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時代を見通す日本の基礎情報

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衝撃事実に世界がパニックハローキティは猫ではなかった

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ハローキティは猫ではなかった! 衝撃事実に世界がパニック「信じられない…」



 生誕40周年を迎えるサンリオの大人気キャラクター、ハローキティの衝撃の事実に世界中で半ばパニック状態に陥った報道やSNS上での投稿が相次いでいる。「キティは猫じゃない」。ハローキティはイギリス郊外に住むキティ・ホワイトという名の小学校3年生の人間の女の子だという。

【人間の女の子と訂正】
 この事実が明らかになったのは、アメリカ・カリフォルニア州の全米日系人博物館で世界最大規模のハローキティ展覧会「Hello! Exploring the Supercute World of Hello Kitty」(2014年10月11日~2015年4月26日)の開催に向けて学芸員のヤノ氏が、ハローキティが猫であるとの確認をとろうとサンリオに問い合わせたところ、サンリオ側から「猫ではなく、人間の女の子だ」と訂正されたためだ。驚きの事実をヤノ氏が地元メディア、ロサンゼルス・タイムズ紙に話して報じられた直後からあっという間に世界中で話題となっている。

【受け入れがたい設定】
 「ジョージとメアリー・ホワイト夫妻のもとに生まれたキティ(イギリス人)には双子の妹ミミィやチャーミーキティという猫のペットがいる家族。四つん這いではなく2本足で生活する、りんご5個分の背の高さでりんご3個分の体重の優しくて明るい人間の女の子」。

 以前は、猫が猫をペットにしている設定に奇妙なサディズムを感じることはあったが、今となっては、「キティ」という英語の一般的な意味が「子猫」であり、頭の上にピンと立つ耳やヒゲ、黄色い鼻のこのキャラクターが猫でないということのほうがよっぽど不可解だ、とワシントン・ポスト紙など多くのメディアがヒステリックとも言える反論をしている。多くの報道ではこの40年間、騙され続けてきた!とまで論じているものもある。

 しかも、世界的に大人気である日本のキャラクターなのにイギリス人であるという点に関しても違和感を拭いきれないと、エンタメサイト、エンターテインメント・ウィークリーなどでも不満とも言える声が漏れてきている。この点に関しては、ハローキティが誕生した1970年代の日本はイギリスブームの真っ只中であり、その時代の憧れを盛り込んだ設定になったのだとFOXニュースなどは補足している。

【他の人気キャラクターへも疑惑の目が?!】
 キティが猫でないという信じがたい事実がキャラクター業界に存在しうるのであれば、まさかディズニーのミッキーマウスもねずみではないのか…確かに、プルートという犬を飼っていながらグーフィーという犬は友だちという設定がおかしい…セサミストリートのビッグバードは4歳というが着ぐるみを着たおじさんなのでは…多くの国々で人気のアニメ、ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズの彼らは実は忍者ではないのでは…など、多くの疑問が湧き上がっているようだ。スヌーピーなど、公式ページで分かりやすく「犬:犬種はビーグル」などと明記されているものもあるが、今回のキティちゃん騒動で落ち着きをなくしている人も少なくないようだ。

【重要なのは幸福そうなイメージ】
 多くの波紋が拡がり「騙された」とまで言われているこの設定だが、「重要なのは幸福で楽しそうなイメージ」だとヤノ氏は語っている。ヤノ氏いわく、ハローキティは世界中の国で世代や人種を超え多くの人々を魅了する柔軟性と創造性を持ったキャラクターなのだ。

 確かにキティちゃんの設定は隠されることなく公式サイトにも記載されている。しかし、多くのファンがそれを気にかけることなく虜になってしまうというのは、サンリオが普遍的なキャラクター創りに成功したということだ、としている

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