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時代を見通す日本の基礎情報

日本を取り巻くアジア情勢の変化 世界の情報を辛口で伝える情報部ログ 世の中はめまぐるしくかわっていきます その中で取り残されない為の情報をお伝えします Changing Asian situation surrounding Japan Tell the world information by information Department log The world is rapidly mood In order not to lag behind in its informed the <a href="https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3BDZ68+72TSYA+4IRQ+5YJRM" rel="nofollow">なんでもまとめてお売りください!宅配買取「いーあきんど」</a> <img border="0" width="1" height="1" src="https://www19.a8.net/0.gif?a8mat=3BDZ68+72TSYA+4IRQ+5YJRM" alt="">

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Operated by company Chairman, Pak President should talk to anger at the Cabinet meeting

Operated by company Chairman, Pak President should talk to anger at the Cabinet meeting

Korea passenger ship sank, Chairman of the airline, though Township shipping Yu Byeong-Gen suspects = breach of trust charges in wanted-fugitives continued to be on Cabinet in 10 days, Park Geun-Hye, President ' is captured in this way would not talk about ' and said, showed his anger to law enforcement authorities.

 Increasing criticism of the Government couldn't help passengers marine police at the accident, struck the marine police dismantled Park said. It's Da Yu suspect not arrested now, including criticism, started again rebuked Mr Park's shape. (Joint)

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韓国シェア下落「現代自」燃費偽装・雨漏りで自滅の予兆

輸入車人気が急上昇中の韓国で、巨大自動車メーカー現代自動車に焦りが見え始めた。昨年は大雨が降ると車内浸水する“雨漏り”新車騒動などで品質への信頼を傷付けたが、韓国メディアによると、今度は別のリコールについて、ユーザーに適切に知らせていなかった失態まで発覚し、不興をかっている。最近、現代自は韓国市場を狙ったオリジナル車の投入を発表したが、牙城に迫った危機の裏返しにほかならない。

現代自Gのシェアが下落釜山国際モーターショーで公開された現代自の新型車。AG(左)は現代自のフラッグシップカーだ(ロイター)

釜山国際モーターショーで公開された現代自の新型車。AG(左)は現代自のフラッグシップカーだ(ロイター)

 釜山国際モーターショーにあわせて5月29日に行った現代自の新車発表会。自動車関係者を驚かせたのは、新車の中身ではない。“韓国市場重視”を鮮明にした現代自の方針の転換だった。

 新型車「AG」(コードネーム)は「韓国向け」に開発するという現代自のフラッグシップに位置付けた高級車。世界販売用の自動車を韓国仕様にして売ってきた現代自にとっては異例の対応だ。今年後半に発売する。

 人口約5000万人の韓国市場に絞った車を出しても、大きな儲けにつながらないリスクを抱える。それでも独自車の投入を決めたのは、輸入車攻勢にくさびを打つ意味があるとみられる。

 足もとの韓国内の4月の輸入車販売は1万6712台で、前年同月比25%増の勢い。3月に続いて過去最高を記録を更新した。このままの増勢が続けば、今年の輸入車のシェアは前年より2%以上伸びて、15%台を達するとみられる。
一方、現代起亜グループの2013年の韓国市場でのシェアは、前年比3ポイント程度下落し68%と7割を切った。

GM、日産も攻勢

 ここぞとばかりに、攻勢をかけるのは海外の各メーカーだ。聯合ニュースによると、販売目標を上方修正する輸入車ディーラーが目立っている。

 米ゼネラル・モーターズ(GM)の高級車ブランド「キャデラック」を輸入販売するGMコリアは、輸入車市場でのキャデラックのシェアを10%に引き上げる野心的な目標を示した。

 日産自動車の高級ブランド「インフィニティ」の年間販売目標は従来の2倍が目標。2月に韓国で発売された「Q50」が好評で、予約待ちの顧客が出るほどという。

 メルセデス・ベンツ・コリアは7年ぶりにフルモデルチェンジした新型「Cクラス」を近く正式販売するという。

 韓国での輸入車人気について、中央日報(電子版)は今年2月、「愛国心で耐えてきた堤防が空しく崩れている」と伝え、国産離れをうれいている。高級住宅地で知られるソウルの江南(カンナム)地域では、区庁に登録される新規車両200台余り(1日平均)のうち170台ほどが輸入車になったことを紹介した。

 昨年はトヨタ自動車「カムリ」が輸入車として初めて韓国カーオブザイヤーに輝いた。

韓国で輸入車が幅をきかせてきた要因はいくつもある。米国や欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)による影響や外国為替のウォン高といった経済環境の変化はもちろんだが、見逃せないのは、現代自の相次ぐ失態だ。

リコールなのに、はがき届かず

 朝鮮日報(電子版)は驚きの現代自の不手際を報じた。

 2012年に小型車「アクセント」で、電気系統の不具合で衝突時に火災が発生する恐れがあった車のリコールを実施したが、対象車の所有者にはがきで通知していなかった。

 昨年10月には急ブレーキ時のスリップを防ぐアンチロック・ブレーキ・システム(ABS)に腐食が見つかった大型セダン「ジェネシス」の一部について、リコールを行ったが、アクセントと同様にはがきの告知をしていなかった。

 リコール対象車はあわせて約1万台。監査院が国土交通部などを対象に調べたところ、こうした不適切事例がみつかったという。

 このうち今年3月現在でリコールで修理が行われた割合は、アクセントが24・7%(235台)、ジェネシス26・6%(2391台)といずれも3割に満たず、不具合を抱えたまま走り続けていた車は多かったとみられる。

 「修理が行われていない車には深刻な影響が出ることも予想されている」。朝鮮日報はこう警告した

日本の自動車メーカー関係者は、「ダイレクトメールやはがきで告知をしないなんてことはあり得ない。ホームページや報道発表を含めて、できる限りの広報をとるのは当たり前のこと」と話す。リコール後のユーザーへの周知手段について、具体的に国土交通省が定めているわけではないが、日本の自動車業界では常識レベルだ。

威信をかけた高級車

 自ら招いた結果とはいえ、現代自への逆風は強い。

 米消費者団体専門誌「コンシューマー・リポート」の2014年の総合ランキングでは、現代自の評価は前年より2ランク落ち、23ブランド中、16位に後退した。燃費性能の「水増し」表示をめぐる米国での集団訴訟では、現代自グループが最大3億9500万ドル(約400億円)を米国の消費者らに支払うことで昨年末ごろに和解したばかりだ。

 現代自が韓国市場向けに開発する新型は、前輪駆動(FF)の高級車であること以外は、具体的な性能などについて明らかになっていないが、BMWやアウディなどの高級ブランドがライバルになる見通しだ。

 新車といえば、昨年春に発売したスポーツ多目的車(SUV)「サンタフェ」では、車内が雨漏りするとの訴えが続出。ユーザーの怒りをかった苦い経験がある。韓国の牙城を守れるのか。今度の新型は、現代自の威信をかけた存在になるに違いない。

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日本代表について釜本邦茂氏「予選リーグ敗退の可能性高い」

史上最強”の呼び声高く、4年前から本田圭佑がいっている「優勝」を、本気で期待するファンも多い。読売新聞が5月28日付で、「4強 夢じゃない」との見出しをぶち上げれば、毎日新聞も5月13日付で蹴鞠の伝統とサッカーを重ね合わせ、〈ここは過去最高のベスト8以上に入って秋津島(日本の古名)に帰るという離れわざを期待しよう〉と書き、いずれも予選突破は当然と言わんばかり。テレビのスポーツ番組などでも、楽々突破できるかのような物言いばかりだ。

 果たして本当にそうなのか。ジャーナリストの谷口源太郎氏は、メディアの浮かれ気分にこう活を入れる。

「スポーツ報道の現場ではナルシズムが浸透しきっている。メディア、特にテレビはそれで視聴率が稼げるので、徹底して自己愛主義を情緒的に煽っている。だから、相手チームのことをしっかり報じようとしない。現実を見れば、予選突破は厳しいと思いますよ」

 では、海外から日本代表はどう見られているのか。米投資銀行のゴールドマンサックスが発表した「ワールドカップ&エコノミクス2014」という報告書のなかで、日本が優勝できる可能性は0.0%と分析している。つまり1%も望みがないということ。

 それだけではない。決勝トーナメントに残れる確率も33.8%に過ぎず、ギリシャ60.6%、コロンビア59.7%、コートジボワール45.9%と比較して、圧倒的な最下位予想なのだ。ちなみに、前回の2010年の同報告書では、日本の決勝トーナメント進出の確率を44.4%としていたので、前回よりも下がっているのである。

 メキシコ五輪の得点王で、日本サッカー協会の元副会長の釜本邦茂氏はこういう。

「私は悲観論者ではないが、予選リーグ敗退の可能性は高い。テレビの解説者は楽々突破とかいっているが、どこから勝ち点5を取るのか教えてほしい。W杯はそんなに簡単なものじゃない

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沈没事故での寄付金や報奨金…お金で見る韓国社会の価値観 逃亡オーナーは「史上最悪の犯罪者」に

サムスンの寄付は150億ウォン(約15億円)、報奨金は5億ウォン(約5千万円)-。300人以上の死者・行方不明者を出し、韓国水難史上最悪レベルといわれる旅客船「セウォル号」の沈没事故。救助や船体引き揚げの費用をはじめ、被害者補償や逃亡中の船舶運航会社実質オーナーに対する報奨金、財閥の寄付金に至るまで、今回の惨事では次から次へとお金の話が飛び出す。その金額からは韓国社会の持つ価値観が見えてくる。

 ◆寄付せぬ者は「ケチ」


 300人以上の死者・行方不明者を出した旅客船「セウォル号」の沈没事故現場 =韓国・珍島沖(AP)【拡大】



 今回の事故では財閥企業各社が相次いで、犠牲者遺族支援の寄付をした。サムスングループは150億ウォン、現代自動車グループは100億ウォン、SKグループは80億ウォン-などだ。

 寄付は本来、善意の表れなのだが、韓国では時として金持ちの義務となる。過去の災害でも有名人らが巨額の寄付をする流れができると、寄付しない者は逆に「ケチだ」との批判にさらされた。今回の財閥の寄付も「ケチな企業」というマイナスイメージを避けるための支出でもある。

 韓国の海洋水産省は5月19日、セウォル号の船体引き揚げにかかる費用が、最大で2千億ウォンに達するとの見積もりを公表した。韓国政府は犠牲者遺族らに対する賠償額を1千億ウォン以上と試算する。引き揚げ費用と合わせて3千億ウォン以上かかる費用はいったん政府が負担し、船舶運航会社「清海鎮海運」と、その実質オーナーとされる兪炳彦(ユ・ビョンオン)容疑者(横領容疑などで指名手配)に全額を支払わせる方針だ。

 兪容疑者とその一族は韓国内のほか、米国やフランスなど海外で、不動産を中心に多額の資産を保有する。国税当局などによると資産総額は約2400億ウォンにのぼるとみられるが、一部メディアは隠匿資産を含めると資産総額が1兆ウォンにのぼると報じた。ただ、その多くは現金化が困難なうえ相当額の負債もあり、3千億ウォン以上の支払い能力はないとみられている。


◆「史上最悪の犯罪者」

 検察は現在、兪容疑者について史上最高額となる5億ウォンの報奨金をかけて行方を追っている。

 これまで、韓国の報奨金の最高額は1997年の強盗殺人事件と、2004年に20人の女性を殺害した連続殺人事件の際にかけられた5千万ウォンだった。兪容疑者も当初は5千万ウォンだったが、メディアや世論から「安すぎる」と批判され、一気に10倍に引き上げられた。報奨金額でみると兪容疑者は「韓国史上最悪の犯罪者」となる。

 韓国検察がここまで力を入れるのは、この事故で朴槿恵(パク・クネ)政権が危機に陥ったためだ。「朴大統領が『責任を取らせる』と宣言している兪容疑者の追及が不調に終われば、検察が世論と政権から責任を問われる」(法曹関係者)。5億ウォンは韓国検察の体面を維持するための値段だといえる。

 沈没事故以降、朴政権は救助や事後処理に関して世論の激しい批判にさらされた。対応に追われた政府は鄭●原(チョン・ホンウォン)首相を更迭したほか、後任の首相候補に検察OBで元最高裁判事の安大煕(アン・デヒ)氏を指名した。

 朴大統領の期待を一身に背負った安氏だったが、弁護士開業後の5カ月間に16億ウォンもの報酬を得ていたことが発覚した。1日当たりにすれば約1千万ウォンだ。これが「元検事・元判事だから得た報酬だ」との批判を受け、結局安氏も指名を辞退した。

 安氏は疑惑を指摘された後で11億ウォンを「社会に還元(寄付)する」と宣言した。これに対し韓国の中央日報は「11億ウォンの寄付で(批判の)台風を避けるのは、この国の首相の価値がその程度にしかならないということか」と、首相のいすの価値を“算出”している。(ソウル 加藤達也)

●=火へんに共

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◆「史上最悪の犯罪者」

 検察は現在、兪容疑者について史上最高額となる5億ウォンの報奨金をかけて行方を追っている。

 これまで、韓国の報奨金の最高額は1997年の強盗殺人事件と、2004年に20人の女性を殺害した連続殺人事件の際にかけられた5千万ウォンだった。兪容疑者も当初は5千万ウォンだったが、メディアや世論から「安すぎる」と批判され、一気に10倍に引き上げられた。報奨金額でみると兪容疑者は「韓国史上最悪の犯罪者」となる。

 韓国検察がここまで力を入れるのは、この事故で朴槿恵(パク・クネ)政権が危機に陥ったためだ。「朴大統領が『責任を取らせる』と宣言している兪容疑者の追及が不調に終われば、検察が世論と政権から責任を問われる」(法曹関係者)。5億ウォンは韓国検察の体面を維持するための値段だといえる。

 沈没事故以降、朴政権は救助や事後処理に関して世論の激しい批判にさらされた。対応に追われた政府は鄭●原(チョン・ホンウォン)首相を更迭したほか、後任の首相候補に検察OBで元最高裁判事の安大煕(アン・デヒ)氏を指名した。

 朴大統領の期待を一身に背負った安氏だったが、弁護士開業後の5カ月間に16億ウォンもの報酬を得ていたことが発覚した。1日当たりにすれば約1千万ウォンだ。これが「元検事・元判事だから得た報酬だ」との批判を受け、結局安氏も指名を辞退した。

 安氏は疑惑を指摘された後で11億ウォンを「社会に還元(寄付)する」と宣言した。これに対し韓国の中央日報は「11億ウォンの寄付で(批判の)台風を避けるのは、この国の首相の価値がその程度にしかならないということか」と、首相のいすの価値を“算出”している。(ソウル 加藤達也)

●=火へんに共

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罠にかかった中国 シャングリラ対話講演に込めた安倍首相の深謀遠慮

「昨年、私は靖国神社を参拝した際、コメントを述べました。その際、国のために戦った方々のために手を合わせる、ご冥福をお祈りするのは世界共通のリーダーの姿勢であると。私もその意味において『御霊安かれなれ』と手を合わせたと申し上げました」
 「アジア安全保障会議」の講演後、中国側出席者(手前)から靖国神社参拝について質問を受ける安倍晋三首相=5月30日、シンガポール(共


 「同時に私はこう申し上げました。私は20世紀は、まさに多くの方々が戦禍に苦しんだ時代であったと。二度と再び人々が戦禍に苦しむことのない平和な時代をつくっていくために、全力を尽くしていくという意味において、不戦の誓いをしたところでございます」

 「同時に、私は何度も申し上げていることでありますが、日本は戦後、先の大戦に対する痛切な反省の上に立って、今日の平和な国をつくってきた。そして、自由で民主的な日本をつくってきたわけであります」

 「基本的な人権を守り、法を順守する日本をつくってきた。そのことに誇りを感じているところでありますし、ひたすら平和国家としての歩みを進んできた日本は、これからも平和国家としの歩みを進めていく。これは皆さまの前ではっきりと宣言しておきたいと思います」

 5月30日にシンガポールのシャングリラ・ホテルで開かれたアジア安全保障会議(シャングリラ対話)。安倍晋三首相は、基調講演後の質疑応答で、軍服姿の中国軍関係者が英語で「首相は靖国に参拝したが、日本軍に殺された何百万人もの中国、韓国人の魂にはどんな姿勢を表明するのか」と質問してきたのに対し、懇切丁寧に自身の思いを説明した。

 首相が話し終えると、会場からは大きな拍手がわき起こった。首相の主張への賛同者の多さとともに、東シナ海や南シナ海で傍若無人の振る舞いを繰り返す中国への嫌悪感の広がりを象徴する場面でもあった。



 中国軍関係者が攻撃的な質問をしてきたのには伏線があった。直前の基調講演で、首相が何度も中国を挑発したからだ。

 「国際法に照らして正しい主張をし、力や威圧に頼らず、紛争はすべからく平和的解決を図る。当たり前のこと、人間社会の基本です。しかし、その当たり前のことを、あえて強調しなくてはなりません」

 「既成事実を積み重ね、現状の変化を固定しようとする動きは、強い非難の対象とならざるを得ません」

 「私たちは、海上での戦闘機や船舶による危険な遭遇を歓迎しません。交わすべきは言葉です。テーブルについて、まずは微笑みの一つなり交わし、話し合おうではありませんか」

 講演の最後には、毎年、中国から受け入れる留学生の高校生たちが日本人との交流に感動し、「日本は第二の故郷だ」と言って帰国していることを紹介し、日本人の懐の広さをアピールした。首相周辺は、一連の首相の発言を「当たり前のことを言っているだけだ」と強調するが、ここまでこき下ろされた中国側が「メンツを潰された」と感じたのも不思議ではない。

 ただ、分が悪かったのは中国だ。南シナ海でベトナム漁船が中国漁船に体当たりされて沈没した直後のタイミングであり、大多数の国が中国の主張に耳を傾けようとはしない状況だった。首相が多少大げさに中国を挑発したのは、計算の内だったに違いない。

 こうして中国脅威論は国際世論で大きな流れとなり、ベルギー・ブリュッセルで開かれた先進7カ国(G7)首脳会議の首脳宣言に、中国の海洋進出を暗に牽制する文言が盛り込まれた。中国外務省の洪磊報道官は「無関係の国が争いに介入するのは問題の難度を高め、地域の平和や安定に(悪)影響を与えるだけだ」と反発したが、後の祭り。政府高官は「中国はいろいろ言わせておけば、ボロがたくさん出るんだよ」とほくそ笑んだ。

◇…先週の永田町語録…◇

(2日)

 ▽惑わされない

 石破茂自民党幹事長 野党の動きに惑わされることもないし、影響も全くない。政策をめぐっての離合集散ならば歓迎すべきだ。(日本維新の会の「分党」に関し記者会見で)

 ▽何をやるか

 浅尾慶一郎みんなの党代表 政治の報道で取り上げられるのは「どこの党とどこの党がくっつくか」という話だが、大切なのは「何をやるか」だ。(日本維新の分党に関し、党所属地方議員の研修会で)

(3日)

 ▽涼しげな閣議

 稲田朋美行政改革担当相 全閣僚がそれぞれ趣向を凝らした。いつもと違って色とりどりで華やかというか涼しげな閣議だった。(「かりゆしウエア」での閣議について記者会見で)

 ▽円満な分党

 松野頼久日本維新の会国会議員団幹事長 これだけ円満な形で分党できることは非常に珍しいのではないか。今後も友党として非常に良い関係でやっていきたい。(日本維新の分裂について役員会で)

(4日)

 ▽自己肯定感を

 菅義偉官房長官 国民性もあるが、子供や若者の自己肯定感は育んでいく必要がある。家庭や学校、地域が一体となって成長を支えていく。(将来に悲観的な日本の若者について記者会見で)

 ▽暴走止める

 松原仁民主党国対委員長 党内が結束して安倍晋三首相の暴走を止める戦いを繰り広げる。安直に議論なしで進めるのが政権の特徴だ。議論することを民主主義の大前提としてチェックしていく。(党会合あいさつで)

(5日)

 ▽アベノミクスの後

 麻生太郎財務相 水道や電力などインフラの輸出が1年間で3倍になった。他の国はみんなやっている。アベノミクスの後に何で食っていくかを真剣に考える時期が来ている。(派閥総会で)

 ▽煮え切らない

 又市征治社民党幹事長 1強多弱の状況をつくっている一番の責任は民主党だ。集団的自衛権など重要な問題で、態度がいつも煮え切らないから没落した。「民主党しっかりしろ」と言いたい。(記者会見で)

(6日)

 ▽最先端

 石破茂自民党幹事長 IT、ネット社会の最先端を走る党でないといけない。野党時代にそういう手法を駆使したのも政権奪還できた大きな理由だ。(党会合のあいさつで)

 ▽永遠の愛

 松原仁民主党国対委員長 石原慎太郎、橋下徹両共同代表が永遠の愛をお互いに誓いながら政治的な結婚をした。しかし協議離婚になってしまったということだ

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 中国軍関係者が攻撃的な質問をしてきたのには伏線があった。直前の基調講演で、首相が何度も中国を挑発したからだ。

 「国際法に照らして正しい主張をし、力や威圧に頼らず、紛争はすべからく平和的解決を図る。当たり前のこと、人間社会の基本です。しかし、その当たり前のことを、あえて強調しなくてはなりません」

 「既成事実を積み重ね、現状の変化を固定しようとする動きは、強い非難の対象とならざるを得ません」

 「私たちは、海上での戦闘機や船舶による危険な遭遇を歓迎しません。交わすべきは言葉です。テーブルについて、まずは微笑みの一つなり交わし、話し合おうではありませんか」

 講演の最後には、毎年、中国から受け入れる留学生の高校生たちが日本人との交流に感動し、「日本は第二の故郷だ」と言って帰国していることを紹介し、日本人の懐の広さをアピールした。首相周辺は、一連の首相の発言を「当たり前のことを言っているだけだ」と強調するが、ここまでこき下ろされた中国側が「メンツを潰された」と感じたのも不思議ではない。

 ただ、分が悪かったのは中国だ。南シナ海でベトナム漁船が中国漁船に体当たりされて沈没した直後のタイミングであり、大多数の国が中国の主張に耳を傾けようとはしない状況だった。首相が多少大げさに中国を挑発したのは、計算の内だったに違いない。

 こうして中国脅威論は国際世論で大きな流れとなり、ベルギー・ブリュッセルで開かれた先進7カ国(G7)首脳会議の首脳宣言に、中国の海洋進出を暗に牽制する文言が盛り込まれた。中国外務省の洪磊報道官は「無関係の国が争いに介入するのは問題の難度を高め、地域の平和や安定に(悪)影響を与えるだけだ」と反発したが、後の祭り。政府高官は「中国はいろいろ言わせておけば、ボロがたくさん出るんだよ」とほくそ笑んだ。

◇…先週の永田町語録…◇

(2日)

 ▽惑わされない

 石破茂自民党幹事長 野党の動きに惑わされることもないし、影響も全くない。政策をめぐっての離合集散ならば歓迎すべきだ。(日本維新の会の「分党」に関し記者会見で)

 ▽何をやるか

 浅尾慶一郎みんなの党代表 政治の報道で取り上げられるのは「どこの党とどこの党がくっつくか」という話だが、大切なのは「何をやるか」だ。(日本維新の分党に関し、党所属地方議員の研修会で)

(3日)

 ▽涼しげな閣議

 稲田朋美行政改革担当相 全閣僚がそれぞれ趣向を凝らした。いつもと違って色とりどりで華やかというか涼しげな閣議だった。(「かりゆしウエア」での閣議について記者会見で)

 ▽円満な分党

 松野頼久日本維新の会国会議員団幹事長 これだけ円満な形で分党できることは非常に珍しいのではないか。今後も友党として非常に良い関係でやっていきたい。(日本維新の分裂について役員会で)

(4日)

 ▽自己肯定感を

 菅義偉官房長官 国民性もあるが、子供や若者の自己肯定感は育んでいく必要がある。家庭や学校、地域が一体となって成長を支えていく。(将来に悲観的な日本の若者について記者会見で)

 ▽暴走止める

 松原仁民主党国対委員長 党内が結束して安倍晋三首相の暴走を止める戦いを繰り広げる。安直に議論なしで進めるのが政権の特徴だ。議論することを民主主義の大前提としてチェックしていく。(党会合あいさつで)

(5日)

 ▽アベノミクスの後

 麻生太郎財務相 水道や電力などインフラの輸出が1年間で3倍になった。他の国はみんなやっている。アベノミクスの後に何で食っていくかを真剣に考える時期が来ている。(派閥総会で)

 ▽煮え切らない

 又市征治社民党幹事長 1強多弱の状況をつくっている一番の責任は民主党だ。集団的自衛権など重要な問題で、態度がいつも煮え切らないから没落した。「民主党しっかりしろ」と言いたい。(記者会見で)

(6日)

 ▽最先端

 石破茂自民党幹事長 IT、ネット社会の最先端を走る党でないといけない。野党時代にそういう手法を駆使したのも政権奪還できた大きな理由だ。(党会合のあいさつで)

 ▽永遠の愛

 松原仁民主党国対委員長 石原慎太郎、橋下徹両共同代表が永遠の愛をお互いに誓いながら政治的な結婚をした。しかし協議離婚になってしまったということだ

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