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時代を見通す日本の基礎情報

日本を取り巻くアジア情勢の変化 世界の情報を辛口で伝える情報部ログ 世の中はめまぐるしくかわっていきます その中で取り残されない為の情報をお伝えします Changing Asian situation surrounding Japan Tell the world information by information Department log The world is rapidly mood In order not to lag behind in its informed the <a href="https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3BDZ68+72TSYA+4IRQ+5YJRM" rel="nofollow">なんでもまとめてお売りください!宅配買取「いーあきんど」</a> <img border="0" width="1" height="1" src="https://www19.a8.net/0.gif?a8mat=3BDZ68+72TSYA+4IRQ+5YJRM" alt="">

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触即発の危機も米軍が北拠点1200カ所特定 空母2隻が異例の共同訓練

暴走を続ける北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権に、世界最強の軍事的圧力が押し寄せようとしている。米軍の原子力空母2隻による演習が日本時間の1日に始まったのだ。2隻と海上自衛隊との共同訓練も実施されるもようだ。これだけでも異例の事態だが、さらに空母もう1隻が太平洋北西部へと出発、3隻が一時的に朝鮮半島周辺に集結する可能性も考えられる。正恩氏に核・ミサイル開発破棄を迫るとともに、中国に北朝鮮に対する圧力強化を求める狙いとみられるが、政治的解決が困難な場合は一触即発の危機も予想される。
演習を行う米原子力空母「カール・ビンソン」。戦闘攻撃機FA18「スーパーホーネット」を搭載している(米海軍提供)
演習を行う米原子力空母「カール・ビンソン」。戦闘攻撃機FA18「スーパーホーネット」を搭載している(米海軍提供)【拡大】

 米政府系メディア、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)は日本時間の1日、米海軍当局者の話として、日本海で演習が始まったと伝えた。

 演習を実施したのは、米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)を母港とする原子力空母「ロナルド・レーガン」を中心とする第5空母打撃群と、原子力空母「カール・ビンソン」を中心とする第1空母打撃群だ。VOAによると、打撃群の駆逐艦や巡洋艦も含まれているという。

 「(北朝鮮に)メッセージを送る意図がないはずがない」。米CNNは5月31日、演習の目的について米国防当局者の話を伝えた。

 日本政府関係者によると、海上自衛隊の艦船とロナルド・レーガンが、共同訓練を実施する方向で調整しているという情報もあり、カール・ビンソンを合わせた訓練も模索しているとされる

]2隻による共同訓練でも異例といえる事態だが、1日には米西部ワシントン州の海軍基地から、原子力空母「ニミッツ」が西太平洋に向けて出港。ペルシャ湾に向かうため朝鮮半島沖には向かわないという見方や、すでに朝鮮半島周辺にいるカール・ビンソンと交代するという観測もあるが、一時的に原子力空母3隻が集結する可能性も残っている。

 3隻はいずれも「動く海上軍事基地」とも呼ばれるニミッツ級の原子力空母で、全長は約330メートルにも及ぶ。その戦力について、軍事ジャーナリストの世良光弘氏が解説する。

 「1隻あたりの乗員は5500人前後で、66機前後の艦載機が搭載されている。最大射程26キロの艦対空ミサイル『シースパロー』や、巡航ミサイルなどを迎撃するための『近接防空システム(CIWS)』などを備えており、航空兵力の攻撃能力は1隻あたり、オランダやベルギー、スイスの空軍力に匹敵する」

 北朝鮮は過敏に反応している。朝鮮中央通信は5月29日、カール・ビンソンとロナルド・レーガンに触れ、「米帝好戦狂らは朝鮮半島で核戦争危機を高調させるほど、米本土が焦土化される災難を早めるだけであるということを瞬間も忘れてはいけない」と威嚇した。

 北朝鮮は原子力空母に対する攻撃能力も誇示している。同通信は30日、新開発の精密誘導システムを導入した弾道ミサイルの発射実験に「成功」したと報じた。正恩氏が「敵艦船」などの目標物を精密に攻撃できるよう開発を指示し、実験では7メートルの誤差で目標地点に命中したと主張した。29日早朝に東部の元山(ウォンサン)付近から発射した弾道ミサイルを指すとみられる

北朝鮮の反応を見る限り、一触即発の危機も感じられるが、前出の世良氏は「当面は空母を派遣することで北朝鮮に圧力をかけ、中国にも核・ミサイル問題解決に動くよう迫るのが米国の考えだろう」と指摘するが、将来的には政治的解決は困難で軍事衝突の可能性もあるとみる。

 その場合、米原子力空母に対し、北朝鮮が攻撃を仕掛けてくる可能性も考えられる。朝鮮中央通信が30日に実験成功と報じた弾道ミサイルの実際の精度はどうなのか。

 世良氏は「中国でさえ誤差が7メートルのミサイルなど作ることはできない。このミサイルは『対空母』などにはあたらず、空母派遣が話題となっていることに対するプロパガンダにすぎない」と話し、米軍が反撃に転じた場合について、次のように予想する。

 「米軍は攻撃すべき北朝鮮国内の1200カ所もの拠点を特定している。空母2隻で1200カ所の拠点をつぶす力を持っており、数時間でレーダー基地やミサイル基地の空爆を終え、防空指揮所や物資集積所を含めても1週間程度で終わるのではないか。ここにニミッツが加われば、2000カ所近く攻撃できる戦力となる」

 ただ、有事の場合には、日本にも弾道ミサイルなどが発射される可能性はあるという。「Xデー」に備え、危機感を持つことが必要なようだ。

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国内担当官」廃止のウラ 文政権、韓国情報機関にメス!北対話で組織動員も

【ソウル=桜井紀雄】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権が情報機関、国家情報院の改編に向け動き出した。国情院が政治に介入してきたとの批判を受け、トップに就任した徐薫(ソフン)新院長は、各機関の情報収集に当たってきた国内情報担当官(IO)制の廃止を指示した。文大統領は、海外の情報収集に特化した組織への改編を掲げている。国情院は果たして、生まれ変われるのか。

 

徐薫新院長(ロイター)                

 徐氏が国情院長に就任した1日、真っ先に指示したのがIO制の全面廃止だ。IOは政府機関や各種団体、メディアなどに出入りし、情報を収集してきたが、対象組織を「監視」しているとして、批判されてきた。

 任命に当たって文氏は「まずは国内政治への介入を徹底的に禁じるべきだ」と注文を付けた。徐氏も先月末の国会聴聞会で「国情院は政権を庇護(ひご)する組織ではない。国内政治とは決別する」と強調した。

 国情院は、時の政権の意向を忖度(そんたく)し政治的に動いた過去がある。2012年の前回大統領選では文氏を中傷するネットの書き込みの拡散を指示したとして、当時の元世勲(ウォン・セフン)院長が2審で有罪判決を受けた。朴槿恵(パク・クネ)前政権に批判的な文化人らのブラックリスト作りへの関与も指摘されている。

 文氏は、国情院の国内情報収集業務を全廃し、共産主義活動家に対する捜査権を警察に移すことや、海外でのみ情報収集する「海外安保情報院」への改編を公約に掲げた
 ただ、テロ情報などに関し、国内と海外に区分することは事実上不可能で、徐氏も聴聞会でそのことを認めている。IOを全廃すれば、情報機関の「目を耳を失う」と情報収集力の弱体化を憂慮する声もある。

 一方で、文氏は「南北関係の大転換で、国情院がすべき役割は非常に多い」と述べ、北朝鮮との対話に組織を動員する意向も示している。過去の南北首脳会談の水面化交渉に携わってきた徐氏ら北朝鮮専門家を国情院の要職に据えたのも、南北首脳会談を実現するための布石とみられている。

 こうした情報機関の「政治利用」に対し、対北交渉は統一省が担うべきであり、「徐氏に南北会談を任せたいなら、統一相として改めて起用すべきだ」(朝鮮日報社説)との批判もある

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 徐氏が国情院長に就任した1日、真っ先に指示したのがIO制の全面廃止だ。IOは政府機関や各種団体、メディアなどに出入りし、情報を収集してきたが、対象組織を「監視」しているとして、批判されてきた。

 任命に当たって文氏は「まずは国内政治への介入を徹底的に禁じるべきだ」と注文を付けた。徐氏も先月末の国会聴聞会で「国情院は政権を庇護(ひご)する組織ではない。国内政治とは決別する」と強調した。

 国情院は、時の政権の意向を忖度(そんたく)し政治的に動いた過去がある。2012年の前回大統領選では文氏を中傷するネットの書き込みの拡散を指示したとして、当時の元世勲(ウォン・セフン)院長が2審で有罪判決を受けた。朴槿恵(パク・クネ)前政権に批判的な文化人らのブラックリスト作りへの関与も指摘されている。

 文氏は、国情院の国内情報収集業務を全廃し、共産主義活動家に対する捜査権を警察に移すことや、海外でのみ情報収集する「海外安保情報院」への改編を公約に掲げた
 ただ、テロ情報などに関し、国内と海外に区分することは事実上不可能で、徐氏も聴聞会でそのことを認めている。IOを全廃すれば、情報機関の「目を耳を失う」と情報収集力の弱体化を憂慮する声もある。

 一方で、文氏は「南北関係の大転換で、国情院がすべき役割は非常に多い」と述べ、北朝鮮との対話に組織を動員する意向も示している。過去の南北首脳会談の水面化交渉に携わってきた徐氏ら北朝鮮専門家を国情院の要職に据えたのも、南北首脳会談を実現するための布石とみられている。

 こうした情報機関の「政治利用」に対し、対北交渉は統一省が担うべきであり、「徐氏に南北会談を任せたいなら、統一相として改めて起用すべきだ」(朝鮮日報社説)との批判もある

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韓国でなぜ突然「天皇アレルギー」が広がったのか

韓国では日本の天皇を「日王」と呼ぶのが一般化しているが、実はかつては韓国でも「天皇」呼称が使われていた。いつ、なぜ「日王」に変わったのか。韓国人のノンフィクション・ライター崔碩栄氏が解説する。

 * * *

 日本の天皇を表す言葉として、韓国で現在一般的に使用される表現は「日王」である。天皇という表現を誰かが使いでもしたなら、すぐに批判が起こる。そして、騒動となればメディアを通してすぐに日本に伝わる。その報道を見た日本人は、韓国に対し「負のイメージ」を抱くようになるだろう。

 これについては、韓国で「親韓派」と呼ばれていた朝日新聞若宮啓文元主筆が2015年8月12日の韓国日報への寄稿コラムで「勝手につけた『日王』という呼称に、ほぼすべての日本人が侮辱されたような気持ちになるに違いない。可能であれば、韓国政府とすべてのメディアが意見をまとめて『天皇と呼びます』と宣言しよう。それだけで、日本内の韓国に対するイメージははるかに良くなるに違いない」と指摘し、天皇という正式呼称で呼んで欲しいと訴えたことがある。

 まず、この問題の概要を説明する。

 そもそも、韓国社会が示す「天皇」という言葉への拒否反応は自然なものではない。というのは、過去には「天皇」という表現に対する反感など、まったくなかったからである。

日本人の中には、韓国は日本の統治を受けた「過去」があるため、自尊心を傷つけられた韓国人が「天皇」という文字を見るだけで反感を抱いてしまうと思っている人が多いようだが、それは誤解である。韓国は戦後も「天皇」という表現を数十年間使ってきたし、それはごく当たり前の表現として受け入れられていた。

 もちろん、日本の統治を受けたという「過去」が韓国人の自尊心を傷付けたという事実は動かしがたい。それゆえに「天皇」という言葉がニュースや新聞で取り上げられるときは、たいてい、日本の朝鮮統治や太平洋戦争など、日本に対する良くないイメージが付加されてきた。しかし、そのような記事であっても韓国人は「天皇」という言葉自体には抵抗はなかったと断言できる。それだけ新聞や放送で当たり前に使用されていたのだ。

 それでは、終戦から数十年も経ったある日、唐突に発生した新型の「天皇アレルギー」の原因は何だったのだろうか? 韓国メディアはその由来を日本の「在日韓国人への指紋押捺強制」で説明しようとする。日本政府の在日韓国人に対する指紋押捺強制と在日韓国人たちの拒否運動が韓国で報じられ、対日感情が悪化した時から「天皇」に対する反感が生じたという主張だ。

 〈1989年、在日同胞の指紋押捺問題で対日感情が悪化した時に、マスコミが「日王」と表記し始めて以降、天皇と日王の中間ぐらいの「日皇」という呼称も使ってきた〉(京郷新聞 1998年5月14日)

 指紋押捺問題というのは、1980年代に在日韓国・朝鮮人らが外国人登録証の指紋押捺を拒否して広がった運動である。一部の在日韓国・朝鮮人が「差別」だと抗議し、社会運動に発展した。京郷新聞は、この事件が対日感情を悪化させ、この時から「日王」と表記し始めたのだとしている。

 しかし、これは事実ではない。1989年の記事を探しても指紋押捺拒否運動は韓国内で短く報道されただけで、これに対し韓国社会が怒ったり、または反日感情に繋げるような反応はなかったからである。指紋押捺拒否は韓国から見ると海の向こう側で起きた小さな「ハプニング」程度の意味しかなかった

 そして、反日感情のために「日王」という呼称が使われるようになったという説明も納得できない。反日感情といえば、戒厳令まで宣布された1965年の日韓国交正常化反対デモの時の方がはるかに激しかったが、その後も何の抵抗もなく「天皇」という言葉が使われていた。では、韓国はいつ、何をきっかけに「天皇」から「日王」と呼ぶようになったのか。そのきっかけとなったのは、1989年の「昭和天皇崩御」である。

 ◆「天皇」が「日王」に変わったきっかけ

 韓国のポータルサイトNAVERで「記事検索」機能を利用し、過去のデータベースを検索してみると面白い結果がわかる。現在、韓国メディアが使う「日王」という表現は「ある時点」を境に爆発的に増加しているのだ。次のグラフを見るとその変化が一目でわかる。


それまで韓国で見られなかった「日王」という表現はなぜ急に広がったのか。グラフを見ると1989年1月の昭和天皇の死が転換点になっている。昭和天皇危篤のニュースが伝わった時期に姿を見せ始め、崩御の一報とともに急激に増え、それがメジャーな呼び名になってしまった。そして30年が経った今では「日王」が完全に定着し、「天皇」は禁句扱いなのである

 なぜ昭和という時代の幕が下りたとたん韓国が態度を変えたのかはわからない。それは誰かの訴えでもなく、誰かが決めた方針でもなく自然な流れだった。私見では、「世代交代」と関係があったのではないかと思っている。この時、各メディアで主戦力といえるクラスは30~40代の「戦後生まれ」の人たちで、彼らにとって天皇はただ新聞とニュースでしか接したことがない存在だった。日本統治時代に、小学生もしくは中学生だった人たちの頭の中に残っている「天皇」の存在感とは雲泥の差がある。

 日本統治時代を経験した韓国人の中には、天皇に反感を持っていた人は少なくなかった。しかし、彼らには、呼称を変えることで、その権威や存在感を引き下ろすという発想がなかったのではないか。彼らは日本人と変わらない価値観、思考を持っていた世代、あるいは持つように育てられた世代だからだ。彼らが「天皇」を「日王」という変な名前に変えることに痛快さを覚えたなら、それを1989年まで44年間も待つ理由がない。日本統治時代を経験した世代が社会の第一線から身を引き始めたのがちょうど1989年頃だ。15歳で終戦を迎えた人が1989年には59歳になっていた。韓国のメディア各社で定年となる年齢である。日本統治時代を知る人たちが「天皇」という言葉とともに韓国社会の第一線から退いたのである。

 ※崔碩栄・著『韓国「反日フェイク」の病理学』(小学館)より一部抜粋

 【プロフィール】チェ・ソギョン/1972年、韓国ソウル生まれ。高校時代より日本語を勉強し、大学で日本学を専攻。1999年来日し、関東地方の国立大学大学院で教育学修士号を取得。大学院修了後は劇団四季、ガンホー・オンライン・エンターテイメントなど日本の企業で、国際・開発業務に従事する。その後、ノンフィクション・ライターに転身。著書に『韓国人が書いた 韓国が「反日国家」である本当の理由』、『韓国人が書いた 韓国で行われている「反日教育」の実態』(以上、彩図社)、『「反日モンスター」はこうして作られた』(講談社)などがある。

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 指紋押捺問題というのは、1980年代に在日韓国・朝鮮人らが外国人登録証の指紋押捺を拒否して広がった運動である。一部の在日韓国・朝鮮人が「差別」だと抗議し、社会運動に発展した。京郷新聞は、この事件が対日感情を悪化させ、この時から「日王」と表記し始めたのだとしている。

 しかし、これは事実ではない。1989年の記事を探しても指紋押捺拒否運動は韓国内で短く報道されただけで、これに対し韓国社会が怒ったり、または反日感情に繋げるような反応はなかったからである。指紋押捺拒否は韓国から見ると海の向こう側で起きた小さな「ハプニング」程度の意味しかなかった

 そして、反日感情のために「日王」という呼称が使われるようになったという説明も納得できない。反日感情といえば、戒厳令まで宣布された1965年の日韓国交正常化反対デモの時の方がはるかに激しかったが、その後も何の抵抗もなく「天皇」という言葉が使われていた。では、韓国はいつ、何をきっかけに「天皇」から「日王」と呼ぶようになったのか。そのきっかけとなったのは、1989年の「昭和天皇崩御」である。

 ◆「天皇」が「日王」に変わったきっかけ

 韓国のポータルサイトNAVERで「記事検索」機能を利用し、過去のデータベースを検索してみると面白い結果がわかる。現在、韓国メディアが使う「日王」という表現は「ある時点」を境に爆発的に増加しているのだ。次のグラフを見るとその変化が一目でわかる。


それまで韓国で見られなかった「日王」という表現はなぜ急に広がったのか。グラフを見ると1989年1月の昭和天皇の死が転換点になっている。昭和天皇危篤のニュースが伝わった時期に姿を見せ始め、崩御の一報とともに急激に増え、それがメジャーな呼び名になってしまった。そして30年が経った今では「日王」が完全に定着し、「天皇」は禁句扱いなのである

 なぜ昭和という時代の幕が下りたとたん韓国が態度を変えたのかはわからない。それは誰かの訴えでもなく、誰かが決めた方針でもなく自然な流れだった。私見では、「世代交代」と関係があったのではないかと思っている。この時、各メディアで主戦力といえるクラスは30~40代の「戦後生まれ」の人たちで、彼らにとって天皇はただ新聞とニュースでしか接したことがない存在だった。日本統治時代に、小学生もしくは中学生だった人たちの頭の中に残っている「天皇」の存在感とは雲泥の差がある。

 日本統治時代を経験した韓国人の中には、天皇に反感を持っていた人は少なくなかった。しかし、彼らには、呼称を変えることで、その権威や存在感を引き下ろすという発想がなかったのではないか。彼らは日本人と変わらない価値観、思考を持っていた世代、あるいは持つように育てられた世代だからだ。彼らが「天皇」を「日王」という変な名前に変えることに痛快さを覚えたなら、それを1989年まで44年間も待つ理由がない。日本統治時代を経験した世代が社会の第一線から身を引き始めたのがちょうど1989年頃だ。15歳で終戦を迎えた人が1989年には59歳になっていた。韓国のメディア各社で定年となる年齢である。日本統治時代を知る人たちが「天皇」という言葉とともに韓国社会の第一線から退いたのである。

 ※崔碩栄・著『韓国「反日フェイク」の病理学』(小学館)より一部抜粋

 【プロフィール】チェ・ソギョン/1972年、韓国ソウル生まれ。高校時代より日本語を勉強し、大学で日本学を専攻。1999年来日し、関東地方の国立大学大学院で教育学修士号を取得。大学院修了後は劇団四季、ガンホー・オンライン・エンターテイメントなど日本の企業で、国際・開発業務に従事する。その後、ノンフィクション・ライターに転身。著書に『韓国人が書いた 韓国が「反日国家」である本当の理由』、『韓国人が書いた 韓国で行われている「反日教育」の実態』(以上、彩図社)、『「反日モンスター」はこうして作られた』(講談社)などがある。

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マルウエア所持中国女、トランプ氏の別荘に侵入で訴追 



ニューヨーク=上塚真由】米南部フロリダ州パームビーチにあるトランプ米大統領の別荘「マールアラーゴ」に不法に侵入したとして、米連邦検察は2日までに中国人の女(32)を訴追した。複数の米メディアが報じた。女は外部からコンピューターを操る「マルウエア」(不正プログラム)が入ったUSBメモリーを所持していたという

 マールアラーゴは会員制の高級リゾートホテルとしても運営。米メディアによると、女は3月30日にプールに泳ぎに来たと警備員に告げて敷地内に侵入。その後、受付では米国系中国人協会の国連会合に出席するために訪れたと説明したが、該当の会合はなく、警護員に拘束された。トランプ氏はこの日マールアラーゴに滞在中だったが、事件当時は不在だった。

 女の所持品には中国のパスポート2冊や携帯電話4台、パソコンなども含まれていた。女は調べに対し、「トランプ氏の家族と米中の経済外交政策について話すよう中国人の友人に言われ、上海からやってきた」とも供述しているという。

 米中貿易の決着を目指すトランプ氏は当初、マールアラーゴで3月中に中国の習近平国家主席と首脳会談を開く意向を示していたが、延期となっている

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国民民主党内で強まる脅威論「枝野ドクトリン」が招く野党の亀裂 

立憲民主党の枝野幸男代表が3月末に発表した「当面の活動方針」が波紋を広げている。他の旧民進党系党派からの「引き抜き」を示唆した内容だけに、矛先を向けられた国民民主党の警戒感は臨界点に達しつつある。亀裂が深まれば夏の参院選での野党共闘にも影を落としかねない。(千田恒弥、広池慶一)

 「野党第一党のリーダーシップが問われている。おごれる者は政権にはつけない。旧民進勢力が分断されて喜ぶのは自公政権だ!」

 国民民主党の原口一博国対委員長は2日の記者会見で、立憲民主党の活動方針を強い表現で批判した。国民民主党の増子輝彦幹事長代行も1日夜のBSフジ番組で「理解できない。『排除の論理』だ」と不快感を口にしている

 無理もない。活動方針には、次期衆院選の公認の対象に「前回他党や無所属で立候補し、立憲民主党と政策理念を共有する人」を含めると明記されているからだ。立憲民主党中堅は「『早くこっちに来い』というメッセージだ。枝野氏は、小沢一郎代表率いる自由党と組む国民民主党を敵と見定めた」と解説する。

 その活動方針は、国民民主党内で「枝野ドクトリン」と呼ばれる。他党の切り崩しと自らの勢力拡大に突き進む枝野氏への批判を込めた呼称だ。国民民主党幹部は「『ドクトリン』の発表で党内の雰囲気は変わった。立憲民主党との協調路線は影を潜めた」と明かす。

 これまでも立憲民主党は陰に陽に他党に手を突っ込んできた。2月には、次期衆院選の国民民主党公認が内定していた元東京都議を夏の参院選東京選挙区(改選数6)に擁立すると決めた。参院選広島選挙区(同2)で改選を迎える国民民主党現職に水面下で入党を促したこともある。


3月末には参院選山梨選挙区(同1)に社民党所属の東京都杉並区議を立てることを決定し、同党の又市征治党首を「野党共闘にひびが入る」と激怒させた。

 「ドクトリン」発表を機に国民民主党内では抗戦の機運が高まりつつあるが、野党共闘に頼らずに夏の参院選に臨むことはできないというジレンマも抱える。

 旧民進党系の連携が進まない現状に、国民民主党参院ベテランは「自民党の懐の深さを見習わなければ」と漏らし、こう続けた。

 「もはや自民党との連立だって選択肢の一つだ。過去には『自自公』や『自社さ』もあったのだから…」

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