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時代を見通す日本の基礎情報

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“庶民派”大統領が口にすべき北の味とは?

平壌の老舗冷麺店「玉流館」での昼食会で韓国の文在寅大統領(左)から贈り物を受け取り笑顔の北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長=19日(平壌写真共同取材団)
平壌の老舗冷麺店「玉流館」での昼食会で韓国の文在寅大統領(左)から贈り物を受け取り笑顔の北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長=19日(平壌写真共同取材団)

南北首脳会談のため北朝鮮を訪問している文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、平壌滞在中に庶民が利用する店での食事を希望していたという。昨年12月の訪中の際、北京の庶民の食堂で朝食をとった“庶民派”らしい発想だ。

 19日の昼食を文氏は、老舗冷麺店「玉流館(オン・リュグァン)」で楽しんだが、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の父、金正日(ジョンイル)総書記も愛(め)でた平壌屈指の老舗はとても庶民の店とはいえない。金正恩氏の祖父、金日成(イルソン)主席の生前の念願は「人民に白いご飯と肉のスープを食べさせる」ことだった。だが、北朝鮮では今も一般住民の口に日常的に入るものではない。

 韓国に住む脱北者の多くが、北の住民の日常的な食べ物としてカンネンパプ(トウモロコシご飯)を挙げる。トウモロコシを砕きコメのように炊いた栄養価に乏しい人民食だ。おそらく金正恩氏らロイヤルファミリーは食べたことがないだろう。

 韓国からやってきた大統領に、わざわざカンネンパプなどなかろうが、もし出されれば、庶民派の文氏なら、いとわず口にし北の庶民の味をかみしめるかもしれない。脱北者の知人は「金正恩も食べてみれば、人民生活の現実が分かるはずだ」という。ただ、晩餐(ばんさん)会で今回も高級食が振る舞われている南北首脳会談。それが実現する可能性は、まずない。(名村隆寛)

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