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大挙して押し寄せた中国の海洋監視船は、日の丸を掲げた日本の漁船を執拗(しつよう)に追い回し、取り囲んだ-。尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺で23日、過去最多の8隻の中国公船が領海侵犯した。海上保安庁の巡視船が漁船との間に割って入るなど、現場海域は一時緊迫した空気に包まれた。「自分たちの海がここまで中国に侵され許せない」。地元漁師らの憤りは限界に達している。
「中国の公船が近づいているので、全速で石垣島に戻ってください!」
23日午前8時半ごろ、日の丸を掲げて領海内で集団漁業活動をしていた9隻の漁船に対し、第11管区海上保安本部(那覇市)の巡視船がスピーカーでこう指示した。中国の海洋監視船「海監」8隻が領海に侵入し、じわじわと漁船との距離を縮めていたためだ。
魚釣島から北小島、南小島方面に向かっていた漁船団は海保の指示に従って急遽(きゅうきょ)針路を石垣島に取ると、エンジン音を高鳴らせた。
9隻の漁船に分乗していたのは、地元の漁師約20人と民間団体「頑張れ日本!全国行動委員会」(田母神俊雄会長)のメンバー約60人。前夜の22日午後10時半ごろ、石垣島の新川漁港を出港し、23日午前6時すぎに魚釣島沖合に到着した。
「全速力で退避しようとしたが、速度の遅い船は海監に追いつかれた」
同会の幹事長で漁船団の代表を務めた水島総(さとる)氏(63)が海監に追い回された際の様子を話した。
海監の追跡をかわそうと、漁船はうねりの強い海域で白波を立てながらスピードを上げたが、漁船団の後方には最大速力15ノット(約30キロ)の遅い漁船もあった。午前10時ごろには、速力に勝る海監に追いつかれ取り囲まれ、漁船からわずか50メートルの距離まで近づいてきた海監もあったという。
そこに割って入ったのが、海保の巡視船だった。海監が漁船に接近しないよう併走しながら、警戒に当たった。
◇
船上の海上保安官がスピーカーを使って海監に向かい、「領海から離れるように!」と警告を何度も発した。だが、海監が警告に応じる気配はなく、海監は日本の主権を侵害したまま領海内で航行を続けた。
過去最多となる8隻の中国公船が日本の領海を侵した背景には何があるのか。
23日午前には、超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバー168人が、春季例大祭に合わせ靖国神社(東京)に参拝しており、当初、安倍内閣の閣僚による靖国神社参拝への反発とみられたが、海監が所属する中国国家海洋局は「日本による侵害行為」などと漁船団の集団漁業活動を批判。「頑張れ日本!全国行動委員会」のメンバーは「靖国神社参拝と今回の領海侵犯は全く関係ないだろう」との見方を示す。
同会幹事長の水島氏は「中国側からすれば、日本の漁船を追い払った形となったことが残念でならない。このままでは中国の海になってしまわないか心配だ」と悔やむ。
同市の八重山漁協元組合長、比嘉康雅さん(56)も「日本の漁船が尖閣に行って漁をするのは当たり前。中国に文句を言われる筋合いはなく、腹立たしい」と、相次ぐ中国の領海侵犯に怒りが収まらない。
昨年9月の尖閣諸島国有化以降、中国公船の領海侵犯は40回を数え、常態化している。
石垣市の中山義隆市長(45)は「尖閣諸島が日本の領土であるのは紛れもない事実だ。地元の漁民が安心して漁ができる状態を一日も早く政府に構築してもらいたい」と語った。
■用語解説
領海と接続水域 領土、領空のように国家の主権が及ぶ海域を領海と呼び、その範囲は国連海洋法条約に基づき、沿岸から最大12カイリ(約22キロ)までとされる。さらに領海から外側の12カイリを接続水域と呼び、銃器、麻薬などの密輸入を防ぐため、通関や出入国管理などに関する法令に違反する行為の防止、処罰に必要な措置を取ることができる。