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時代を見通す日本の基礎情報

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W杯決定「しびれた」 「ニッポン」夢一丸、歓喜に包まれ

W杯出場を決めてスタンドに挨拶する日本代表イレブンに、サポーターは熱狂的な歓声で応えた=31日夜、埼玉スタジアム(川口良介撮影)W杯出場を決めてスタンドに挨拶する日本代表イレブンに、サポーターは熱狂的な歓声で応えた=31日夜、埼玉スタジアム(川口良介撮影

31日に行われたサッカーの2018年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦。日本代表の背中を押し続けたサポーターらは6大会連続6度目のW杯出場に喜びを爆発させ、本大会が行われるロシアでの活躍に期待を膨らませた。


 この日、埼玉スタジアム(さいたま市)に詰めかけた観客は約5万9000人。サムライブルーで青く染められたスタンドは、「ニッポン」コールで選手を勇気づけ、W杯行きを決定づけるMF井手口陽介の豪快な2点目のミドルシュートで興奮は最高潮に。試合終了のホイッスルが鳴り響くと、地鳴りのような歓声が上がった。


 新潟市から応援に訪れた自営業、外山真由美さん(36)は「スタジアムが一体となって応援していた。これほど気持ちのいい試合は最近なかった」と興奮冷めやらぬ様子。「積み重ねてきた努力や経験が力となって発揮された証し」と選手の健闘をたたえた。


 サッカーを習っているという埼玉県入間市の小学3年、小野泰成(たいせい)君(8)は「井手口選手のシュートを目の前で見られてうれしい。しびれた」。弟で小学1年の晃大(こうだい)君(6)も「必ずロシアまで応援に行く。W杯でも活躍して」と思いをはせた。



 スタンドには黄色のユニホームに身を包んだオーストラリアのサポーターの姿も。東京都新宿区の会社員、トニー・フラナガンさん(49)は結果に失望しながらも、「日本の選手はすばらしかった。オーストラリアも一緒にW杯に出られるよう応援しつづけたい」と話した。

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