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時代を見通す日本の基礎情報

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ホワイトハウスを激怒させた韓国サムスン姑息広告

来春から使用する日本の小学校の社会科教科書が島根県の竹島を「日本固有の領土」と初めて明記しました。

 日本国内だけでなく、国際社会の観点から見ても当たり前過ぎてそもそもわざわざ書く必要もないのですが、竹島は昔から日本国の領土なわけで、今まで教科書に載っていないことが異常事態なのです。

 ところが相変わらず韓国はこの件について「竹島は韓国固有の領土」と寝言をほざき、日本政府に「強引な主張を繰り返すことは、日本が帝国主義の侵奪の歴史から抜け出せていないことを示している」と意味不明のたわ言を繰り返しています。

 しかし、こういう品性下劣な国民性がいよいよ、国際社会からも愛想を尽かされようとしているのです。今回の本コラムは、それを如実に示すエンターテインメント業界絡みの興味深い出来事をご紹介します。

わざわざ「わが社のスマホだ」と520万人にリツイート

 4月2日付AP通信や4月3日付米紙ボストン・グローブ(電子版)など、多くの欧米メディアが呆れながら報じていますが、韓国を代表するあのサムスン電子が、あろうことか、バラク・オバマ米大統領(52)を勝手に自社製品の“広告塔”に使ったことがわかり、ホワイトハウスを激怒させたというのです。

 事の発端は、2013年の米大リーグのワールドシリーズを制したMLBボストン・レッドソックスの選手たちが4月1日に実施したホワイトハウスへの表敬訪問でした。

 ここでこの年のMLBの最優秀選手に選ばれたレッドソックスのスター選手、デビッド・オルティーズ氏(38)が自分のスマートフォン(多機能携帯電話)で、笑顔のオバマ大統領との“自撮りツーショット写真”を撮影しました。

 そしてその写真を自分のツイッター(簡易ブログ)に投稿。その投稿は彼のフォロワーによって約4万回、リツイート(共有)されたのですが、サムスンは何と「2人の撮影に使われたのは、わが社のスマホ、ギャラクシーシリーズの『ノート3』である」とのコメントとともに、オルティーズ選手のこの投稿を約520万人のフォロワーにリツイート(共有)したのです


表敬訪問時、自分のスマートフォン(高機能携帯電話)でオバマ米大統領との“自撮りツーショット写真”を撮影する大リーグ、ボストン・レッドソックスのスター選手、デビッド・オルティーズ選手。ところがこのスマホは韓国のサムスン電子製で、サムスンによる周到な“罠”に大統領がはまってしまう結果に…後方には上原、田沢の両投手の姿も=4月1日、ホワイトハウス(AP)

表敬訪問時、自分のスマートフォン(高機能携帯電話)でオバマ米大統領との“自撮りツーショット写真”を撮影する大リーグ、ボストン・レッドソックスのスター選手、デビッド・オルティーズ選手。ところがこのスマホは韓国のサムスン電子製で、サムスンによる周到な“罠”に大統領がはまってしまう結果に…後方には上原、田沢の両投手の姿も=4月1日、ホワイトハウス(AP)

 これ、いま流行りの「バイラル(感染的)マーケティング」です。製品やサービスに関する「口コミ」を意図的にネット上に拡散し、高い広告費をかけることなく効率的に商品の告知や顧客の獲得を狙う新手のマーケティング手法のことですが、まさか一国の、それも超大国の国家元首をまんまと利用してしまうとは…。

 この一件にホワイトハウスはカンカン。ジェイ・カーニー大統領報道官(48)は4月3日、大統領は当然ながら自分との“自撮りツーショット写真”が宣材に使われることは全く知らなかったと明言したうえで「原則、ホワイトハウスは大統領の肖像を商用目的で利用する試みには反対であり、今回のケースについても、もちろん異議を唱える」と強い不快感を表明しました。

 さらに、ホワイトハウスの法務担当部門がこの一件に関して調査に乗り出していることも示唆(しさ)しました。当然ですね。

 実際、米アパレルメーカー、ウェザープルーフ・ガーメントが2010年1月、オバマ大統領の写真を使った巨大広告をタイムズスクエアなどニューヨーク・マンハッタンの中心部に掲示しましたが、ホワイトハウスの弁護士からの要請で即時撤去させられました。

 広告に使われたのは、大統領が09年11月に訪中した際、AP通信のカメラマンが万里の長城でたたずむ大統領を撮影した1枚ですが、この写真で大統領が着用していたのがこの会社のジャケットだったのです。

 それに気付いたこの会社がまんまと広告に使ったのですが、この会社、AP通信の使用許可は得たもののホワイトハウスには使用許可の申請すらしていませんでした。アホですね。

 ところがそうした経緯を知ってか知らずか、当のサムスン側は悪びれた様子もなく、2日、米紙ボストン・グローブ(電子版)に「彼がホワイトハウスを訪問すると聞いたので、彼とチームに働きかけて画像をファンと共有する方法を教えたが、何を撮るかは知らなかった」との声明を発表しました。

ところがこの話、裏があったのです。何とサムスンは数カ月前、オルティーズ選手とマーケティングに関するものと思われる契約を結んでいたことが判明したのです。

 3日付ボストン・グローブ紙(電子版)によると、当のオルティーズ選手が同日、この事実を認め、サムスン側から「携帯電話やその他諸々の商品をもらった」と説明。しかし、今回のオバマ大統領との“自撮りツーショット写真”に関しては「あくまでも自分のアイデアで、偶発的な出来事だった」と弁明しました。

 当然ながら、レッド・ソックス側もボストン・グローブ紙を通じてオルティーズ選手を擁護しました。

 レッド・ソックスのサム・ケネディCEO(最高経営責任者)は3日付のボストン・グローブ紙に「われわれ全員は、彼のわくわくさせる自発的行動や温かさ、そしてユーモアに感激しました」と説明。

 さらに「(今回の一件は)彼がサムスンとパートナーシップ関係にあることとは無関係です。彼はサムスンとそうした関係になる前から、負傷した兵士をはじめ、多くのファンとの“自撮りツーショット写真”に応じてきました。われわれは、これからも彼が優しい彼の大きな心と寛大な精神を持って行動し続けることを願っています」と弁明しました。

サムスンは年4000億円を…新聞も球団も同じオーナー

 しかし、この弁明を額面通りに受け止める人はいません。なぜなら、ボストン・グローブ紙もボストン・レッドソックスも、オーナーは同一人物。著名な投資家、ジョン・W・ヘンリー(64)という人です。

 つまり、チームの看板スターのイメージダウンを防ぐため、グルーブ企業ともいえるボストン・グローブ紙を使って事態を収拾しようとしたわけです。一方、一番のワル、サムスンは「オルティーズ選手との関係については堅く口を閉ざしている」(AP通信)といいます。どうですか?。この小ずるさ。

 今回のこの一件、欧米主要メディアは当然ながらかなり批判的に伝えていますが、それにはもうひとつ、理由があるのです。サムスンのこの小ずるい「バイラルマーケティング」、今回が初めてではないからです。

既に欧米メディアが一斉に伝えていますが、サムスンは現地時間3月2日夜に行われた昨年度のアカデミー賞の授賞式の広告スポンサーだったため、その力を利用。式の司会者エレン・デジェネレスさん(56)に同じギャラクシーシリーズのスマホ「ノート3」を使わせ、ブラッド・ピットさん(50)やメリル・ストリープさん(64)、ケビン・スペイシーさん(54)らハリウッドの有名俳優たちとの“自撮り記念写真”を撮影させたのです。

 当然ながらデジェネレスさんはそれをツイッターに投稿しましたが、その翌日、リツイート(共有)数は何と約300万回を突破。12年のオバマ大統領再選時のリツイート回数(約80万回)を抜き、リツイート数の最多記録を更新するなど、サムスン製品の知名度が一気にあがったのです。

 ところがこの時も、当初、サムスンは、周到に仕組んだ広告戦略だったことを隠し「誰にとっても大きな驚きだった。彼女が撮影したのは、誰も予想していなかった場面だった」などとすっとぼけたのでした。

 しかし、米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)など複数の米メディアは、サムスンがアカデミー賞を放映した米ABCテレビから2000万ドル(約20億円)でCM枠を購入していたことや、授賞式のリハーサル中、サムスンの幹部がデジェネレスさんに「ノート3」の使い方を教えていたといった内幕を次々暴露。サムスンの小ずるいやり口が世間にさらされたのです。

 今回のオバマ大統領を利用した「バイラルマーケティング」は、このアカデミー賞での一件とは比較にならないほど悪質とあって、欧米メディアもかなり批判的に報じているわけですが、サムスンは何とも思っていないどころか、今後もますますこうした小ずるい手法を多用するのはまちがいありません

なぜなら、サムスンが年間、投入する広告費の総額は40億ドル(約4000億円)。この額「iPhone(アイフォーン)」でおなじみ、米アップルの約4倍といいます。

 とはいえ、札束で面をはたきながら平然と嘘を付き、バレたらシカトというやり方がいつまでも続くはずもなく、そのうち大きなしっぺ返しが来るのは間違いないでしょう

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