◆ソーダを「美味い!」と感じる幸せ
そもそもソーダを飲んで「美味い!」と感じたことがある人は意外と少ないのではなかろうか?
筆者も購入後、すぐに作ってみてビックリしたのだが、ソーダを美味い!と感じてしまった一人である。水道水でも、まぁ、美味いのだが、ちょっと奮発してミネラルウォーターで作ってみるとこれまた美味! 炭酸の濃さも調節できるので、市販のソーダでは味わえない濃い~感じのシュワシュワな喉ごしが感動的なのである。
ジュワァ〜という音と共に注がれてゆく炭酸。音だけで飲みたくなります。
そのワケは割った際に炭酸が薄まらないからなのだが、市販の炭酸だと濃さには限界がある。これにより家飲みする際に、どうしても炭酸が薄まってしまうことに頭を悩ませている酎ハイ&ハイボール愛飲者は多いはずだ。言うまでもないが、こういった悩みは一発で解消してしまうのである。
ペリエなど海外のブランドソーダとはひと味もふた味も違った、美味いソーダを自宅で作って飲めるというのは、なんとも贅沢な幸せではなかろうか。
◆美味いソーダを作るために◆美味いソーダを作るために
【その1】水道水よりミネラルウォーター
【その2】ぬるい水より冷えた水その3】作った後は2時間ほど冷蔵庫で寝かせる
以上3つがコツである。
その1は言うまでもないこととして、その2はCO2は冷えた水の方が溶けやすいので、ぬるい水よりも溶け込みがよいという。その3は作ったソーダに栓をして、冷やすとボトル内の炭酸がしっかりと水に溶け込んでより美味くなるといったところか。
そのまま飲むもよし、レモンやライムを加えるもよしと、さまざまなレシピに対応できるのが嬉しい。人気商品だけあって、ジンジャエールやコーラ、ライムジュースなどのフレーバーも数多く販売されている。
ちなみにお酒が飲めない人でも、コーラやジンジャエール、ライムなどのフレーバーが売り出されているので、美味しい炭酸ジュースを楽しむこともできる。筆者は自家製のジンジャーシロップを作って、ジンジャーハイボールやジンジャエールを楽しんでいるのだが、こういったシロップ作りをするのもまた楽しいのである。
気になるお値段だが、CO2のガスシリンダーと専用ボトルの付いたスタートキットが12000円~。交換用のガスシリンダーは1本2100~3600円である(空のガスシリンダーを持って行けば2100円となるデポジット方式)。1本のガスシリンダーからは500mlのペットボトルに換算して約120本、約60ℓのソーダを作ることができるとされているので、冷たくて爽快な喉ごしと反比例するが如く懐に温かいのは嬉しい。
そして最後に、家飲みが絶対的に楽しくなることを記しておこう。パンチのある爽快なソーダで作る酎ハイやハイボールは、店では味わえないプレミアムな一杯。くせになって飲みすぎないように注意してほしい。ソーダが美味くても二日酔いの辛さは変わりないからだ。 ちなみに二日酔いの朝ならば、カットレモンを搾ったソーダをグイッと飲むとこれがまたクセになる爽快感。どちらにしてもクセになる美味さというのは、なんとも罪作りなモノなのである