忍者ブログ

時代を見通す日本の基礎情報

日本を取り巻くアジア情勢の変化 世界の情報を辛口で伝える情報部ログ 世の中はめまぐるしくかわっていきます その中で取り残されない為の情報をお伝えします Changing Asian situation surrounding Japan Tell the world information by information Department log The world is rapidly mood In order not to lag behind in its informed the <a href="https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3BDZ68+72TSYA+4IRQ+5YJRM" rel="nofollow">なんでもまとめてお売りください!宅配買取「いーあきんど」</a> <img border="0" width="1" height="1" src="https://www19.a8.net/0.gif?a8mat=3BDZ68+72TSYA+4IRQ+5YJRM" alt="">

スポーツの世界に政治を持ち込む非常識な韓国

キム・ヨナの銀メダル採点をめぐり波紋が広がる韓国。だが大会全般の不振を問う“戦犯”探しも熱を帯びている。兆候は大会第11日(17日)あたりから見られた。この時点でのメダルは3個。五輪前は前回バンクーバー大会(金6・銀6・銅2)に匹敵するメダル獲得を目指しただけに、韓国メディアは「日本より(メダル総数は)下」と屈辱に打ちひしがれ、批判の矛先は“お家芸”のショートトラックに向いた。人材流出も絡み、穏やかではいられないようだ。

 “事件”は、まず13日の女子500メートルで起きた。金メダルを期待されたパク・スンヒが、スタート直後に先頭に立ったものの続くアリアナ・フォンタナ(イタリア)との間にアリス・クリスティ(英国)が割り込んだことから3選手が転倒。クリスティはパクより先にゴールしたが、失格となり、4番目にゴールしたパクが銅メダルを獲得した。クリスティはフェイスブックで「接触は故意ではなかった」と謝罪したうえで、パクにも謝意を表した。

 しかし韓国ネットユーザーらはおさまらない。「パク・スンヒの金メダルを奪った」「彼女の4年間を台なしにした」「韓国人は永遠に許さない」など非難が殺到。中には「殺してやる」といった脅迫まで寄せられ、クリスティはいたたまれずフェイスブックを閉鎖してしまう。英国メディアは「韓国ファンが中心となった攻撃が理由」と報じた。同じ英国人である国際オリンピック委員会のマーク・アダムス報道官は「明らかにやりすぎだ」と語った。500mフィニッシュ後に、ロシア国旗を手にするアン(AP)

500mフィニッシュ後に、ロシア国旗を手にするアン

韓国メディアはソチ五輪を前に、米スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」が行った韓国のメダル獲得数予想を紹介。「金5・銀5・銅3」の「総合順位8位と予想された」と紹介、国民も8割方が「3大会連続で総合10位以内」と期待し、大いに盛り上がっていた。ところが、前述の通り、現実は厳しく、大会11日時点で「目標達成は厳しい」と早くも“終戦宣言”が出ていた。

 そうなると始まるのが、原因分析という名の“スケープゴート”探し。韓国メディアが問題点に挙げたのが、苦戦したショートトラック。バンクーバー五輪まで金メダル19個を獲得した「伝統の孝行種目」だっただけに憤りは強い。パク・スンヒは金メダルを逃したが、批判の矛先は男子だ。メダルゼロに終わったうえ、かつてメダルを量産した選手をロシアに帰化させてしまい、あろうことか、ロシア代表として目の前でメダルを量産されてしまったからだ。

 ソチ五輪ショートトラックの寵児となった観もあるビクトル・アン(韓国名アン・ヒョンス)について、中央日報(電子版)は「派閥争いの末に、ロシアに帰化した」としたうえで「大韓氷上競技連盟に対する非難の声はさらに大きくなっている」と伝えた。

 ロシア代表となったアンは、まず男子1500メートルで銅メダルを取る。勢いは増し、15日の1000メートルで金メダルを獲得すると、22日には500メートルと5000メートルリレーで立て続けに優勝し、金3、銅1を第2の故郷にもたらした。対する韓国男子は5000メートルでイ・ホソクが転倒し、決勝にも進めなかった。

アンの活躍については、銅メダル獲得直後に朴槿恵大統領が「人材流出」を取り上げて連盟に苦言を呈したが、その後の活躍と韓国男子勢の不振とで不満や怒りはマグマのようにたまっている可能性が高い。大会終盤は、キム・ヨナの銀メダル採点に絡む不満の方が目立つが、不甲斐ないショートスケート選手たちには、当初から韓国のネットで「金メダルを取らせるために税金を払っているのに転倒するとは。いっそ死んでくれ」「帰国せずそのまま黒海で飛び降り自殺しろ」などと激しい言葉が飛び交っていた。

 韓国ショートトラック界に派閥争いなどの内紛が絶えず、人材の流出が食い止められなかったことが「崩壊の原因」と指摘した海外メディアもあった。4年後には平昌冬季五輪の開催国となる韓国、あまり取り乱れて欲しくはないが、フィギュアとショートトラックをめぐり揺れ動くことになりそうだ。

拍手[0回]

PR