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時代を見通す日本の基礎情報

日本を取り巻くアジア情勢の変化 世界の情報を辛口で伝える情報部ログ 世の中はめまぐるしくかわっていきます その中で取り残されない為の情報をお伝えします Changing Asian situation surrounding Japan Tell the world information by information Department log The world is rapidly mood In order not to lag behind in its informed the <a href="https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3BDZ68+72TSYA+4IRQ+5YJRM" rel="nofollow">なんでもまとめてお売りください!宅配買取「いーあきんど」</a> <img border="0" width="1" height="1" src="https://www19.a8.net/0.gif?a8mat=3BDZ68+72TSYA+4IRQ+5YJRM" alt="">

深刻な「定年トワイライト中毒」。。。元職場近くの飲み屋へ

癒しを求めて…/(C)日刊ゲンダイ
 だれが呼んだか「トワイライト中毒」。夕闇迫る街にネオンがともるころ、一杯やりたくて居ても立ってもいられなくなる。今夜は、会社のそばの魚のウマイ居酒屋にしようか、久しぶりにひと駅先のおでん屋も悪くないな……。こんなやからが、どこの職場にも数人はいるだろう。

 これが現役時代の話なら、笑い話で済む。だが、会社を定年退職した引退組が、なぜか元の職場近くの飲み屋に毎週のように顔を出す“定年トワイライト中毒”となると、ちょっと深刻と言わざるをえない。

 新橋の居酒屋の店主が言う。
「何人か、いらっしゃいますよ。定年後も通ってくれるお客さんがね。大企業にいた人がほとんど。OB同士、2、3人で待ち合わせる人も。こんなご時世だし、ありがたい限りですよ」

 酒を飲むだけなら、自宅周辺で飲むこともできる。最寄り駅の近くに居酒屋の一軒や二軒はあるだろう。好きな肴でチビチビ家飲みするのも悪くはない。わざわざ電車に乗って時間をかけ、元の職場近くに出向く必要はあるまい。

 新橋の居酒屋の店主が言う。
「何人か、いらっしゃいますよ。定年後も通ってくれるお客さんがね。大企業にいた人がほとんど。OB同士、2、3人で待ち合わせる人も。こんなご時世だし、ありがたい限りですよ」

 酒を飲むだけなら、自宅周辺で飲むこともできる。最寄り駅の近くに居酒屋の一軒や二軒はあるだろう。好きな肴でチビチビ家飲みするのも悪くはない。わざわざ電車に乗って時間をかけ、元の職場近くに出向く必要はあるまい


退職後、新しい職場で働いていたら、その付き合いだって生まれるはず。それでも、現役時代に通った店にこだわる。なぜなのか?

■癒される感覚が欲しい

 行動心理に詳しい埼玉学園大学人間学部の古澤照幸教授の見方はこうだ。
「原因はいくつかありますが、『状況の影響』の可能性が一番強いと思います。人間というのは、ある状況になったらこんなことをする――、つまり状況の影響を受けやすい。夕方になったら、一杯やるもそう。現役時代の行動が、習慣になってしまってるんですね。さらに、行きつけだった店に行くことで“癒やされる感覚”を学習してしまっているのだと思います。満足感といってもいい。それが過去の記憶と共に残っているのでしょう。社会性の確認の意味もあります。そこにいることで、バリバリ仕事をしていたころの自分を思い出す。会社を去って社会から離れてしまっている自分は何なのだろう、そういった意識が頭の片隅にある。それを取り戻そうとして、こんな行動に出てしまうのです」
ようやくサラリーマン人生を全うしたのに、今の人生に物足りなさを抱えているとしたら、ちょっと悲しい気分だ。

 脚本家の矢島正雄氏が言う。
「結局、会社しかなかったということですよ。会社=仕事=人生で、会社を辞めたら自分が何者か分からなくなっちゃった。とくに昼間、何もしていない人はツライ。夕方になり“今日も一日何もなかった”と落胆し、それをトワイライトで埋める。昔と同じ店で一杯やることで、一日に意味があったような生理的な感慨を味わう。不安感の裏返しだけに深刻な問題です」

 ドキッとした人は「今日は行かなかった」と、手帳に記録をつけるといい。「熟慮する態度が身につき衝動的な行動をとらなくなる」(古澤教授)そうだ。試してみよう

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癒しを求めて…/(C)日刊ゲンダイ
 だれが呼んだか「トワイライト中毒」。夕闇迫る街にネオンがともるころ、一杯やりたくて居ても立ってもいられなくなる。今夜は、会社のそばの魚のウマイ居酒屋にしようか、久しぶりにひと駅先のおでん屋も悪くないな……。こんなやからが、どこの職場にも数人はいるだろう。

 これが現役時代の話なら、笑い話で済む。だが、会社を定年退職した引退組が、なぜか元の職場近くの飲み屋に毎週のように顔を出す“定年トワイライト中毒”となると、ちょっと深刻と言わざるをえない。

 新橋の居酒屋の店主が言う。
「何人か、いらっしゃいますよ。定年後も通ってくれるお客さんがね。大企業にいた人がほとんど。OB同士、2、3人で待ち合わせる人も。こんなご時世だし、ありがたい限りですよ」

 酒を飲むだけなら、自宅周辺で飲むこともできる。最寄り駅の近くに居酒屋の一軒や二軒はあるだろう。好きな肴でチビチビ家飲みするのも悪くはない。わざわざ電車に乗って時間をかけ、元の職場近くに出向く必要はあるまい。

 新橋の居酒屋の店主が言う。
「何人か、いらっしゃいますよ。定年後も通ってくれるお客さんがね。大企業にいた人がほとんど。OB同士、2、3人で待ち合わせる人も。こんなご時世だし、ありがたい限りですよ」

 酒を飲むだけなら、自宅周辺で飲むこともできる。最寄り駅の近くに居酒屋の一軒や二軒はあるだろう。好きな肴でチビチビ家飲みするのも悪くはない。わざわざ電車に乗って時間をかけ、元の職場近くに出向く必要はあるまい


退職後、新しい職場で働いていたら、その付き合いだって生まれるはず。それでも、現役時代に通った店にこだわる。なぜなのか?

■癒される感覚が欲しい

 行動心理に詳しい埼玉学園大学人間学部の古澤照幸教授の見方はこうだ。
「原因はいくつかありますが、『状況の影響』の可能性が一番強いと思います。人間というのは、ある状況になったらこんなことをする――、つまり状況の影響を受けやすい。夕方になったら、一杯やるもそう。現役時代の行動が、習慣になってしまってるんですね。さらに、行きつけだった店に行くことで“癒やされる感覚”を学習してしまっているのだと思います。満足感といってもいい。それが過去の記憶と共に残っているのでしょう。社会性の確認の意味もあります。そこにいることで、バリバリ仕事をしていたころの自分を思い出す。会社を去って社会から離れてしまっている自分は何なのだろう、そういった意識が頭の片隅にある。それを取り戻そうとして、こんな行動に出てしまうのです」
ようやくサラリーマン人生を全うしたのに、今の人生に物足りなさを抱えているとしたら、ちょっと悲しい気分だ。

 脚本家の矢島正雄氏が言う。
「結局、会社しかなかったということですよ。会社=仕事=人生で、会社を辞めたら自分が何者か分からなくなっちゃった。とくに昼間、何もしていない人はツライ。夕方になり“今日も一日何もなかった”と落胆し、それをトワイライトで埋める。昔と同じ店で一杯やることで、一日に意味があったような生理的な感慨を味わう。不安感の裏返しだけに深刻な問題です」

 ドキッとした人は「今日は行かなかった」と、手帳に記録をつけるといい。「熟慮する態度が身につき衝動的な行動をとらなくなる」(古澤教授)そうだ。試してみよう

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