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日本を取り巻くアジア情勢の変化 世界の情報を辛口で伝える情報部ログ 世の中はめまぐるしくかわっていきます その中で取り残されない為の情報をお伝えします Changing Asian situation surrounding Japan Tell the world information by information Department log The world is rapidly mood In order not to lag behind in its informed the <a href="https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3BDZ68+72TSYA+4IRQ+5YJRM" rel="nofollow">なんでもまとめてお売りください!宅配買取「いーあきんど」</a> <img border="0" width="1" height="1" src="https://www19.a8.net/0.gif?a8mat=3BDZ68+72TSYA+4IRQ+5YJRM" alt="">
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米軍と中国軍が、東アジアでにらみ合っている。米海軍は4日、南シナ海に世界最強の原子力空母「ロナルド・レーガン」と「ニミッツ」の2隻を派遣し、近年最大級という演習を実施した。一方、中国軍は6日までに、南シナ海に加えて東シナ海と黄海で軍事演習を行った。両軍が同時期に、同海域で軍事演習を行うのは極めて異例。中国発の新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)や、香港への「国家安全維持法」施行などをめぐり米中対立は激化している。ドナルド・トランプ米大統領と、中国の習近平国家主席は、それぞれ一歩も引かない姿勢を示したといえそうだ。 ◇
「中国固有の領土であり、軍事演習は主権の範囲内だ」
中国外務省の趙立堅副報道局長は先週、こう強弁していた。
中国軍は1日から、南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島周辺に加えて、東シナ海と黄海でも軍事演習を実施した。
国営中央テレビは「三大戦区の海軍が実戦演習を行った」と、南部、東部、北部の3戦区の部隊が同時期に演習を実施したことを伝えた。ミサイル駆逐艦などが投入され、火力を使用する映像も公開された。東シナ海では、ヘリコプターによる偵察や、船舶の臨検、拿捕(だほ)の訓練も行ったという。
有事の際は軍の指揮下に入る中国海警局の公船は、沖縄県・尖閣諸島周辺海域に連日侵入し、領海侵犯も繰り返している。今回の中国軍の演習内容から、尖閣周辺での日本漁船拿捕も念頭に置いている危険性もある。
東アジアでの軍事的覇権を強める中国に対し、トランプ大統領率いる米軍は明確な対抗姿勢を打ち出した。
米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)を拠点とする原子力空母「ロナルド・レーガン」を中心とする空母打撃群は、同空母「ニミッツ」とともに4日、南シナ海で軍事演習を実施した。演習内容は、艦載機の離着艦などが含まれるもようだ。
中国は南シナ海の大半の領有権を一方的に主張し、岩礁を埋め立てて軍事拠点化するなど、覇権を急速に強めている。
中国軍による軍事演習について、米国防総省は2日、「領有権が争われる海域での演習は緊張緩和の取り組みに逆行するものだ」「南シナ海の情勢をさらに不安定化させるだろう」と批判する声明を発表していた。
米空母2隻による大規模演習は、米国が「自由で開かれたインド太平洋地域」という理念の下、南シナ海での航行の自由を死守する立場を同盟・友邦諸国に明示する狙いがある
。
米軍当局者は「国際法の許す場所であればどこでも飛行し、航行し、活動できるという全ての国の権利を守るための行動だ」と強調した。
トランプ氏は米独立記念日の4日、ホワイトハウスでの演説で、新型コロナウイルスの感染拡大は「中国に全面的な責任がある」と批判。香港への「国家安全維持法」施行をめぐっても、米中対立は激化している。
米軍と中国軍が同時期に、同じ海域で軍事演習を行うのは極めて異例。緊張は次の段階に進もうとしているのか。
評論家で軍事ジャーナリストの潮匡人氏は「米中両国とも、相手を意識した軍事的意図があることは明らかだ。コロナ禍で米軍の活動が低調になったなか、習主席率いる中国は南シナ海だけでなく、台湾の防空識別圏に中国空軍が侵入するなど従来にないほど影響力を強めた。米軍も『力の空白』をつくらないために黙視できない。トランプ氏としては、弱腰とみられないよう国内へのメッセージもある。日本も言葉だけでなく、『日米での共同訓練』など、力という目にみえる形で、わが国の領土を守る意思を示すべきだ」と語った。
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主人公は遠藤正己さん(68歳)。職業は「駒師」将棋の駒を作る職人だ。遠藤さんは元々、居酒屋を経営していた。しかし、44歳の時、最愛の妻を交通事故で突然亡くすと店の経営は傾き、無職となってしまう。再就職先を探すも連戦連敗、20以上の職を転々とする。59歳で始めたのが将棋の駒づくりだった。そこからわずか数年で、将棋界最高の舞台であるタイトル戦に自作の駒が採用されるまでになる。人生終盤に輝くヒントとは?
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朝鮮人民軍(北朝鮮軍)は今年に入って、苦しい戦いを強いられている。韓国や米国とではない。病魔との戦いだ。
今年1~2月、中国と国境を接する平安北道(ピョンアンブクト)、慈江道(チャガンド)、両江道(リャンガンド)、咸鏡北道(ハムギョンブクト)に駐屯する国境警備隊では新型コロナウイルスと思しき症状で180人が死亡。3~4月には、一部の部隊で組織が機能しないほどの状況に陥った。
(参考記事:「コロナ感染で部隊が壊滅」北朝鮮軍、中朝国境で)
栄養失調がまん延する北朝鮮軍が感染症に襲われたら、そのダメージは計り知れない。
(参考記事:北朝鮮「骨と皮だけの女性兵士」が走った禁断の行為)
一方、軍関係のデイリーNK情報筋によると5月末、軍事境界線を挟んで韓国と向かい合う江原道(カンウォンド)に駐屯する第1軍団に所属する兵士が、バタバタと倒れる事態が起きた。症状は高熱や下痢。幸いにしてコロナではなく、別の伝染病のパラチフスだったが、軍当局は対応に四苦八苦している。
厚生労働省の資料によると、パラチフスはパラチフスA菌の感染で起きる全身性感染症で、患者や無症状病原体保有者の排泄物やそれに汚染された食品、水、手指から感染する。衛生状態のよくない開発途上国で蔓延しており、抗生剤の投与で治療するが、適切な治療が行われないと死に至ることもある。
先月22日に人民武力省から報告を受けた金正恩党委員長は、「第1軍団で急に流行したパラチフス性ウイルスによる部隊の戦闘力悪化の問題を解決せよ」との指示を下した。これを受けて朝鮮人民軍の総参謀部の作戦局8処、人民武力省の軍医局、後方局の責任イルクン(幹部)が集まり緊急会議が行われた。
補給を担当する後方局が上げた報告は、治療するための薬品がほとんどないということだった。これを受けて薬品10箱が第1軍団に支給された。しかし、軍当局はこの薬品ではまともに治療ができないと見ている。絶対的に量が不足しているためだ。そこで、指揮官は部下の兵士に「実家に薬を送ってくれと電話をかけろ」と命令した。
朝鮮人民軍は、慢性的な食糧不足に苦しめられており、兵士たちは副業地とよばれる部隊付属の畑で野菜を育てたり、実家から食べ物の差し入れをもらったりして、栄養失調にならないようにしているが、高価な抗生剤まで親に頼る羽目になってしまった。国を守る任務に付いている兵士が、結果的に親のスネをかじることになっているのだ。
第1軍団は、大々的な消毒を行うと同時に、病院と軍医所に石炭を供給した。オンドル(床暖房)で暖めれば病原菌がいなくなるだろうという、民間療法のようなものだ。また第2、4、5軍団でも消毒作業が行われた。
パラチフスは軍官(将校)の住む社宅でも蔓延しているが、国からの支援の対象からは外れているため、「自力更生式治療」を行っていると情報筋は伝えたものの、その内容には触れていない。
おそらく、民間療法を使ったり薬を自作したりして治療に当たっているものと思われる。北朝鮮の医師は、薬草、小麦粉などを使って抗生剤を製造し、患者に投与している。
(参考記事:穀物から医薬品を製造する北朝鮮医師の離れ業)
患者を助けようとする医師の懸命の努力が悲惨な結果を生むこともある。昨年、両江道の三池淵(サムジヨン)の病院では、農薬を処方して患者に投与し死なせた医師が、処刑されている。
(参考記事:当直医の死で幕を閉じた北朝鮮「恐怖病棟」での出来事)
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白人警官による黒人男性殺害から始まった抗議行動と暴動、その後の米国は平等主義が極端になる一方でヘイトクライムが疑われる不気味な事件が続いている。
極端な平等主義の現れとしてこのところ目立つのが各地での銅像の撤去だ。人種差別主義だった、というレッテルを貼られた歴史上の人物の銅像が次々に引き倒されている。その中には「新大陸発見」(発見ではなく単にネイティブ・アメリカンの土地を侵略した)コロンブスも含まれる。
またプリンストン大学では学舎の一部につけられていたウッドロウ・ウィルソン大統領の名前を外すことを決定。他にも多くの大学が人種差別主義者だった、と見なされる人物の名前を冠した建物を名称変更する動きが続いている。
その一方で、暴動後に立て続けに黒人、ヒスパニックの人々ばかりが6人も首吊死体で見つかる、という事件が起きている。場所はポートランド、ロサンゼルス郊外、ヒューストン、ニューヨークなどバラバラで、男性が4人、女性が1人(ただし男性を名乗っていたが実際には女性だった、というケース)、そして少年が1人だ。最初の遺体が見つかった時は自殺と断定されたが、その後も同様の事件が相次ぎ、ヘイトクライムによるリンチ殺人なのでは、という見方が出てきている。
特にヒューストンでは3日間に2人の男性の首吊が見つかり、住民が疑心暗鬼になっている、という。これとは別にロサンゼルスの西、サンタモニカでは黒人男性の射殺死体が見つかったが、男性が銃を所持していたことでやはり自殺と断定された。しかし公園や学校のグラウンド、といった目立つ場所で立て続けに自殺が起こるものなのか。黒人をリンチして木に吊るして殺害する、というのは人種差別が激しかった時代に行われていたことで、黒人がそのような死に方を選ぶものなのか、という疑問もある。
さらには今回の暴動の引き金となったジョージ・フロイドさんをはじめ、「警察官に殺害された」黒人犠牲者6人の写真が吊るされる、という事件まで起きた。首吊事件にヒントを得た愉快犯なのか、それとも別の意図があったのかは不明だが、このような行動が人々の怒りにさらに火をつけている。
そんな中、BLM(黒人の命も大切だ)運動のニューヨーク地区指導者であるホーク・ニューサム氏がテレビでのインタビューで「もしこの国が我々が求めるものを与えないのなら、この国のシステムを焼き払って新しいシステムを作る」と発言し話題となった。ニューサム氏は1960年代の黒人による暴動に言及し、その後黒人の所得は激増し、住宅購入数も増えた事実に言及。また今回の暴動により「全国で8人の警察官がクビになった」とも語った。平和的な抗議行動では誰も耳を傾けない、暴力的な行動に出て初めて国もまともに対応する、という意味である。
警察側の被害も大きい。全国に広がった暴動により、死傷した警察官は400人以上に上る。またラスベガスなど複数の都市で警察官が射殺される事件も起きた。中には明らかにジョージ・フロイド事件の報復と見られる、単に白人警官である、という理由だけで殺害された人もいた。
これに対し怒りをあらわにしているのが白人至上主義者だ。上記の首吊では輪縄という結び方が使われていたが、この輪縄(Noose)は黒人へのリンチと同義語だった。ジョージ・フロイド氏が膝で首を圧迫されて殺害されたことに対し「膝は新しい輪縄だ」というプラカードを掲げる白人至上主義者が現れた。KKK(クー・クルックス・クラン)の扮装をして抗議デモに車で突っ込んだ者もいた。
トランプ大統領は暴動を扇動したのは極左主義者のアンティーファだ、と糾弾したが、米国内には白人至上主義団体によるアクセレレーショニズム(混乱を引き起こし自らの主義を推進しようとする考え方)も一部の暴動に関わっていた、との見方もある。つまり左右の極端な主義団体が国の混乱を煽っていた、ということになる。
極右と極左、黒人を含む有色人種と白人、という2つの対立構造が明確になりつつある。ここで問題なのは、極右と白人にはトランプ大統領、という掲げる対象がいるが、極左と有色人種には象徴的な人物がいない、という点だ。黒人の支持率が高いと言われるバイデン氏だが、政治的立場は中道でありヒスパニックにも人気がない。つまり対立軸としては弱い存在だ、という点だ。この分断の深さが今年の大統領選挙にどう影響するのか、今後も注視が必要だ。