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届ける水の調達資金など150万円を出したのは、広島市安佐南区の会社経営、浜博昭さん(71)。友人でボランティア活動に熱心な区内の福祉施設経営、大上正城さん(60)が、西日本豪雨で断水した被災地に水を届けようとしているのを聞き、即座に資金を提供した。
大上さんは断水した被災地で高齢者が給水所の列に並んでいる姿を見て、断水地区に水を届けてきたが、「量がないと焼け石に水」と痛感。複数の飲料水メーカーなどに協力を依頼したが、「まずは市場の流通量を安定させたい」などと次々断られた。
そんな大上さんの苦境を社員から聞いた県内の飲料メーカーの社長が直々に協力を申し出た。ただし、水は提供できても、メーカー自体が被災していて運搬はできないという。大上さんは自分でメーカーに水を引き取りに行くことにした。
その水の宅配役をかって出たのが呉市倉橋町の半田浩士さん(56)だ。
半田さんは約10年前、広島市から夫婦で呉市倉橋町に移住し、農業と漁業に挑戦。収穫した農水産物を個人販売して生計を立ててきた。しかし今回の豪雨で畑や水槽が被害を受け、収穫前のトウモロコシや出荷前のオコゼなどが全滅。被災を心配して電話をかけてきた大上さんに、「当面は他の被災者の役に立つことをするつもり」と伝えた。
そんな“善意のリレー”をつなげるため、大上さんは、飲料メーカーから1200ケース(2リットル容器6本入り)を調達。宅配役の半田さん宅まで、片道70キロ以上もある距離を何度も往復して届けた。豪雨被害の影響で交通渋滞が激しく、届けて帰宅すると明け方になったことも。
大上さんらはSNS(会員制交流サイト)を通じて、呉市で水が必要な家庭には届けるので名乗り出てほしいと呼びかけた。
水を受け取った半田さんは、SNSの呼びかけに応じて依頼を寄せてきた呉市中央の主婦、沖原由佳子さん(36)宅に車で2ケースを届けた。
沖原さんには生後8カ月と5歳の息子2人がいる。自宅は断水エリアではないが、水道から出る水が泥臭く、飲ませるには不安があったという。水を受け取ると、「これで安心して離乳食が作れます」と笑顔をみせた。
届けた終えた半田さんは「自分の復興が1カ月先になっても、今は喜んでくれる人がいればいい」と汗をぬぐい、次の届け先に向けて急いだ。
SNS上では、自分も細い路地を上がった高台の高齢者宅に宅配したい、などと手伝いを申し出る呉市民もいて、リレーはさらに広がりをみせている