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12日午前10時(日本時間)、シンガポールのカペラホテルで、ドナルド・トランプ米大統領と、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が会談する-。
この歴史的な米朝首脳会談開催に至るまでに行われた事前の高官協議で、外交関係者の注目を集めた一人の女性がいる。
労働党統一戦線部の金聖恵(キム・ソンヘ)策略室長(51)である。正恩氏の、トランプ氏宛の書簡を持参した金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長(統一戦線部長)の訪米(5月30~6月2日)で、その存在がクローズアップされたのだ。
英哲氏は北京経由でニューヨーク入りした5月30日夜、それまでに2回会談しているマイク・ポンペオ国務長官と会食した。そして、聖恵氏が表舞台に登場したのは翌日のポンペオ・英哲会談からだった。
米側出席者は、ポンペオ氏、マーク・ランバート同省朝鮮部長、米側のキーマンであるアンドルー・キム米中央情報局(CIA)コリア・ミッションセンター長である。
北朝鮮側出席者は、英哲氏、崔光一(チェ・ガンイル)外務省北米局副局長、そして、聖恵氏だった(米朝双方の通訳が同席)。
英哲氏一行が6月1日午前に米側が用意したSUVで陸路ワシントンに移動するころから、聖恵女史が常に傍らにいることから俄然(がぜん)、耳目を集めるようになった。
トランプ氏は同日午後、ホワイトハウスの大統領執務室(オーバルルーム)で、英哲氏と約90分間会談した。
聖恵氏は、トランプ・英哲会談には同席しなかったが、その後、トランプ氏が車寄せまで見送った際も離れないなど、明らかにカメラアングルを意識していた。
では、彼女の役割は一体何なのか。一言でいえば、正恩氏の妹、金与正(キム・ヨジョン)氏の名代である。
与正氏の公的肩書は労働党宣伝扇動部第1副部長に過ぎないが、実態は日本の官房長官である。
その与正女史が北朝鮮の事実上のナンバー2であり、「チーム金与正」が対米融和路線への大転換を主導してきたのだ。
そして、同チームの実務責任者が聖恵氏である。だからこそ、本来は対南(韓国)工作機関である労働党統一戦線部が、米側の情報機関であるCIA(中央情報局)を事前協議の相手として受け入れているのだ。
米朝首脳会談の実現は、両国の情報・工作機関がおぜん立てした。日本にはそうした組織がないため、日朝首脳会談がなかなか実現しないと断じるのは言い過ぎだろうか。 (ジャーナリスト・歳川隆雄)