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時代を見通す日本の基礎情報

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Google全世界停止で露呈した「Google Home」の落とし穴。電気がつかない

写真

写真は、Google Home Mini

12月14日、突如としてGoogleの提供するサービスが停止した。これは世界的現象だったが、日本では21時を迎えようとする時刻に事態が発生。約1時間でサービスは復旧したが、実は極めて深刻な問題を人類に突きつける出来事でもあった。

 GmailやYouTube、Googleドキュメント等のサービスが使えなくなったのはもちろんだが、何とGoogle Homeまでも停止してしまったのだ。これにより、部屋の家電が一切操作できなくなるという人が続出した。

すべての家電をGoogleと連携できる現代

「OK,Google」という言葉をかけると反応し、指示通りの操作を行ってくれるGoogleの音声アシスタントと、それを搭載したGoogle Home。対応デバイスや家電製品は、このアシスタントと連携して家の住人の声に従う。空調の操作、照明のON/OFF、テレビやオーディオ機器のチャンネル切り替え、ドアの錠前の開閉等。

「OK,Google。テレビをつけて」と言えば、テレビの電源がONになる。部屋中のあらゆる家電を声で操作することにより、まさに人類が長年夢見た「完全ハンズフリーの生活」が実現するのだ。

 が、この夢は僅か1時間の停止で悪夢と化した。

◆照明すらつけられない事態に

 Twitter等のSNSでも、12月14日にGoogle Homeの機能が使えなくなったという報告が多数上がっている。

 Google Home以外に家電を操作する手段を省いてしまったため、部屋の照明すらONにできない、或いは寒い夜中に暖房すらつけられないという内容だ。そう、北半球に位置する日本の12月は寒い。南半球の国ならまだ我慢だけで済むかもしれないが、ヒトは寒さに対して極めて脆弱である。

 暖房もない、すっかり冷め切った部屋で1時間。実はこれだけならまだ運が良いほうで、もしも玄関のドアにGoogle Home対応のスマートロックを設置していた場合、自宅から締め出されてしまう可能性もある。

「オールGoogle化」の落とし穴

 2011年の東日本大震災直後、日本では「オール電化の脆弱さ」について議論されたことがある。給湯から調理まで、ガスを使わず電力で賄うという仕組みは、停電が起こればすべての機能が停止してしまうのでは……というものだ。

 それと同じ構図を「オールGoogle化」にもあてはめることができる。Googleの提供するサービスは、今やインフラストラクチャー同然であることは誰にも否定できないはずだ。それ故にGoogleそのものの停止は、たとえ1時間弱でも現代人の生活に大きな影を落としてしまう。照明のON/OFFを紐で引っ張って操作していた時代にはあり得なかったことでもある。

◆リモコンの存在を再確認しよう

 このトラブルの予防策としては、「スマホアプリとスマートスピーカー以外の操作方法を再確認する」ということ以外になさそうだ。言い換えれば、各家電製品のリモコンを手に届く場所に置いておくということ。これと同質のことは、キャッシュレス決済の分野でも言われている。PayPayにしろSuicaにしろ、今後システム障害が発生しないとは誰にも断言できない。もしも外出中にそのようなことが起こった場合、ズボンのポケットに1000円札があればそれは何よりも心強い存在になるはずだ。

「複数の手段を用意する」というのは、急なトラブルを回避する基本策である。<文/澤田真一>

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