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北訪問で180日間の訪米禁止「韓国大統領機」が米の制裁対象

史上最悪の米韓関係」を象徴する出来事といえそうだ。韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の専用機が、ドナルド・トランプ米政権の対北朝鮮制裁の対象となり、180日間訪米できなくなっているというのだ。朝鮮日報(日本語版)が13日に報じた。11月末にG20(20カ国・地域)首脳会議出席のためアルゼンチンを訪れた際には、当初予定されていた米国ではなく、チェコを給油などの中継地としていたという。米国の制裁対象となった韓国大統領専用機 米国の制裁対象となった韓国大統領専用機

 同紙によると、専用機が制裁の適用を受けたのは、9月の南北首脳会談の際、文氏の北朝鮮訪問に使用されたため。トランプ大統領は昨年9月、「北朝鮮に行ったすべての飛行機は、それから180日間以内に米国に入れない」という内容の北朝鮮独自制裁に署名していた。

 南北首脳会談直後、文氏は国連総会や米韓首脳会談のため、米ニューヨークを訪問したが、その際には「制裁の例外」を認めてもらう手続きを取っていた。

 ただ、「このような制裁免除手続きは1回ではなく、訪米のたびにする必要がある」(外交消息筋)という。このため、G20首脳会議でアルゼンチンを訪れたときには、米ロサンゼルスを経由する予定を変更し、チェコとしていた。

 文氏のチェコ訪問については、当時、同国のミロシュ・ゼマン大統領が海外訪問中で不在だったため、韓国メディアから訝しむ声が出ていた。韓国の大統領専用機はボーイング747-400で「空軍第1号機」と呼ばれるが、実際は、大韓航空からの「チャーター機」である。

 朝鮮日報の記事では、米政府関係者の「北朝鮮を訪問した以上、韓国大統領の専用機も制裁対象に含まれる」との発言も紹介している。

 だが、中央日報(日本語版)によると、韓国大統領府の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は13日、朝鮮日報の報道を「事実ではない」と述べ、「わが政府が米国側に北朝鮮制裁免除を申請したことはない」と説明した

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