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第一次世界大戦の「地中海の守護神」 日本海軍兵曹 英ポートランド島で追悼

二代目いずも

【ポートランド島(英国)=岡部伸】第一次世界大戦で同盟国英国の要請を受け、マルタを拠点にドイツの潜水艦による無差別攻撃から連合国の民間輸送船を護衛して、「地中海の守護神」と呼ばれた旧日本海軍「第二特務艦隊」の海軍兵曹が停戦後、帰国を前に英南部ドーセット州ポートランド島の英海軍基地内で不慮の水死をして100年目にあたる15日、在英日本大使館の野間俊英防衛駐在官ら日英の海軍関係者らが追悼式を行った。

 同基地内の「英連邦墓地」に、「原田浅吉海軍2等兵曹」の墓碑があり、地元に住む英国人大学生、ジェッド・グラントさん(22)から昨年9月、鶴岡公二駐英大使に「『原田兵曹』が逝去して来年100周年だが、何らかのお供えをしたい。彼は忘れられていないことを日本の遺族に知らせてほしい」とのメールが送られた。

野間駐在官が防衛研究所に問い合わせたところ、初代、巡洋艦「出雲」に乗船していた原田兵曹は、1918年11月11日の停戦後、帰国の途に就く前に19年2月に英国ポートランド島に立ち寄り、同15日、行方不明となり、6月6日、溺死体で発見されたことが判明した

 さらに原田氏の出身地の長崎県で孫にあたる原田修二さん(85)が長崎市に居住していることがわかった。修二さんは、「現地の方々がこれほどまで大切にしてくださることをありがたく思う」と語った。

 追悼式では、野間駐在官が「原田氏の墓碑を大事にしてくれたことに感謝したい」と挨拶、グラントさんは、「国のために戦った人は尊敬されて眠るべき」と答え、英海軍参謀本部のジョン・ハルロイド中佐は、「日英が深く協力していた象徴。現在も交流を深めたい」と述べた。

 巡洋艦「出雲」を旗艦に駆逐艦12隻からなる第二特務艦隊は、78人の戦死者を出しながら、わが身の危険を顧みない献身的な護衛を行い、英国では「地中海の守護神」と称賛された。英国王は勲章を授与し、英議会では日本語で「バンザイ三唱」が行われた。

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