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時代を見通す日本の基礎情報

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ワイロまみれで機能不全の中国軍 腐敗が急加速…実態は「張り子の虎」

周辺海域を侵犯するだけでなく防空識別圏を設定し、沖縄県・尖閣諸島を脅かす習近平体制下の中国。強硬派が勢いを増し、軍備増強を進める人民解放軍の動向に注目が集まるが、軍部の内情を知る天安門事件で亡命した中国民主化運動家は「上官から下士官まで腐敗が進み、組織的に機能不全に陥る危険をはらんでいる」と指摘。その実態を「見かけ倒しの張り子の虎」と斬って捨てる。

 中国が対日強硬論をむき出しにしている。

 人民解放軍と関係が深いシンクタンク、中国軍事科学学会の羅援副秘書長(元少将)は先週、中国のニュースサイト「吉和網」などで「中国と日本が開戦すれば、中国のミサイルで日本は火の海になる」と挑発した。

 同サイトが「人民解放軍の1000発のミサイルが、日本に照準を合わせた」との情報があると伝えると、羅氏は「中国はミサイルでの優勢を利用し、日本を抑え付けるべきだ」とも強調した。

 尖閣をめぐって高まる日中間の軍事衝突危機。ミサイルで火の海とは尋常ではないが、気になるのは人民解放軍の実力だ。

 「さながら『張り子の虎』。虚勢を張って相手を威嚇するだけで、実戦となれば、すぐさまその勢いは半減する」

 こう断言するのは、中国民主化運動家の陳破空氏。陳氏は、上海同済大学在学中に学生運動の中心メンバーとして天安門事件(1989年)に参加し、2度の投獄を経て米国に亡命、現在はニューヨークを拠点に活動している。
民主化に関する論客として注目を集め、2009年に中国共産党の内部事情を描いた著作を出版、香港、台湾ではベストセラーになった。

 昨年11月、日本で初めての著作『赤い中国消滅 張り子の虎の内幕』(扶桑社)を発表した陳氏。「腐敗まみれの人民解放軍は日本に勝てるわけがない」と強調し、その病巣を指摘する

「『軍人違反職責罪案件立案標準規定』で、主に防衛戦における将校・兵士の逃亡・投降行為について規定している。党指導部は、外国と戦争が起きたとき、解放軍の将校・兵士が敵前逃亡してしまうことを恐れているのだろう」(同)
習近平国家主席(AP


 党指導部が軍紀で定めるのも無理はない。敵前逃亡の例があるからだ。

 中越戦争開戦直前の1979年、解放軍少将で中国戦略文化促進会の常務副会長を務める羅援氏、つまり冒頭で「日本は火の海」と挑発したその本人が、党高級幹部だった父親の口利きで前線勤務を免れている。

 「彼はあちこちで『日本、米国と戦争する』と息巻く解放軍きってのタカ派だ。しかし、そう吹聴する本人が戦争逃亡兵だったのだから笑えない」と陳氏。

 口先だけの見かけ倒し。2009年1月にはこんなことも起きた。

 中国の大型貨物船がソマリアの海域で海賊に襲われ、船員が人質として拿捕(だほ)された。中国世論は「貨物船を武力で救出すべきだ」と沸き立ち、これを受け、中国艦隊がソマリア海域に派遣された。が、武力奪還はならなかった。

 「中国政府はソマリアの海賊におとなしく400万米ドル(当時で約3億6000万円)の身代金を差し出して、商船と船員を取り戻した。威嚇のために艦隊を派遣したに過ぎない。解放軍の常套(じょうとう)手段である『孫子兵法』の『戦わずして屈服させる兵法』だ。日本に対しても同じハッタリ戦術を使っている。心理戦を仕掛けているだけで、実戦となれば、解放軍は何もできない。1894年の日清戦争の結末を再演することになる。すなわち、敗北だ


 「解放軍の腐敗は、幹部から下士官まで浸透している。例えば賄賂。中国では軍隊は、安定した就職先と捉えられている。軍隊への入隊は『待遇、福利がよく一生を保障される』という意味で、鉄で作ったおわんのように割れずに安定している『鉄飯碗』になぞらえる。多くの親たちはわが子を入隊させるために軍幹部にこぞって賄賂を贈る」

 賄賂の相場は、2万元(約34万6000円)から30万元(約519万円)という。

 軍隊内では、官位を“商品”として売買する「売官買官」なる行為も横行する。「腐敗によって解放軍全体の質は史上最低レベルにまで低下している。遊び好きな将校の中には、自分の部下をお抱えのコンピューターゲームのアップグレード係にする傍若無人な『配属』までやっている」(陳氏)

 党指導部は、こうした兵士たちの劣化に危機感を抱き、綱紀粛正に躍起だ。

 昨年11月に行われた第18期中央委員会第3回総会(3中総会)では、「反腐運動」と銘打った軍部の腐敗撲滅運動を展開。これに先立つ、同3月には前代未聞の軍紀も発布している。

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