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つんく♂が代表取締役社長を務める会社“TNX”では、モーニング娘。などの楽曲制作や、THEポッシボーやキャナァーリ倶楽部といったアイドルのマネジメントのほか、お好み焼き店や、カフェの経営、梅干しや健康靴下の販売など、幅広く事業を展開している。
また、TNXでは、“ヘルス&ビューティー部門”として、化粧品ブランド「Flana(フラーナ)」を展開。化粧水や乳液、ボディクリームなどを販売し、同ブランドサイトによれば、「Flana」は「ホリスティック(全体論的)コスメ」であり、「エビデンスを微細エネルギー測定器(波動測定器)で測定」した商品で、商品ごとに「HADO値」という数値が開示されている。
そんな「Flana」の商品を、彼がプロデュースするアイドルらがブログで紹介していると、ファンの間で話題となっている。
今月18日には、モー娘。の譜久村聖が「Flana」の化粧品の写真をブログに載せ、「アロマの香りが凄く好き 最近急に寒くなったりして肌が乾燥してて……でもこれつけたら肌が復活してきましたっ 目指せ!( ´∀`)σ)∀`)プルプルお肌」と紹介。
また、キャナァーリ倶楽部の大浦育子も、先月27日にブログで「先日つんく♂さんのお誕生日会でいただいたこれ。つんくさんも愛用してるという、Flanaというフェイシャルバーム。オーガニック製品で、とても優しいクリームなので顔でも唇でも、どこでも使えるんです(^^)」とすすめている。
これを受け、ファンの間で「つんく♂がアイドルにステマをさせているのでは?」と疑惑が浮上したようだ。
「お金は受け取っていないとはいえ、メンバーはおそらくタダで商品を受け取ったでしょうから、『アメブロ』を運営するサイバーエージェントが定める規約違反に引っかかる可能性があります。ただ、つんく♂が『紹介して』と頼んだわけではなく、タレントが気を遣って載せたようですから、実際は問題ないでしょう」(芸能記者)
昨年末のペニオク騒動以降、世間が芸能人のステマに敏感となっているだけに、身内の商品を紹介するのは、アイドルとして避けておいたほうがよさそうだ
どんな事件かといいますと、とあるハリウッドの超大物映画監督兼プロデューサーが、香港で新作映画の撮影中、香港マフィアの連中に「お前らの撮影でみんな困っとんねん。迷惑料、もっとようけ払わんかい!」と因縁を付けられ、襲われたというのです。まさに「仁義なき闘い ハリウッドVS香港ヤクザ」といったタイトルで映画化したらどないですか~と突っ込んでしまいそうになりました。というわけで今回の本コラムは、この前代未聞の事件についてご紹介いたします。
興収2635億円の「TF」、中国シフトの4作目なのに…
香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)や米CNNテレビ(いずれも電子版)など、世界の多くのメディアが10月17日に伝えていますが、被害に合ったのは「アルマゲドン」(1998年)や「パール・ハーバー」(2001年)などでメガホンを取ったマイケル・ベイ監督(48)です。
ハリウッドを代表する映画プロデューサー、ジェリー・ブラッカイマー氏(68)と組んで、90年代以降、数々の娯楽大作を世に送り出したハリウッドを代表するヒットメイカーですが、そんな彼が、最近の代表作であるSF娯楽大作シリーズ「トランスフォーマー」の最新作で、来年6月に公開予定の「トランスフォーマー4」の撮影を香港で行ったのです。
「トランスフォーマー」は日本の玩具メーカー、タカラトミーが1980年代から展開している変形ロボット玩具で、米大手玩具メーカー、ハズブロ社が全米で発売したのを機に欧米などで大ヒット。「スパイダーマン」でおなじみの米漫画出版社、マーベル・コミック社が漫画やアニメにし、ベイ監督がこれを実写映画化しました。
自動車や飛行機、ブルドーザーなどなど、何にでもトランスフォーム(変身)できる宇宙からやってきた金属生命体の集団が、地球側に味方する善と、その逆の悪の集団に別れ、地球上で激しい闘いを繰り広げるという物語で、1作目は2007年、2作目は09年、3作目は11年に公開されましたが、あのスティーブン・スピルバーグ監督(66)が製作総指揮を務めていることもあり、3作合わせた全世界での総興行収入は約26億7000万ドル(約2635億円)と爆発ヒットを記録。
とりわけ3作目は中国での興収が約1億4500万ドル(約143億円)と1億ドルの大台を突破したこともあり、全世界で11億2400億ドル(約1100億円)とケタ違いの興収を稼ぎました。
中国美女、中国車を登場させた映画
そこでシリーズ4作目では、中国でのさらなる興収アップをめざし、香港を作品の重要な舞台に設定。複数の中国企業の協力をあおぐとともに、中国人の人気女優リー・ビンビン(40)を出演させるなど、中国市場へのアピール度を強めることにしたといいます。
ところがそんななか、撮影隊が香港に到着した翌日の10月17日午前8時半、事件が起こりました。香港のメーンストリート、キングス・ロードにあるビルでベイ監督やスタッフらが撮影の準備をしていたところに、香港マフィア「トライアド」の構成員4人が乱入。ベイ監督の頭を室内の空調に使われている部品で殴ろうとしたのです。ベイ監督は間一髪で攻撃をかわし、そいつから部品を取り上げ、それを床に叩き付けた後、連中を突き飛ばし、警察に連絡しました
15人の警察官が駆けつけましたが、4人は大暴れ。警察官3人にケガを負わせるなど、やりたい放題でしたが、香港の警察当局によると、結局4人は恐喝や傷害、そして警察官に対する暴行容疑で逮捕・起訴されました。幸い、ベイ監督は顔に軽傷を負っただけといいます。
逮捕された4人のうち、2人は撮影現場の近くで露天商を営む兄弟(27歳と28歳)でしたが、犯行理由は信じ難いものでした。
彼らは、この映画の製作元である米パラマウント映画の現地スタッフに対し、撮影期間中の“迷惑料”として、1日あたり10万香港ドル(約127万円)の支払いを要求したものの、拒否されたため、報復に出たというのです。世界的に有名な大都市で、こんな事件が起きるとは…。というか、香港は未だ、成熟した世界都市ではないのかもしれませんな。
支払い拒否1時間後に報復
ベイ監督はすぐさま、自身の公式サイトで事件の真相について説明しました。それによると、撮影場所の近くで店を構えたり、商売している人たちには、撮影によって生じる“不利益”を考慮し、既に相応の“迷惑料”が支払われることになっているのに、この4人は、そんな金額では全く足りないとばかりに、その約4倍の額を請求したため、ベイ監督が交渉を拒否したところ、その約1時間後、こいつらが報復にやってきたというわけです。
SCMPによると、撮影場所となるビルの所有者には、撮影が行われる19日間に、1日あたり2万香港ドル(約25万4000円)、周辺の商店主らにもそれに準じる額が支払われることになっているといいます。
米監督は公式サイトでその時の様子をこう紹介しています。
「香港での撮影初日となる朝。違法薬物中毒でラリったような奴らが、大音響で音楽を流しながらやってきた。奴らの要求額が、われわれが支払うと約束した公正な金額の4倍だったため、その要求を断ったことに腹を立てたようだ…奴らはまるで、ブラッド・ピット(49)が出演した米映画『ワールド・ウォー Z』に出てきたゾンビのようだった…」
「…私のセキュリティーをはじめ、男7人が私を襲った奴を取り押さえようとしたが、奴は7人を持ち上げ、噛み付こうとした。事実、こいつは7人のうちのひとりがはいていたナイキの靴に噛(か)みついた。イカれてやがる。あー、なんてこった。そのナイキは(人気の)エアマックスじゃないか…」
米監督が公式サイトに書いた文章を読めば、事を荒立てまいとして、わざとチャらけた文体で書かれていることが分かります。そしてそのことが逆に衝撃の大きさを物語っています。
ところがまだ続きがあったのです。10月27日付CNN電子版によると、「トライアド」の別の構成員4人が、またまた懲りずに、この映画の撮影スタッフから金を脅し取ろうとしたため、香港の警察がこのうち35歳の男を恐喝の容疑で逮捕したのです。ちなみに残りの3人は逃走したままだといいます…。
香港を拠点に、密輸や売春、違法賭博などを資金源とする「トライアド」の問題は相当根深いようです。
ジャッキー鬱病の遠因? 牛耳る黒幕
皇家香港警察で重要犯罪の摘発を担当する刑事情報科の元トップで、現在、政治・企業リスク専門のコンサルタント会社の最高経営責任者(CEO)を務めるスティーブ・ビッカース氏はCNNに「『トランスフォーマー4』に絡む2つの事件は、大手映画会社から金を脅し取ろうとする『トライアド』の低レベルな企てであると共に、彼らが長年、香港の映画産業を支配しているという非常に複雑な一面も示している」と指摘。
さらに「彼らは金を脅し取るだけでなく、売り出し中のスターの卵や配給元まで牛耳っている」と説明しました。
そういえば香港出身のアクション・スター、ジャッキー・チェン(59)も今年初めの中国誌とのインタビューで、香港映画界に跋扈(ばっこ)するギャングたちと敵対したため、一時、米国に逃げたが、彼らに銃撃されたため、自身も銃を持つようになった、などと明かしていましたね。
香港警察の統計によると、「トライアド」絡みの犯罪件数は2010~12年の3年間で約15%増加していました。ところが今年上半期の件数は、過去10年では2番目に少ない988件でした。しかしヴィッカースCEOは「彼ら絡みの犯罪は水面下でもっとたくさんある」と断言します。要は自分たちの犯罪であるとの証拠をうまく隠蔽(いんぺい)している訳ですね。
破竹の勢いで中国市場に進出するハリウッドも、大きな難題に直面したようです…。
潔い決断と言いたいが、TBSの「朝ズバッ!」の出演自粛から1カ月半もたっている。マスコミを遠ざけ考え抜いた末、というより世論の風向きを見極めていたのか。人は熱しやすく冷めやすい、とタカをくくっていたかもしれないが、逆風はいつまでも収まらず、TBSも支えきれなくなったようだ。
「バカヤロー」はいわゆるぶらさがり取材ではなく、記者会見での“公式発言”だけに重い。言外に「お前のためにこんなことになったんだぞ」と、親の責任より最後まで次男に責任転嫁する自己保身と取られても仕方ない響きがある。「親として立ち直ってくれることを信じている」とでもいえば、まだ救いがあったのではないか。
みのは2005年から始まった『朝ズバッ!』では、歯にきぬ着せぬ物言いで世の中を切ってきた。テレビ界の風雲児でもあり庶民派の代表ともいえる存在だった。正義の味方を気取って、時には「責任者出てこい!」「頭を下げて済むもんじゃない!」と当事者を追い詰めた。やり玉に上げられ、世の批判を必要以上に浴びた人も少なくないのではないか。
逆に、その人たちからすれば「こんな人に叩かれたのか」と、いまいましい思いだろう。会見では、辞めなければ収まらないのが「日本の風潮」と言ったが、その風潮を作った一人がみの自身ではなかったのか