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時代を見通す日本の基礎情報

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日米と「激突」!中国中東・アフリカの要衝ジブチに初の海外基地、

ソマリア沖アデン湾を航行するタンカーの上空で、周囲を警戒する海上自衛隊のP3C哨戒機=2015年8月1日(共同)

インド洋と紅海を結ぶマンダブ海峡に面し、戦略的要衝として知られるアフリカ東部のジブチ共和国で、日米連合と中国が激しい勢力争いを続けている基地を設けて部隊を配置している日米両国に対し中国も初の海外基地建設の動きをみせているのだ。

親米路線の国の突然の「変化」

 米国はサハラ砂漠以南のアフリカで唯一、ジブチに基地を設置している。米軍は関係者約4500人を駐留させており、アフリカ諸国への軍事支援や対テロ作戦の拠点としている。自衛隊もソマリア沖のアデン湾に出没する海賊から商船を守る目的で2009年からP3C哨戒機と護衛艦を派遣11年には海賊対処の拠点となる基地を設け、海上自衛隊や陸上自衛隊の隊員約180人が活動を続けている。

 ジブチはもともと親米路線をとっていたことで知られていたが、今年に入って「変化」が訪れた。ゲレ大統領が5月、ジブチに基地を設置するための協議を中国と行っており、中国の進出を歓迎すると、コメントしたのだ。中国にとっては初の海外に設置する基地となる。

 ゲレ大統領が中国の基地設置を認めた明確な理由は不明だが、中国はすでに09年からソマリア沖に軍艦を派遣するなど海賊対処活動を展開している。活動拠点を設けることでアフリカやインド洋での存在感をさらに高めたい中国と、その経済力に裏打ちされた援助を引き出したいジブチとの思惑が一致したのではないかとみられる。

大型機発着可能な滑走路ができる?

 日本や米国などの西側先進諸国が開発援助を行う際には、対象となる国の人権問題や民主主義の度合いなどその統治の実情を考慮するが、中国の開発援助にはそうした点がなく、「内政の改革に注文を突きつけてくることがないため、開発途上国の中には歓迎する国は多い」(外務省OB)という。ジブチと中国の関係は良好で、中国はジブチの空港、港湾、鉄道などのインフラ整備にこれまで90億ドルを供与してきた。

 中国が基地の建設を計画しているのがジブチ北部のオボックだ。ジブチと中国は14年に中国海軍の艦艇がジブチに寄港できる協定を締結しており、オボックに基地が完成すれば、中国はフリゲート艦や補給艦などの海軍艦艇を恒常的に配置することが可能になる。

 さらに海軍艦艇の寄港だけでなく、中国は基地を航空機の発着に利用しようとするのは確実とみられ、「大型機の発着が可能な滑走路ができれば、中国本土から直接、兵員などを搭載した輸送機が飛来することも可能になる」(防衛省幹部)という。


米国軍への情報収集が目的か

 当然、日米両国は危機感を強めている。01年9月の米中枢同時テロをきっかけに設置されたジブチの米国基地は過激組織「イスラム国」などのテロ組織の情報収集が重要な任務の一つとなっており、中国の基地は、米国の情報収集活動の内情を探ろうとする拠点になる恐れが強い。

 中国はナイジェリア、アンゴラ、ケニア、タンザニア、モザンビーク、マダガスカル、セーシェルなどアフリカ大陸を囲い込むように次々とその沿岸やインド洋の諸島に補給拠点を設けており、ジブチへの基地建設もその一環といえる。

 特にジブチはインド洋、紅海、スエズ運河、地中海を結ぶ海上交通路にある。日本側でも「ジブチという要衝を抑える形となる中国の存在感は格段に高まる」(防衛省OB)との懸念が強まっている。

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大型機発着可能な滑走路ができる?

 日本や米国などの西側先進諸国が開発援助を行う際には、対象となる国の人権問題や民主主義の度合いなどその統治の実情を考慮するが、中国の開発援助にはそうした点がなく、「内政の改革に注文を突きつけてくることがないため、開発途上国の中には歓迎する国は多い」(外務省OB)という。ジブチと中国の関係は良好で、中国はジブチの空港、港湾、鉄道などのインフラ整備にこれまで90億ドルを供与してきた。

 中国が基地の建設を計画しているのがジブチ北部のオボックだ。ジブチと中国は14年に中国海軍の艦艇がジブチに寄港できる協定を締結しており、オボックに基地が完成すれば、中国はフリゲート艦や補給艦などの海軍艦艇を恒常的に配置することが可能になる。

 さらに海軍艦艇の寄港だけでなく、中国は基地を航空機の発着に利用しようとするのは確実とみられ、「大型機の発着が可能な滑走路ができれば、中国本土から直接、兵員などを搭載した輸送機が飛来することも可能になる」(防衛省幹部)という。


米国軍への情報収集が目的か

 当然、日米両国は危機感を強めている。01年9月の米中枢同時テロをきっかけに設置されたジブチの米国基地は過激組織「イスラム国」などのテロ組織の情報収集が重要な任務の一つとなっており、中国の基地は、米国の情報収集活動の内情を探ろうとする拠点になる恐れが強い。

 中国はナイジェリア、アンゴラ、ケニア、タンザニア、モザンビーク、マダガスカル、セーシェルなどアフリカ大陸を囲い込むように次々とその沿岸やインド洋の諸島に補給拠点を設けており、ジブチへの基地建設もその一環といえる。

 特にジブチはインド洋、紅海、スエズ運河、地中海を結ぶ海上交通路にある。日本側でも「ジブチという要衝を抑える形となる中国の存在感は格段に高まる」(防衛省OB)との懸念が強まっている。

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