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時代を見通す日本の基礎情報

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逃げるな山尾志桜里説明責任を果たせ今の状態では舛添と同じ逃げ回っているのとどう違うのか愛知の恥さらし

舛添要一東京都知事の辞職がようやく決まった。今年3月に、海外出張の際の豪華スイートルーム利用が批判されてから約3カ月。数珠つなぎのように浮上する疑惑に対し、ある時はだんまりを決め込み、またある時は世間の意表をつく言い訳術を駆使して延命を図ったものの、ついに投参院選の公約を発表する民進党の山尾志桜里政調会長=6月15日、東京・永田町の民進党本部(斎藤良雄撮影)了となった。
参院選の公約を発表する民進党の山尾志桜里政調会長=6月15日、東京・永田町の民進党本部(斎藤良雄撮影)

 舛添氏が辞職を余儀なくされた直接の要因は、政治資金を私的に流用したのではないかという疑惑だが、本質は、世間からの疑いの目に、最後まで正面から向き合わなかったということに尽きるだろう。


 政治家は、法に触れるかどうかよりも(もちろん本当に法に触れちゃいかんが)、自らの言動そのものを問われる存在なのだということを思い知らされる。


 そこで今、私はある政治家に注目している。賢明な読者の方はお気づきのことと思うが、民進党の山尾志桜里政調会長のことだ。


 舛添氏が批判された疑惑の一つに、「公用車で温泉地の別荘へ48往復」がある。まさに公私混同の極みだが、舛添氏は記者会見で「知事車は動く執務室」「気分転換したり、体調を整えるのは都知事の大きな責務」などと説明した。これは、今回の疑惑を不信感一色に染めた大きな発言だった。誰もが「そんな言い訳が通用するとでも思っているのか!」と、心の中で突っ込んだはずである。


 一方山尾氏がいまだに説明責任を果たしていない疑惑、「地球5周分のガソリン代」がある人呼んで「ガソリーヌ」疑惑。山尾氏はテレビ番組などで「国民に政治不信を与えてしまって、たいへん申し訳なく思っている」と釈明しているが、政治資金収支報告書に記載された多額のガソリン代は本当に政治活動に利用されたのか、という核心的な疑問にはいっさい答えていない。

舛添氏が辞職を表明した今月15日、民進党が参院選の選挙公約を発表した。ここで政調会長として記者会見に出席していた山尾氏に記者から「山尾さんもガソリン代(の疑惑)を全然報告していないが、どうなっているのか」との質問が飛んだ。すると山尾氏は「今、説明できるのは、それぞれ弁護士を立てて協議をしている最中だ。結果、あるいは顛末がどうなったかはしっかり話ができる状況になって説明したい」と述べた。これでは、「第三者の厳しい公正な目に任せたい」と逃げ回っていた舛添氏の姿勢と何ら変わらないではないか。


 なのに、山尾氏はこの2日前のBS番組で、舛添氏について「次から次と、一つ一つ出てくるエピソードが国民の暮らしや常識から離れていることに自身が気づいているのかどうかも国民からすると、よく分からない」と舌鋒鋭く批判していた。私などは「舛添氏と貴女のどこが違うのか、こっちのほうがよく分からないよ」と思ったものだ。


 余計なことかもしれないが、舛添氏と山尾氏の政治資金問題で共通する項目に「コーヒー代」がある。舛添氏は都内の喫茶店に1万8000円(コーヒー1杯400円なら45杯分相当)を支出したと話題になった。これは後に、「第三者」の弁護士が「早朝の勉強会として開催された政治資金パーティーの朝食として提供されたサンドイッチ代」と説明した。一方、山尾氏も1カ月で約18万円の「コーヒー代」を計上し、世間を驚かせた。

舛添氏が辞職表明した日、大阪維新の会代表の松井一郎大阪府知事は記者団に「舛添さんは辞めるところまで追い詰められた。じゃ、民進党のコーヒー代はええんかという話が(参院選で)出てくると思いますよあれ、うやむやになったままでね。ガソリン代も」と指摘。さらに、「都知事がそれやるとダメ。でも、ポジションによって格差が出るような話はないと僕は思うけどね」とクギを刺した。


 「政治とカネ」の問題に関しては長年、もううんざりするほど多くの政治家が疑惑を持たれ、批判にさらされてきた。今年に入っても、舛添氏だけでなく、甘利明前経済再生担当相にも大きな問題が浮上した。


 山尾氏を加えた3氏の疑惑をすべて同列に論じるつもりはないが、少なくとも、舛添、甘利両氏は「役職を辞する」という行動をとった。これを「政治家としてのケジメ」ととるか、「説明責任からの逃げ」とするかは、有権者一人一人の判断だろう。


 山尾氏は今、野党第一党の政策責任者として、参院選の論戦の先頭に立つ人物である。そこで、「国民〈あなた〉と進む。」をキャッチフレーズに掲げた民進党の選挙公約のパンフレットを見ると、“国民の声”として「税金を何に使っているのか、しっかり示してほしい」(30代女性)という意見が紹介されている。


 山尾氏はまず、この声に応えることから始めてほしい。

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