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時代を見通す日本の基礎情報

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'm Christian ' sentenced to death to pregnant women through faith. Sudan the surprise ruling criticized from around the world, can she save the world?

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スーダンの刑務所で、背教の罪による死刑判決を受けた妊婦が出産したことを報じる英ガーディアン(ガーディアンのサイトより) 
British guardian reporting birth pregnant women sentenced to death by the sin of apostasy in Sudanese prisons guardian site more

 アフリカ・スーダンの裁判所で5月、米国籍を持つキリスト教徒と結婚した女性が背教の罪による絞首刑を言い渡された。妊娠8カ月だった女性は同月末に刑務所で女児を出産、2歳にならない息子も一緒だ。キャメロン英首相が判決を「野蛮な行為」と批判するなど、国際社会から非難が集中している。

「私は赤の他人」…足かせをはめられた妻

 「イスラム教徒になれば生きて、家族の世話もできる。でも、私は本当の自分でいることが必要なの」

 スーダンの首都ハルツームの刑務所でメリア・イブラヒムさん(27)は面会した夫のダニエル・ワニさん(27)にこう打ち明けた。英紙デーリー・メール(電子版)がワニさんにインタビューし、判決後に夫婦が会えた時の模様を伝えた。

 イブラヒムさんは刑務所で足かせをはめられ、所内の診療所で出産の際にも足に鎖をつながれていたという。

 「妻は何か合併症にかかっているようだったが、刑務所にいてはどうしようもない。気丈に振る舞ってはいたが、とても苦しいに違いない」

 そう話すワニさんもまた、筋肉が萎縮する難病で車いすが手放せない。ふだんは妻が身の回りの世話をしてきたが、昨年9月に妻が逮捕されてからは1人で生活してきた。自宅のある米ニューハンプシャー州で判決を知ってハルツームに飛び、何度も粘ってやっと面会にこぎつけたという。

 「裁判所は2人の結婚はなかったことであり、私の妻は妻ではないという。息子も生まれたばかりの娘も、私の子供ではない。つまり、私は赤の他人ということなのです」

スーダン内戦の混乱に重なる

 同紙や英紙ガーディアン(電子版)などが伝える夫婦の生い立ちは、スーダンがたどってきた独裁や内戦の混乱を象徴するような複雑さだ。夫婦とも内戦下のスーダンに生まれ、キリスト教徒のワニさんは1998年に米国に逃れて米国籍を取得することができた。

 一方、イブラヒムさんはイスラム教徒の父とキリスト教徒の母の間に生まれ、難民キャンプで暮らしていた6歳の時に父が出奔した。以来、隣国エチオピアの飢饉(ききん)から逃れてきた母親に育てられてきた。母とは死別した。その後、ワニさんとイブラヒムさんが出会い、2011年、スーダンで結婚式をあげた。

 「私はキリスト教徒として育てられ、イスラム教徒であったことはない」

 イブラヒムさんは法廷でこう主張したが、スーダンが導入しているシャリア(イスラム法)では父の宗教が子の宗教になるとされている。今年2月、裁判所はイブラヒムさんにイスラム教徒であることを認めるように迫って3日間の猶予を与えたが、イブラヒムさんは「本当の自分ではなくなる」として拒否した。

 その結果、5月15日にイブラヒムさんに対し、絞首刑に加えてむち打ち100回の刑が言い渡された。絞首刑は背教罪、むち打ち刑はワニさんとの関係が姦通罪にそれぞれあたると判断された。

イスラム法の厳格運用、反発する欧米

 そもそもイブラヒムさんが逮捕されたのは、すでに故人となっている父の親類が、「イスラム教徒の娘が異教徒と結婚した」と告発したことがきっかけ。背後には、イブラヒムさんがハルツーム郊外で営む商店の経営を狙う陰謀があるとワニさんは示唆する
教会で行われた2人の結婚式には多くの縁者が出席し、イブラヒムさんは自らをキリスト教徒だとする結婚証明書も作成した。それでも裁判所は血縁上の父が、イスラム教徒であるという原則に固執。さらにキリスト教徒は裁判で証人になれず、結婚式に出た縁者が弁護することもできなかったという。

 スーダン刑法によると、女性は出産後2年間は死刑執行が猶予されるが、幼い子供とともに刑務所で暮らす生活の困難さは目に見えている。ワニさんは弁護士に相談して上級裁判所への控訴や憲法裁判所に訴える方法も模索しているが、イスラム教徒である弁護士のもとには殺人予告の脅しも届いているという。

 妊婦に対する極刑判決に対し、在ハルツームの米国や英国の大使館は「深刻な懸念」を表明。キャメロン首相は英メディアに「野蛮であり、今日の世界からははみ出した行為だ」と述べて非難した。

 国際人権団体アムネスティ・インターナショナルもイブラヒムさんを「信仰と信念を理由に有罪とされた良心の囚人」であるとし、スーダン当局に即時無条件の釈放を求める要望書に世界中から署名が集まった。

 こうした圧力に屈する形で英BBCなどは、イブラヒムさんが近く解放されるとの情報も伝えている。

姦通には石打ち、窃盗には手足切断…

 スーダンがシャリア法を導入したのは1980年代はじめのこと。それ以前にはむしろ宗教的には寛容だったが当時の政権がイスラム色を強め、これがキリスト教徒の多い南部の反発を招いて内戦に発展した。スーダン以外にもイスラム色の強化は今日的な現象として幅広く認められ、アジアでもブルネイは5月、シャリアを厳格に適用する刑法を施行した。

「賛成は期待していない」とし、欧米の批判に取り合わず

Glum in the Western criticism, and 'favor not expected'
姦通罪には石を投げ続けて死に至らしめる「石打ち」による死刑とし、窃盗罪には手を切断するなどの刑も順次導入していくという。豊かな産油国のイメージに似合わぬ厳罰だが、ボルキア国王は「賛成は期待していない。尊重だけで十分だ」とし、欧米からの批判に取り合わない構えだ。

 男女同権を認め、死刑廃止にも向かう人権重視の欧米と、これに反発するかのように厳罰化を強める一部のイスラム諸国。国境を越えた人の移動や犯罪も多発するなかで、日本だけが無関係ではいられない。人権をめぐる「文明の衝突」を回避する知恵が必要だ








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