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安倍晋三首相は今回のカンボジア、ラオス両国の訪問で、東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟全10カ国への訪問を達成した。両国はASEAN内でも中国の影響力が強く、首相は積極的なインフラ整備をテコに切り崩しを狙った。12月には対ASEAN新ビジョンを打ち出し一つでも多くの国を日本陣営に引き込みたい考えだが、思惑通りに進むかどうかは予断を許さない。
17日の日ラオス首脳会談。ラオスのトンシン首相のひと言に、政府関係者は小躍りした。
安倍首相が日本の積極的平和主義への支持を求めたのに対し、トンシン首相は「これまでの日本の貢献を評価し、今後の進展に期待したい」と表明。「日本の説明に留意する」となっていた事務レベルでまとめた共同声明より踏み込んで強い支持を表明したからだ。
日本側は政府を挙げてラオスとの関係強化に躍起となった。安倍首相は民主党政権が昨年7年ぶりに復活させた同国への円借款を積極的に活用。昨年11月に野田佳彦前首相が同国に表明した約55億円を上回る約90億円の円借款供与を表明し、ラオス側を喜ばせた。
今回首相が訪れた両国は中国との関係が強く、首相のASEAN各国訪問の最後に残った。中国が警戒する積極的平和主義に対して両国の支持が得られたのは「期待以上の成果」(政府関係者)だったといえる。
首相は12月にASEAN各国首脳を東京に招き、中国をにらんだASEAN外交の集大成としたい考え。17日の記者会見ではこの場で「(対ASEANで)友好関係の新たなビジョンを示したい」と訴えた。
ただ、中国との経済的な結びつきが強いラオスなどの加盟国が日中が相争うような局面でも日本を支持してくれるかは不透明だ。
首相は会見で新ビジョンについて「これから1カ月間、日本の『おもてなしの精神』で準備したい」と語ったが、その中身が厳しく問われることになる。(ビエンチャン 山本雄史)