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レーダー照射やいわゆる「元徴用工」問題を解決せず、日本の半導体素材の輸出管理強化にも猛反発する韓国。漫画家の黒鉄ヒロシ氏(73)がテレビ朝日系の情報番組で「断韓」の2文字を掲げたことが話題を呼んだ。ネット上では「スタジオに韓国語が流れた」「司会者がコメントを遮った」との憶測も出るなか、黒鉄氏が夕刊フジの取材に真相を語った。
19日のテレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」での一幕。対立する日韓関係がテーマで、コメンテーターとして出演した黒鉄氏は、フリップに2度の朝鮮出兵を行った豊臣秀吉のイラストを描き、その横に「断韓」と書いた。
そして「日本人全体が堪忍袋の緒が切れた。だから(韓国とは関係を)1回、切っちゃう」と述べたところ、スタジオから3、4秒間、韓国語のような音声が流れ、司会者が発言した。ネット上では「なぜか黒鉄さんを遮るようにスタジオで韓国語が飛び交っている! なんだこれ!」などと疑問の声が集まった。
スタジオで何があったのか。夕刊フジが黒鉄氏に確認すると「スタジオ内で韓国語は聞こえていなかった。後で説明を受け、音声切り替えのミスだと聞いており、陰謀めいたものなどない。コメントが遮られたという可能性もゼロだ」と完全否定した。
その上で、悪化する一方の日韓関係について改めて尋ねると、「朝鮮の時代からあの国は、ずーっと同じだ」と黒鉄氏。
昨年12月の韓国海軍駆逐艦が海上自衛隊機に火器管制用レーダーを照射した問題では、韓国側はレーダー照射を認めず、海自機の方が威嚇的な低空飛行をしたとして、BGM付きの動画を“証拠”として公開した。黒鉄氏は「否定すると、そのこと自体なかったかのように思い込めるという特徴がある」と痛烈に批判した。
いわゆる元徴用工訴訟での日本企業敗訴の異常な判決が相次いでいることをめぐっては、「(第二次世界大戦中)韓国は併合されていたのであって、日本が植民地化したわけではないため、そもそも徴用工など存在しない」と言い切る。
日本政府が半導体関連素材の対韓輸出管理を強化したことについては、日本経済への打撃を懸念する声もあるが、「経済よりも大事なものがある」と黒鉄氏。
将来的な韓国との付き合い方には「韓国をあやしてあげる時代は終わった。あのような変な国と付き合う時代も終わった」と日韓関係を断つことを提言した。