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タレントの「好感度」というのは、2つの意味がある。それは視聴者が感じる「好感度」と、業界人が仕事をする上での「好感度」である。視聴者が感じる好感度というのは、ある種いくらでも「ごまかし」ができる。バラエティ番組では、編集で発言をカットしたり、服装でイメージを良くしたり、ほかの共演者との絡みによって面白く見せられる。ドラマでは、良い配役に恵まれれば、その人の性格的な部分はある程度影を潜め、キャラクターが一人歩きしてくれる。
さらに、女性であれば「写真もいくらでも修正ができますし、いざとなれば整形だってできる。いくら素行が悪くても、結婚してママタレとして再出発を図ることもできる」(芸能ライター)というから、好感度の操作はたやすいだろう。 しかし、実際に仕事をした業界人は真の姿を目撃している。そこで、「もう二度と仕事をしたくない、真の好感度“最低”女性タレント」を調査。近しい数人の関係者に話を聞いてみた。まずは女優部門。 「女優のKです。ロケで山のふもとの、狭く小さいホテルに泊まった時のこと。部屋についている風呂のお湯が『なんだか不潔』ということで、我々スタッフにミネラルウォーターを買ってこいと命令。スタッフは夜、しぶしぶ山を降りて、開いているお店を探して何十本と買いに行くハメになりました。彼女はそれを沸かせて風呂に入ってました」(某制作会社ディレクター) 現在、弁護士ドラマで「悪女」を演じている彼女。実際にも性悪の印象がついているようだ。ではタレント部門で評判が悪い人物は? 「M.Nです。彼女のわがままぶりはひどい。ロケ中の打ち合わせでも、ロケバスから出ないで、少し窓を開けてスタッフの話を聞く態度。何様かと思いますね」(芸能プロの関係者) これを欽ちゃんが聞いたら悲しんでしまいそうだ。そして女性アナウンサー部門、これはとあるバラエティ番組のディレクターの告発だ。 「U.Kです。昔は愛想もよかったのが、人気が出だした頃から、上の者にしか挨拶しなくなった。また結婚してからは、セレブ感が出すぎててなかなか近寄りがたい。まあ、その結果、テレビではほとんど見かけませんがね」 元吉本興業のマネジャーと結婚してフリーになった結果、仕事も閑散としてしまったようだ。最後に、お笑い芸人ではどうか? 「Tです。モノマネに歌にもちろんトークも上手で器用ですが、我が強い。とにかく自分がおいしく見えないと台本に納得しない。プロ意識があるところは認めますが、私はもう自分の番組には出したくないですよ」(某テレビ局社員) テレビ業界は意外と狭い世界だけに、悪評を立てられると「干される」可能性もある。お茶の間では人気のあるはずなのに、テレビではめっきり姿を見ない……そんな芸能人がいたら、それは業界人好感度が著しく低いのかもしれない。 |