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10日から16日の1週間で、なんと1万2,804人もの人が熱中症で救急搬送され、都内では53人が亡くなっていることがわかりました(15日まで)。
熱中症患者は2000年以降、急増しています。特に今年は連日の猛暑に加えコロナ感染拡大防止で外に出る機会が減り、体が暑さに慣れてないので、熱中症が起こりやすいのです。
9月以降も、平年より高い気温が予想されているので、くれぐれもエアコンをうまく使って、水分補給などにつとめてください。
ということで、今回は「熱中症」について、あれこれ書きます。
そもそも日本で熱中症への関心が高まったのは、1990年代後半以降です。それまで「生気象学=気象が心身に与える影響を科学的に捉える学問」は、季節性うつ病や冬季の脳血管系疾患死亡などが主たる研究対象で、熱中症を始めとする熱ストレスに関する研究はかならずしも多くはありませんでした。
1990年代後半から温暖化の影響による猛暑日の増加や、ヒートアイランド現象で夜間の気温が下がらなくなり、自宅で熱中症を発症する人が増加。徐々に、社会問題となり研究者の関心も高まっていきました。
特に、2003年の夏のヨーロッパにおける熱波をきっかけに、世界的マターとなり、熱波による死亡に関する論文が急増。高齢者や基礎疾患を持つ人々が熱波の影響を受けやすいことがわかりました。
2004年3月にはWHOが「異常気象、気候イベントに対する公衆衛生対策」というテーマで国際会議を開催し、各地で熱波による健康被害を予防する取り組みが進められるようになりました。
国内で、これまで死亡者が最も多かったのは、2012年の1,135人です。この年は記録的な猛暑で、群馬県館林では32日間も「猛暑(35度以上)」が記録されました。また、研究が蓄積さ熱中症患者の発生と日最高気温・日平均気温とに強い関連がありれたことから、
さらに、
などがわかりました。
高齢者は「温度」の感度が低下するので暑さを感じにくく、喉の渇きの感度も鈍るため、水分摂取がうまくできません。介護施設などに入居していればヘルパーさんがケアしてくれますが、高齢者だけだと気がついた時には手遅れ…となってしまうのです。
いわずもがな日本はこれからかなり深刻な超超高齢社会に突入しますし、独居老人、老老介護も増えています。熱中症は予防対策が可能なので、今後は「一人暮らしのおじいちゃん、おばあちゃんを“熱ストレス”から、いかに守るか?」が極めて重要なのです。
いわずもがな日本はこれからかなり深刻な超超高齢社会に突入しますし、独居老人、老老介護も増えています。熱中症は予防対策が可能なので、今後は「一人暮らしのおじいちゃん、おばあちゃんを“熱ストレス”から、いかに守るか?」が極めて重要なのです。
ちなみに最新の予測モデルでは、2030~40年ぐらいまでは、熱中症の患者数は極端には増えないと試算されています。ただし、2100年頃には、現在の2倍以上になるという予測も出ているとか。
いずれにせよ、これから何年にもわたって、感染症と熱中症と付き合うことを余儀なくされそうです。どうやって共存するか?それが人類の最大の課題になるのかもしれません。