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時代を見通す日本の基礎情報

日本を取り巻くアジア情勢の変化 世界の情報を辛口で伝える情報部ログ 世の中はめまぐるしくかわっていきます その中で取り残されない為の情報をお伝えします Changing Asian situation surrounding Japan Tell the world information by information Department log The world is rapidly mood In order not to lag behind in its informed the <a href="https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3BDZ68+72TSYA+4IRQ+5YJRM" rel="nofollow">なんでもまとめてお売りください!宅配買取「いーあきんど」</a> <img border="0" width="1" height="1" src="https://www19.a8.net/0.gif?a8mat=3BDZ68+72TSYA+4IRQ+5YJRM" alt="">

映画「死霊魂」8時間超!中国“飢餓収容所”生存者の壮絶ドキュメント

カンヌ公式作品史上最長の8時間を超えるドキュメンタリー映画「死霊魂」。中国史の闇に葬られていた1950年代後半の「反右派闘争」で、地獄を生き延びた者たちの証言をワン・ビン監督が追った。まるで死者の魂を呼びさますような分厚い記録は、観る者を“歴史の目撃者”にする。

 毛沢東による文化大革命では、四人組粛清や紅衛兵の横暴などがよく知られているが、無辜(むこ)の市民がこれほど残忍な扱いを受けていたことに改めて驚愕する。

 1956年、中国共産党は自由な意見を歓迎する「百家争鳴」を掲げた。ところが翌年、党は政策を急転し、批判的発言をした者に右派のレッテルを貼った。うち約3200人が甘粛省のゴビ砂漠にある夾辺溝再教育収容所に送られたのだ。史上類のない大飢饉も重なり、生還率わずか10%。映画は2005年から17年まで、120人の証言を集め、600時間に及ぶ映像から制作された。

 高齢の証言者が、カメラの前で淡々と語る。「ヨモギの種、ナツメの葉、なんでも食べた」埋葬するとき、お腹を割いて、焼いて食べていた人がいた」…。

 長尺には意味がある。経営オンチの上司の方針を正しただけで、恨みを買い収容所送りとなった人もいる。日常のすぐ先にある恐怖。収容者が名誉回復を果たしたのは78年。本当に中国は変わったのだろうか。

 シアター・イメージフォーラム(東京)、第七藝術劇場(大阪)など全国で順次公開中。上映日はHPで確認を。(中本裕己

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