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IMFの本部が北京に? 着々と進むアメリカ抜きの世界秩序

ニュースディープスロート

Q.G7でロシア非難声明を出したのに、英仏独の首脳はなんで「プーチン詣で」をしたの?

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アメリカ抜きの世界秩序が形成されつつある。IMFの本部もワシントンから北京になる!


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 6月2日、スペインのフアン・カルロス国王が突然、退位を表明した。欧州では昨年から、オランダ前女王・ベアトリクスやベルギー前国王のアルベール2世らが、次々と王座を退いている。欧州の君主が存命中に退位することは稀である。さらに英エリザベス女王も既にチャールズ皇太子やウィリアム王子に、権限の大部分を移譲することを表明している。

 彼らは皆、元をたどればドイツのサクス=コバーグ=ゴータ家の系譜を受け継ぐ親戚関係にあり、欧州金融システムの“陰の支配者”だった者たちだ。彼らの相次ぐ退位や権限移譲が意味するのは、世界の権力構造の地殻変動である。

 世界の大異変を裏付ける出来事はほかにもある。デンマークで5月末から6月頭にかけて、「欧米支配層の秘密会議」と称されるビルダーバーグ会議が開かれた。しかし、これまでの閉鎖性とは打って変わり、議事録の大部分がネット上に公開されたのだ。


G7とノルマンディー記念式典で欧米の“温度差”が浮き彫りに【拡大】



 議事録によると、今回の会議の主催者、ウィリアム・ヴァン・ドゥイーンはオバマ政権を批判し、現行のアメリカの政治や社会の仕組みを改革し、別のシステムに置き換える用意があると発言した。

 また、ブルームバーグによると、IMFのラガルド専務理事が、中国の影響力拡大に伴い、IMF本部を米ワシントンから中国の北京へと移転する考えを表明。かつて、世界銀行は米国主導、IMFは欧州主導という不文律が存在したが、今ではIMF議決権の16・7%を有するアメリカのみが単独で否決権を有している。ラガルド発言は、IMFを私物化するアメリカへの決別のメッセージなのだ。

【プーチンにごますり顔で近寄っていったオバマ】

 新しい世界秩序の構築もすでに進んでいる。

 ウクライナ問題をめぐり米露関係が冷え込むなか、ロシア抜きのG7がブリュッセルで開催された。ところがその直後にフランスで行われたノルマンディー上陸作戦70周年記念式典の舞台裏では、メルケル独首相、キャメロン英首相、オランド仏大統領がそれぞれ「プーチン詣で」を行っている。この個別会談では、プーチンが、米ドルに替えてルーブルや人民元、ユーロなどで決済することを表明した天然ガス取引について、話し合いがもたれたようだ。

 ちなみに式典の映像には、オバマがごますり顔でプーチンに近寄ったものの、軽くあしらわれる瞬間が写っており、ネット上で話題になった。いずれにせよ、プーチンが国際社会の主役の座にあることが明確になった。

 一方、国際社会で孤立化するアメリカとの同盟関係を強化しようとしている世界唯一の国が日本。日米“ふたりぼっち”とならないことを祈るばかりだ。

 ◆G7とノルマンディー記念式典で欧米の“温度差”が浮き彫りに

 フランスのノルマンディーで、第2次世界大戦中の上陸作戦70周年記念の追悼式典が行われ、欧米19か国の首脳らが参加した。直前のG7ではウクライナ問題でロシアを非難する共同声明が発表されたが、英仏独のリーダーは個別にプーチン大統領と会談。オバマ大統領とは会場での10分程度の会話に終わった。

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