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時代を見通す日本の基礎情報

日本を取り巻くアジア情勢の変化 世界の情報を辛口で伝える情報部ログ 世の中はめまぐるしくかわっていきます その中で取り残されない為の情報をお伝えします Changing Asian situation surrounding Japan Tell the world information by information Department log The world is rapidly mood In order not to lag behind in its informed the <a href="https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3BDZ68+72TSYA+4IRQ+5YJRM" rel="nofollow">なんでもまとめてお売りください!宅配買取「いーあきんど」</a> <img border="0" width="1" height="1" src="https://www19.a8.net/0.gif?a8mat=3BDZ68+72TSYA+4IRQ+5YJRM" alt="">

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罠にかかった中国 シャングリラ対話講演に込めた安倍首相の深謀遠慮

「昨年、私は靖国神社を参拝した際、コメントを述べました。その際、国のために戦った方々のために手を合わせる、ご冥福をお祈りするのは世界共通のリーダーの姿勢であると。私もその意味において『御霊安かれなれ』と手を合わせたと申し上げました」
 「アジア安全保障会議」の講演後、中国側出席者(手前)から靖国神社参拝について質問を受ける安倍晋三首相=5月30日、シンガポール(共


 「同時に私はこう申し上げました。私は20世紀は、まさに多くの方々が戦禍に苦しんだ時代であったと。二度と再び人々が戦禍に苦しむことのない平和な時代をつくっていくために、全力を尽くしていくという意味において、不戦の誓いをしたところでございます」

 「同時に、私は何度も申し上げていることでありますが、日本は戦後、先の大戦に対する痛切な反省の上に立って、今日の平和な国をつくってきた。そして、自由で民主的な日本をつくってきたわけであります」

 「基本的な人権を守り、法を順守する日本をつくってきた。そのことに誇りを感じているところでありますし、ひたすら平和国家としての歩みを進んできた日本は、これからも平和国家としの歩みを進めていく。これは皆さまの前ではっきりと宣言しておきたいと思います」

 5月30日にシンガポールのシャングリラ・ホテルで開かれたアジア安全保障会議(シャングリラ対話)。安倍晋三首相は、基調講演後の質疑応答で、軍服姿の中国軍関係者が英語で「首相は靖国に参拝したが、日本軍に殺された何百万人もの中国、韓国人の魂にはどんな姿勢を表明するのか」と質問してきたのに対し、懇切丁寧に自身の思いを説明した。

 首相が話し終えると、会場からは大きな拍手がわき起こった。首相の主張への賛同者の多さとともに、東シナ海や南シナ海で傍若無人の振る舞いを繰り返す中国への嫌悪感の広がりを象徴する場面でもあった。



 中国軍関係者が攻撃的な質問をしてきたのには伏線があった。直前の基調講演で、首相が何度も中国を挑発したからだ。

 「国際法に照らして正しい主張をし、力や威圧に頼らず、紛争はすべからく平和的解決を図る。当たり前のこと、人間社会の基本です。しかし、その当たり前のことを、あえて強調しなくてはなりません」

 「既成事実を積み重ね、現状の変化を固定しようとする動きは、強い非難の対象とならざるを得ません」

 「私たちは、海上での戦闘機や船舶による危険な遭遇を歓迎しません。交わすべきは言葉です。テーブルについて、まずは微笑みの一つなり交わし、話し合おうではありませんか」

 講演の最後には、毎年、中国から受け入れる留学生の高校生たちが日本人との交流に感動し、「日本は第二の故郷だ」と言って帰国していることを紹介し、日本人の懐の広さをアピールした。首相周辺は、一連の首相の発言を「当たり前のことを言っているだけだ」と強調するが、ここまでこき下ろされた中国側が「メンツを潰された」と感じたのも不思議ではない。

 ただ、分が悪かったのは中国だ。南シナ海でベトナム漁船が中国漁船に体当たりされて沈没した直後のタイミングであり、大多数の国が中国の主張に耳を傾けようとはしない状況だった。首相が多少大げさに中国を挑発したのは、計算の内だったに違いない。

 こうして中国脅威論は国際世論で大きな流れとなり、ベルギー・ブリュッセルで開かれた先進7カ国(G7)首脳会議の首脳宣言に、中国の海洋進出を暗に牽制する文言が盛り込まれた。中国外務省の洪磊報道官は「無関係の国が争いに介入するのは問題の難度を高め、地域の平和や安定に(悪)影響を与えるだけだ」と反発したが、後の祭り。政府高官は「中国はいろいろ言わせておけば、ボロがたくさん出るんだよ」とほくそ笑んだ。

◇…先週の永田町語録…◇

(2日)

 ▽惑わされない

 石破茂自民党幹事長 野党の動きに惑わされることもないし、影響も全くない。政策をめぐっての離合集散ならば歓迎すべきだ。(日本維新の会の「分党」に関し記者会見で)

 ▽何をやるか

 浅尾慶一郎みんなの党代表 政治の報道で取り上げられるのは「どこの党とどこの党がくっつくか」という話だが、大切なのは「何をやるか」だ。(日本維新の分党に関し、党所属地方議員の研修会で)

(3日)

 ▽涼しげな閣議

 稲田朋美行政改革担当相 全閣僚がそれぞれ趣向を凝らした。いつもと違って色とりどりで華やかというか涼しげな閣議だった。(「かりゆしウエア」での閣議について記者会見で)

 ▽円満な分党

 松野頼久日本維新の会国会議員団幹事長 これだけ円満な形で分党できることは非常に珍しいのではないか。今後も友党として非常に良い関係でやっていきたい。(日本維新の分裂について役員会で)

(4日)

 ▽自己肯定感を

 菅義偉官房長官 国民性もあるが、子供や若者の自己肯定感は育んでいく必要がある。家庭や学校、地域が一体となって成長を支えていく。(将来に悲観的な日本の若者について記者会見で)

 ▽暴走止める

 松原仁民主党国対委員長 党内が結束して安倍晋三首相の暴走を止める戦いを繰り広げる。安直に議論なしで進めるのが政権の特徴だ。議論することを民主主義の大前提としてチェックしていく。(党会合あいさつで)

(5日)

 ▽アベノミクスの後

 麻生太郎財務相 水道や電力などインフラの輸出が1年間で3倍になった。他の国はみんなやっている。アベノミクスの後に何で食っていくかを真剣に考える時期が来ている。(派閥総会で)

 ▽煮え切らない

 又市征治社民党幹事長 1強多弱の状況をつくっている一番の責任は民主党だ。集団的自衛権など重要な問題で、態度がいつも煮え切らないから没落した。「民主党しっかりしろ」と言いたい。(記者会見で)

(6日)

 ▽最先端

 石破茂自民党幹事長 IT、ネット社会の最先端を走る党でないといけない。野党時代にそういう手法を駆使したのも政権奪還できた大きな理由だ。(党会合のあいさつで)

 ▽永遠の愛

 松原仁民主党国対委員長 石原慎太郎、橋下徹両共同代表が永遠の愛をお互いに誓いながら政治的な結婚をした。しかし協議離婚になってしまったということだ

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 中国軍関係者が攻撃的な質問をしてきたのには伏線があった。直前の基調講演で、首相が何度も中国を挑発したからだ。

 「国際法に照らして正しい主張をし、力や威圧に頼らず、紛争はすべからく平和的解決を図る。当たり前のこと、人間社会の基本です。しかし、その当たり前のことを、あえて強調しなくてはなりません」

 「既成事実を積み重ね、現状の変化を固定しようとする動きは、強い非難の対象とならざるを得ません」

 「私たちは、海上での戦闘機や船舶による危険な遭遇を歓迎しません。交わすべきは言葉です。テーブルについて、まずは微笑みの一つなり交わし、話し合おうではありませんか」

 講演の最後には、毎年、中国から受け入れる留学生の高校生たちが日本人との交流に感動し、「日本は第二の故郷だ」と言って帰国していることを紹介し、日本人の懐の広さをアピールした。首相周辺は、一連の首相の発言を「当たり前のことを言っているだけだ」と強調するが、ここまでこき下ろされた中国側が「メンツを潰された」と感じたのも不思議ではない。

 ただ、分が悪かったのは中国だ。南シナ海でベトナム漁船が中国漁船に体当たりされて沈没した直後のタイミングであり、大多数の国が中国の主張に耳を傾けようとはしない状況だった。首相が多少大げさに中国を挑発したのは、計算の内だったに違いない。

 こうして中国脅威論は国際世論で大きな流れとなり、ベルギー・ブリュッセルで開かれた先進7カ国(G7)首脳会議の首脳宣言に、中国の海洋進出を暗に牽制する文言が盛り込まれた。中国外務省の洪磊報道官は「無関係の国が争いに介入するのは問題の難度を高め、地域の平和や安定に(悪)影響を与えるだけだ」と反発したが、後の祭り。政府高官は「中国はいろいろ言わせておけば、ボロがたくさん出るんだよ」とほくそ笑んだ。

◇…先週の永田町語録…◇

(2日)

 ▽惑わされない

 石破茂自民党幹事長 野党の動きに惑わされることもないし、影響も全くない。政策をめぐっての離合集散ならば歓迎すべきだ。(日本維新の会の「分党」に関し記者会見で)

 ▽何をやるか

 浅尾慶一郎みんなの党代表 政治の報道で取り上げられるのは「どこの党とどこの党がくっつくか」という話だが、大切なのは「何をやるか」だ。(日本維新の分党に関し、党所属地方議員の研修会で)

(3日)

 ▽涼しげな閣議

 稲田朋美行政改革担当相 全閣僚がそれぞれ趣向を凝らした。いつもと違って色とりどりで華やかというか涼しげな閣議だった。(「かりゆしウエア」での閣議について記者会見で)

 ▽円満な分党

 松野頼久日本維新の会国会議員団幹事長 これだけ円満な形で分党できることは非常に珍しいのではないか。今後も友党として非常に良い関係でやっていきたい。(日本維新の分裂について役員会で)

(4日)

 ▽自己肯定感を

 菅義偉官房長官 国民性もあるが、子供や若者の自己肯定感は育んでいく必要がある。家庭や学校、地域が一体となって成長を支えていく。(将来に悲観的な日本の若者について記者会見で)

 ▽暴走止める

 松原仁民主党国対委員長 党内が結束して安倍晋三首相の暴走を止める戦いを繰り広げる。安直に議論なしで進めるのが政権の特徴だ。議論することを民主主義の大前提としてチェックしていく。(党会合あいさつで)

(5日)

 ▽アベノミクスの後

 麻生太郎財務相 水道や電力などインフラの輸出が1年間で3倍になった。他の国はみんなやっている。アベノミクスの後に何で食っていくかを真剣に考える時期が来ている。(派閥総会で)

 ▽煮え切らない

 又市征治社民党幹事長 1強多弱の状況をつくっている一番の責任は民主党だ。集団的自衛権など重要な問題で、態度がいつも煮え切らないから没落した。「民主党しっかりしろ」と言いたい。(記者会見で)

(6日)

 ▽最先端

 石破茂自民党幹事長 IT、ネット社会の最先端を走る党でないといけない。野党時代にそういう手法を駆使したのも政権奪還できた大きな理由だ。(党会合のあいさつで)

 ▽永遠の愛

 松原仁民主党国対委員長 石原慎太郎、橋下徹両共同代表が永遠の愛をお互いに誓いながら政治的な結婚をした。しかし協議離婚になってしまったということだ

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