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沖縄が危ない】石垣島の自衛隊配備が足踏み 市議造反で脅かされる

北朝鮮の弾道ミサイル発射に対処するため沖縄県・石垣島に展開した自衛隊=2012年4月
北朝鮮の弾道ミサイル発射に対処するため沖縄県・石垣島に展開した自衛隊=2012年4月【拡大】
国境の島々である沖縄県・八重山諸島で、自衛隊配備に向けた動きが本格化している。日本最西端の与那国島では、反対派の運動や住民投票などの紆余(うよ)曲折を経て3月、陸上自衛隊の沿岸監視隊がようやく発足した。

 石垣島では、保守系議員が多数を占める市議会で、配備を求める住民の請願が否決される事態になり、予想外の「難産」になりそうな雲行きだ。

 与那国島では昨年2月、配備の是非を問う住民投票で賛成派が過半数を獲得し、長年の論争がようやく決着した。

 沿岸監視隊員は160人で、レーダー施設を使って周辺の船舶や航空機などの監視にあたる。尖閣諸島をうかがう中国の動きなどを牽制(けんせい)できる。

 自衛隊は、過疎化が進む島にとっての救世主でもある。2月時点で1490人だった与那国島の人口は、隊員と家族の移住で、約9年ぶりに1700人台を回復した。小学校のうち1校は、複式学級を解消した。

 自衛隊誘致に尽力した住民の与那原繁さん(53)は「子供が増えたことが一番うれしい」と目を細める。

 島の飲食店なども活況を呈している。島のスポーツイベントは地域別で対抗するため、各地域が精強な隊員を奪い合っているという。

 防衛省は石垣島、宮古島、奄美大島でも配備計画を進める。しかし、石垣島の市議会では、保守系の与党が圧倒的な多数を占めているにもかかわらず、6月、配備推進を求める住民の請願が否決された。

 与党は請願を可決する方針だったが、採決で数人が退席や反対に回る造反劇が起きたのだ

これを受け、配備に反対する地元紙は「自衛隊に対する多くの市民の不安、急進的な一部与党議員に対する懸念の声が届いたもの」とはしゃいだ。

 ただ、造反した議員たちは「市民にまだ理解が深まっていないからだ。配備そのものには反対しない」と説明している。時間をかければ市議会の理解を得られる可能性は高いが、問題は時間をかけている余裕があるかということだ。

 尖閣周辺には中国軍艦も出没し始めた。県議選の結果を受け、沖縄本島の反基地運動も勢いを増すばかりだ。石垣島への配備が1年や2年といった単位で遅れれば、その間、中国に有利な既成事実がどんどん積み上げられかねない。

 慎重にプロセスを踏むのが民主主義の良さであり、同時に弱点でもある。しかし、私たちは、民主主義にしか未来はないことを知っている。国は、根気強く住民の理解を求めながら作業を進めるべきだ。国境の島々は、侵略的な独裁国家・中国の膨張に待ったをかける、歴史的使命を担うのだ
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