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時代を見通す日本の基礎情報

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孤立化が進む韓国習近平氏の訪韓白紙化は韓国への警告か

2019年5月27日、米華字メディアの多維新聞は、韓国紙・朝鮮日報の報道を引用し、「米中貿易戦争の激化により、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席の6月訪韓は中止になったことが分かった」とした上で、「習氏の訪韓白紙化は、韓国政府に対する警告だとの見方も出ている」と報じた。

それによると、朝鮮日報は「韓国政府は6月28日から29日に大阪で開催される主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)前後の習近平主席訪韓を推進してきた」とした上で、「だが米トランプ政権が中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)との取引を遮断し、韓国など同盟国に対して『中国孤立作戦』を本格化させたことが流れを変えた」とした。

朝鮮日報によると、ソウルの外交消息筋は「中国は当面、訪韓で得られる実益がないと見ている」「中国は当分の間、米国を相手とする問題に力を集中させる方針だ」などの見方を示しており、中国のこうした動きは、貿易戦争やその他の紛争で米国に追従すべきでないという韓国への警告と見なされているという。

韓国・聯合ニュースによると、韓国の李洛淵(イ・ナクヨン)首相は今年3月、中国海南省博鰲で李克強(リー・カーチアン)首相と会談した際、6月に日本で開かれるG20サミットに合わせた習主席の訪韓を要請していた

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