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時代を見通す日本の基礎情報

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慰安婦問題】誤報を意地でも認めない朝日新聞 吉田証言のウソ露見後も謝罪せず

這(は)っても黒豆」という、ことわざをご存じだろうか。

 畳の向こうの隅に、黒くて小さい正露丸ほどの大きさのものがある。1人は「あれは虫だ」と言い、別の1人は「あれは黒豆だ」と見立てる。そのうち、その正露丸がそろそろと動き始めた。1人が「やっぱり虫だったぜ」と勝ち誇ったように言う。ところが、もう1人は「いや、黒豆だ」と言い張って自説を変えない。

 明らかな事実が発覚しても素直に認めず、頑迷に自説に固執する人物を揶揄(やゆ)して、「這っても黒豆」という。

 韓国・済州(チェジュ)島で、慰安婦を強制連行したという懺悔(ざんげ)本を書いた吉田清治氏に、最も入れ込んだメディアは朝日新聞である。1992年1月23日付夕刊では、論説委員が次のような吉田氏の証言を丸ごと無批判に引用している。

 《国家権力が警察を使い、植民地での女性を絶対に逃げられない状態で誘拐し、戦場に運び、一年二年と監禁し、集団強姦し、そして日本軍が退却する時には戦場に放置した。私が強制連行した朝鮮人のうち、男性の半分、女性の全部が死んだと思います》
ところが、この記事の2カ月後に、吉田氏の証言は完全な創作であることが露見した。現代史家の秦郁彦氏が92年3月、吉田氏の本で強制連行が行われたとされる済州島の貝ボタン工場の跡地に行って調査した。工場関係者の古老に「何が目的でこんな作り話を書くんでしょうか」と聞かれ、秦氏は返答に窮した。

 それ以前に、地元紙「済州新聞」の女性記者が、吉田氏の著書の韓国語訳が出た89年に調査し、「事実無根」との結論を記事にしていた。その記事の中で、ある郷土史家は吉田氏の著書について「日本人の悪徳ぶりを示す軽薄な商魂の産物」と憤慨していた。

 こういうこともあった。吉田氏の著書を真に受けたNHK山口放送局が、吉田証言を軸とした番組を企画したが、版元の三一書房から「あれは小説ですよ」と聞かされて立ち消えになった。他方、韓国では堂々とテレビの実録ドラマになってしまったのだが…。

 吉田氏は後に週刊誌の取材に答えて、「本に真実を書いても何の利益もない。事実を隠し自分の主張を混ぜて書くなんていうのは、新聞だってやるじゃないか」と弁明し、開き直った。(『週刊新潮』96年5月2・9日号)

 朝日新聞は、秦氏の調査結果が公表されてからは、紙面に吉田氏を登場させることはできなくなった。朝日新聞は、簡単に言えば「詐話師にだまされた」のである。ならば誤報を謝罪して決着をつけるべきだった。あのサンゴ事件の時は、社長が辞任している。偽ベートーベン、佐村河内守氏の騒動ですら、朝日は謝罪声明を出している。

 国家の名誉を汚す、冤罪(えんざい)事件をデッチ上げた点で、慰安婦の誤報は比較にならないほど重大である。にも関わらず、朝日はいまだ謝罪せず、「這っても黒豆」を続けているのである。


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ところが、この記事の2カ月後に、吉田氏の証言は完全な創作であることが露見した。現代史家の秦郁彦氏が92年3月、吉田氏の本で強制連行が行われたとされる済州島の貝ボタン工場の跡地に行って調査した。工場関係者の古老に「何が目的でこんな作り話を書くんでしょうか」と聞かれ、秦氏は返答に窮した。

 それ以前に、地元紙「済州新聞」の女性記者が、吉田氏の著書の韓国語訳が出た89年に調査し、「事実無根」との結論を記事にしていた。その記事の中で、ある郷土史家は吉田氏の著書について「日本人の悪徳ぶりを示す軽薄な商魂の産物」と憤慨していた。

 こういうこともあった。吉田氏の著書を真に受けたNHK山口放送局が、吉田証言を軸とした番組を企画したが、版元の三一書房から「あれは小説ですよ」と聞かされて立ち消えになった。他方、韓国では堂々とテレビの実録ドラマになってしまったのだが…。

 吉田氏は後に週刊誌の取材に答えて、「本に真実を書いても何の利益もない。事実を隠し自分の主張を混ぜて書くなんていうのは、新聞だってやるじゃないか」と弁明し、開き直った。(『週刊新潮』96年5月2・9日号)

 朝日新聞は、秦氏の調査結果が公表されてからは、紙面に吉田氏を登場させることはできなくなった。朝日新聞は、簡単に言えば「詐話師にだまされた」のである。ならば誤報を謝罪して決着をつけるべきだった。あのサンゴ事件の時は、社長が辞任している。偽ベートーベン、佐村河内守氏の騒動ですら、朝日は謝罪声明を出している。

 国家の名誉を汚す、冤罪(えんざい)事件をデッチ上げた点で、慰安婦の誤報は比較にならないほど重大である。にも関わらず、朝日はいまだ謝罪せず、「這っても黒豆」を続けているのである。


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