら、森元首相は自分が発した言葉を拡散されただけである。口の悪いオッチャンが勝手にまくし立てただけなのだから、マスコミが失言を目的として無理やり聞き出したという事でもないし、取り立てて報道姿勢に問題があるとは言えまい。
という訳で、NHK女性ディレクターの北原さん。今も社に残っているかどうか存じませんが、数年経った今も謝罪をお待ちしております。 電話番号は変わっておりませんので、お気軽にご連絡ください。
Written by 荒井禎雄
Photo by 実況ニュースサロンのまとめ記事より
(http://jikkyonews.blog109.fc2.com/blog-entry-37.html)
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