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時代を見通す日本の基礎情報

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非常事態北朝鮮軍「コロナ集団感染」か部隊「丸ごと隔離」

北朝鮮の北東部の大都市、咸鏡北道(ハムギョンブクト)の清津(チョンジン)市内には、輸城川(スソンチョン)という川が流れている。大きな橋が2本かけられているが、今年8月に地域を襲った台風9号(メイサーク)の被害で流出してしまった。

米国の北朝鮮ニュース専門サイト「38NORTH」は、8月18日撮影の衛星写真では橋が寸断されてしまっているが、10月15日の衛星写真では、復旧作業が行われ、通行が再開しているようだと報じた。

この橋なのか、別の橋なのか不明だが、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)第9軍団の工兵部隊が復旧工事に当たっていた。ちなみにこの軍団、かつてクーデター未遂を起こした第6軍団の後身だ。

参考記事:「軍幹部はボディブローで崩れ落ちた」北朝鮮“クーデター未遂”の真相

この現場で、作業中だった兵士が次から次へと倒れる事件が発生したと、現地のデイリーNK内部情報筋が伝えた。

参考記事:北朝鮮「骨と皮だけの女性兵士」が走った禁断の行為

事件は、橋の復旧工事が仕上げ段階に達したころに起きた。複数の兵士が発熱、呼吸困難などの症状を見せた。当初は、気温が低くなる中で兵士たちの寝床や食事がよくなかったことで、風邪を引いたのかと思われていたが、わずか1〜2日で同様の症状を示す兵士が急増、最終的には30人に達した。

異常を感じた上官は、中央に事案を報告した。「即時隔離せよ」との指示に基づき、30人のみならず、中隊の兵士全員がが病院に送られ、隔離された。

(参考記事:3割が生きて出られない…北朝鮮コロナ隔離施設の劣悪な実態

金正恩党委員長の指示を受け、平壌の中核党員1万2000人が災害復旧現場に派遣されたが、この現場でもその一部が働いていた。この人員も、同時に隔離された。

参考記事:金正恩が派遣した精鋭部隊、現場で「使いものにならない」と悪評

当局は、清津で新型コロナウイルスと疑われる症状を見せ死亡した例が複数報告されていることから、兵士らについても感染の疑いを持っており、兵士のみならず、現場に動員された一般市民や、頻繁に視察に訪れていた幹部に対しても体温測定などの検査を行った。

当局は、橋の復旧工事が仕上げ段階だったため、別の人員で工事を進めた。また、隔離された兵士たちも、20日間の隔離期間が終われば、すぐに工事を再開するとのことだ。

なお、同じ咸鏡北道の、中国との国境に面した会寧(フェリョン)、鐘城(チョンソン)、穏城(オンソン)では、封鎖令が敷かれ、西隣の両江道(リャンガンド)でも最近までロックダウン状態だったが、情報筋は、清津での封鎖令の実施有無については言及していない。

(参考記事:3家族が全滅、孤児院も…北朝鮮「封鎖都市」で餓死続出の断末魔



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