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習政権に人民解放軍が暴発寸前か 反習派の牙城「北部戦区」動く!?新型肺炎“無策”で…

新型コロナウイルスの感染拡大が、中国共産党の一党独裁支配を揺るがす可能性が出てきた。12日朝時点で、中国本土での感染者は4万4000人を超え、死者は計1110人となった。世界保健機関(WHO)は、新型肺炎を「COVID(コビッド)-19」と名付けた。事実上、中国国内は「パンデミック(感染爆発)」状態といえ、最前線に立つ、人民解放軍の医療部隊も疲弊しつつある。「政権は銃口から生まれる」(毛沢東)という国柄だけに、「死のウイルス」が解放軍内にまで広がれば、初動対応に失敗した習近平政権への怒りが爆発しかねない。もともと、習政権に不満を抱えていた最精強の「北部戦区」などの動きが注目されている。

 「依然として非常に厳しい」「大規模な措置が必要だ」

 習国家主席は10日、北京市内の医療施設などを視察し、新型コロナウイルスをめぐる状況について、こう語った。中国国営中央テレビ(CCTV)が伝えた。

 今回の感染拡大以降、習氏は公の場にほぼ姿を現しておらず、「最高権力者の身に何かが起きているのでは」との憶測も流れた。日本でも、福島原発事故後、一時行方不明となった大物政治家がいたが、マスクに白衣姿で登場したことで、新型肺炎を心底警戒していることをうかがわせた。

 

ネット上では、「どうして、(新型ウイルスが発生した湖北省)武漢市に行かない?」といった批判も見られるという。

その武漢市では、突貫工事で「火神山医院」と「雷神山医院」が建設され、人民解放軍の医療部隊が運用している。病床が足りず、体育館などに簡易ベッドを大量に設置して、感染者らを集中収容する方針が出されたが、これは解放軍の「野戦病院」の手法だ。

 人民解放軍は、国の軍隊ではなく中国共産党の軍隊である。「党が鉄砲を指揮する」というのが、中国のシビリアン・コントロール(文民統制)であり、軍を指揮する「最高実力者」は党中央軍事委員会主席である。

 一方で、人民解放軍は歴史的成り立ちから、軍中央の支配が届きにくい半ば独立した軍閥の集まりとされる。習氏に忠誠を誓う軍閥と、習氏と距離を置く軍閥がある。背景に、利権と政争が複雑に絡み合う。

 習氏は2012年、党総書記と党中央軍事委員会主席に選出された後、「軍の腐敗撲滅」や「統合作戦能力の向上」などを掲げて、軍改革を進めてきた。「7大軍区」から「5大戦区」に再編し、軍人を30万人削減した。狙いの1つは、軍閥と一体化した反習派の軍区の解体といわれる。

 『チャイナチ(CHINAZI) 崩れゆく独裁国家 中国』(徳間書店)など、中国関連の著書が多い評論家の宮崎正弘氏は「習政権となって、解放軍は弱体化させられ、機能を奪われている。不満がかなり鬱積しているはずだ。『隙さえあれば何かやってやろう』というのが軍の特性といえる。習氏が最も恐れるのは、人数が多く、軍事的にも充実している『北部戦区』だろう」と語った。

北部戦区は16年2月、人民解放軍で最精強とされた旧瀋陽軍区と、旧北京軍区の内モンゴル自治区、旧済南軍区の山東省を統合して誕生した。ロシアと朝鮮半島に接するため、軍事費が優遇され、最新兵器が集積されてきた。司令部は瀋陽市に置かれている。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権と近く、北朝鮮利権の見返りに、武器やエネルギー、食糧などを極秘支援しているとの見方もある。反習派の牙城とされる。

 北朝鮮は1月下旬、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、中国人観光客の入国を無期限で禁止した。盟友関係にある北部戦区から連絡でもあったのか。

 新型肺炎の感染拡大で、中国国内では武漢市をはじめ、「70都市以上」「4億人」が封鎖・隔離されているという報道がある。封鎖都市の中には、北部戦区の管轄区域である山東省臨沂市(人口約1140万人)や、黒竜江省ハルビン市(同約960万人)も含まれている。

 習政権の初期対応の遅れが、中国全土から世界各国に「死のウイルス」をバラまく結果となっている。軍人にも被害者が続出する出る事態となれば、解放軍、特に北部戦区はどう動くか

 中国情勢に詳しい評論家の石平氏は「新型肺炎の感染拡大阻止に解放軍が駆り出されているが、軍人は集団生活をしているため、集団感染してもおかしくはない。『解放軍内で感染拡大』という事態に陥れば、軍人も自分たちを守るために命令に背いたり、独自の道を進む可能性もあるだろう。習氏の『個人崇拝』は崩れつつある。最悪の場合、中国全土で暴動が起き、共産党体制が揺らぎかねない」と推察している。

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