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韓国、中国防空識別圏に苦慮 対中関係重視も通報なく飛行

韓国の白承周国防次官と中国の王冠中・人民解放軍副総参謀長は28日、ソウルで中韓国防戦略対話を開いた。中国が設定した東シナ海の防空識別圏の一部が韓国の識別圏と重なり中韓が管轄権を争う暗礁、離於島(中国名・蘇岩礁)上空を含んでいる問題について協議。韓国では中国が離於島上空を識別圏に設定したことで管轄権問題が再燃しており、6月の中韓首脳会談を機に高まった両国の友好ムードに水を差している。
 



 韓国政府は中国が「一方的に識別圏を設定した」として遺憾の意を表明、航空機の通過を中国に通告しない方針を明らかにしている。白氏は協議で、中国の識別圏は認められないとの立場をあらためて示し、変更を求めるとみられる。中国政府は識別圏で日米に強硬な姿勢を示す一方、韓国には「協議を通じて問題解決を図っていく」(中国外務省)と柔軟に対応する構えを見せている。

 離於島は領有権の対象ではないが、韓が自国の排他的経済水域(EEZ)に含まれると主張し、合意に至っていない。

中国が東シナ海上空に防空識別圏を設定したのに対し、韓国海軍のP3C哨戒機は26日、中韓が管轄権を争い、中国が防空識別圏に含めた海中岩礁、離於島(イオド)(中国名・蘇岩礁)上空を中国への通報なしに飛行した。聯合ニュースが報じた。中韓関係を重視する朴槿恵(パク・クネ)政権は中国が23日に防空識別圏を設定して以降、強硬な抗議は控えているが、韓国内では中国への反発や対抗策を求める声が与党内からも出ていた。韓国側は28日の中韓国防次官級の安全保障対話で調整を図りたい考えだ。

 聯合ニュースによると、韓国軍機の飛行は週2回の定期的な哨戒活動の一環。海洋警察庁の航空機も同様に飛行したという。中国外務省が25日の会見で「(韓国との)理解と協調を希望する」などと韓国側の懸念に一定の理解を示したため、朴政権としても、予定を変更せず哨戒活動に踏み切ったとみられる。

 一方、韓国外務省報道官は27日の記者会見で、中国の防空識別圏に両国が排他的経済水域(EEZ)内にあると主張する離於島の上空が含まれたことについて、「離於島は海中の岩礁であり領土ではない。この問題は(中韓間の)領土問題ではなく、周辺水域の管轄権の行使とEEZに関する問題だ」と述べ、海洋境界線画定協議によって問題解決を図る考えを示した。

 「領土紛争」との認識が広まれば韓国のナショナリズムに火が付き、中韓関係を重視する朴政権の外交方針と対立しかねない。発言は国内向けに冷静な対応を求めたものとみられる
朴政権は中国と接近することにより、外交・安全保障・経済面で米中間でのバランス政策を推進してきた。しかし今回の防空識別圏問題をめぐっては与党内からも、「積極的で能動的な中国への対応」を要求する声が出ており、今後、韓国内で“中国脅威論”や“中国への対抗論”が高まる可能性も指摘されている。

 韓国側は28日にソウルで開かれる中韓国防次官級安保対話で、国内向けに、中国側から「配慮ある言質」(韓国外交筋)を引き出したい意向とみられる

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 韓国政府は中国が「一方的に識別圏を設定した」として遺憾の意を表明、航空機の通過を中国に通告しない方針を明らかにしている。白氏は協議で、中国の識別圏は認められないとの立場をあらためて示し、変更を求めるとみられる。中国政府は識別圏で日米に強硬な姿勢を示す一方、韓国には「協議を通じて問題解決を図っていく」(中国外務省)と柔軟に対応する構えを見せている。

 離於島は領有権の対象ではないが、韓が自国の排他的経済水域(EEZ)に含まれると主張し、合意に至っていない。

中国が東シナ海上空に防空識別圏を設定したのに対し、韓国海軍のP3C哨戒機は26日、中韓が管轄権を争い、中国が防空識別圏に含めた海中岩礁、離於島(イオド)(中国名・蘇岩礁)上空を中国への通報なしに飛行した。聯合ニュースが報じた。中韓関係を重視する朴槿恵(パク・クネ)政権は中国が23日に防空識別圏を設定して以降、強硬な抗議は控えているが、韓国内では中国への反発や対抗策を求める声が与党内からも出ていた。韓国側は28日の中韓国防次官級の安全保障対話で調整を図りたい考えだ。

 聯合ニュースによると、韓国軍機の飛行は週2回の定期的な哨戒活動の一環。海洋警察庁の航空機も同様に飛行したという。中国外務省が25日の会見で「(韓国との)理解と協調を希望する」などと韓国側の懸念に一定の理解を示したため、朴政権としても、予定を変更せず哨戒活動に踏み切ったとみられる。

 一方、韓国外務省報道官は27日の記者会見で、中国の防空識別圏に両国が排他的経済水域(EEZ)内にあると主張する離於島の上空が含まれたことについて、「離於島は海中の岩礁であり領土ではない。この問題は(中韓間の)領土問題ではなく、周辺水域の管轄権の行使とEEZに関する問題だ」と述べ、海洋境界線画定協議によって問題解決を図る考えを示した。

 「領土紛争」との認識が広まれば韓国のナショナリズムに火が付き、中韓関係を重視する朴政権の外交方針と対立しかねない。発言は国内向けに冷静な対応を求めたものとみられる
朴政権は中国と接近することにより、外交・安全保障・経済面で米中間でのバランス政策を推進してきた。しかし今回の防空識別圏問題をめぐっては与党内からも、「積極的で能動的な中国への対応」を要求する声が出ており、今後、韓国内で“中国脅威論”や“中国への対抗論”が高まる可能性も指摘されている。

 韓国側は28日にソウルで開かれる中韓国防次官級安保対話で、国内向けに、中国側から「配慮ある言質」(韓国外交筋)を引き出したい意向とみられる

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