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時代を見通す日本の基礎情報

日本を取り巻くアジア情勢の変化 世界の情報を辛口で伝える情報部ログ 世の中はめまぐるしくかわっていきます その中で取り残されない為の情報をお伝えします Changing Asian situation surrounding Japan Tell the world information by information Department log The world is rapidly mood In order not to lag behind in its informed the <a href="https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3BDZ68+72TSYA+4IRQ+5YJRM" rel="nofollow">なんでもまとめてお売りください!宅配買取「いーあきんど」</a> <img border="0" width="1" height="1" src="https://www19.a8.net/0.gif?a8mat=3BDZ68+72TSYA+4IRQ+5YJRM" alt="">

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韓国は信用できない」が61% フジテレビ「新報道2001」世論調査 


フジテレビ『新報道2001』調査

歴史・領土問題などで日本を貶める韓国に対し、日本人が憤慨している実態が分かった。フジテレビ「新報道2001」が20日報じた世論調査で、61・8%が「韓国は信用できない」と答えたのだ。韓国は国内矛盾を転化するためもあって「反日」政策を取っているが、日本人も堪忍袋の緒が切れてきたようだ。

 調査は、首都圏の成人男女500人を対象に17日に行われた。ちょうど、慰安婦募集の強制性を認めた「河野洋平官房長官談話」の唯一の根拠である、元慰安婦16人の聞き取り調査のずさんさが発覚した直後だった。

 このためか、「日本政府は、慰安婦の問題について、今後さらに謝罪をする必要があると思いますか」との質問には、「思わない」が67・4%で、「思う」(25・6%)を2倍以上上回った。

 反日大国・韓国は、2020年東京五輪が決まる直前、福島第1原発の汚染水問題をめぐって卑劣な妨害工作を仕掛けたうえ、日本企業を相手に法治国家とは思えない常軌を逸した判決を連発。さらに、韓国系団体が全米20カ所以上で、慰安婦の像や碑を設置するなど、日本と日本人の名誉を傷つける工作活動を続けている。

 前出調査の「あなたは、韓国についてどう思っていますか」という質問では、「信用できない」が61・8%で、「信用できる」(27・0%)を大きく上回っている。

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その女のサインを見抜くだけ![棚ボタSEX]革命


現役最終試合型【
現役最終試合型 遭遇率★★★☆☆ 棚ボタ度★★★☆☆

<心の叫び>このままSEXせずに現役を卒業してしまうのが怖い…


 長期間彼氏がいない、もしくは彼氏がいてもセックスレスという、いわゆる「ご無沙汰女」が、自分の女としての価値観を再確認するために見境のないSEXを受け入れてしまうパターン。節目の年齢が近づいているご無沙汰女は「このままセックスレスで現役を卒業してしまうのか」というモヤモヤを抱えがちなので、ピンポイントで34歳、38歳、39歳に多く見られる。

 「女」であることをあまり強調しないタイプなので、合コンや同窓会などの集団戦では影が薄く、その手の集まりへの参加は消極的。一方で、サシ飲みでは急に大胆に。出会い系の利用率も意外に高い。

【外見】

・一見、性欲は薄そうで、まったりした感じ。とにかく気負いがない。

・ダサくはないが、流行を追っているわけでもない、頑張らないファッション。チュニックに黒いレギンスというスタイルが多い。メガネや時計など、小物にはこだわりあり。

・男っぽく見えることもあるが、ガサツなわけではない。タバコをわざわざタバコケースに入れるなど、細かいところに女らしさが窺えることも。

【行動】

・仕事面でそれなりに責任のある立場だったりするので、恋愛でアイデンティティを確立する必要がなく、それゆえに恋愛には淡泊。

・基本的にマメな性格ではない。メールの返事は遅いし、SNSもほとんどやらない。くっついたり別れたりを頻繁に繰り返すのが面倒なので、一人の男と長く付き合うタイプ。半面、「一夜限りのSEX」への心理的ハードルは低め。

・男ウケするキャピキャピした態度は取れないが、「工場萌え」が趣味とか、男と一緒に盛り上がれる話題を多く持っている。

《これがSEX待ちサインだ!》

 4タイプの中では、もっともサインがわかりにくい。せいぜい「最近彼氏とご無沙汰」なのをアピールするくらい。基本的に、あまり化粧に時間をかけない性質なので、メイクが濃くなったら要チェック。もっとも「コバルトブルーなど派手な色のマニキュアをつけていた」(39歳・クリニック受付)のように、なかなか男性には伝わりづらいところでサインが出ていることも多い。

 ストレートに自分から狩りに出ることも少なく、どうしてもSEXしたいときは出会い系を利用する合理主義者。街中で遭遇する可能性は低い。

◇経験談 重めの口説き文句は逆効果。断られたときがセンスの見せどころ!

 「若いころは、SEXをマジメに考えすぎていましたね。『この人、私のこと好きなのかな』とか、『遊ばれているんじゃないか』とか。今なら、ぜんぜん気楽にSEXできます。むしろ『今のうちに楽しんでおこう』って感じ(笑)。『それ(結婚や恋人)はそれ、これ(一夜限りのSEX)はこれ』と、男性的な目線が出てきました」--南田絵里さん(仮名・34歳)は、淡々とそう話す。

 「あくまで楽しみたいだけなので『好き』とか余計なことは言わないでほしい(笑)。以前、ぶっちゃけトークもできる男友達に誘われたんですが、その彼がよかったのは、しれっと『ウチ、来る?』と言ったところ。最初は断ったんですよ。『友達だからムリ』って。すると彼『友達でも、3回までならOKらしいよ』って言ったんです。思わず『そうなの? じゃ、いっか』と。男の人は、女性から断られたときの返しが大事。その対応で彼のセンスを測っている部分があるし、内心『押してほしい』と思っているわけですから」

◆棚ボタへの王道

 人生にSEXの占める割合がさほど大きくないため、(SEXしたいという気持ちはあっても)中途半端な口説きでは腰を上げないタイプ。一方で「ウチに来いよ」「ホテルに行こう」などのストレートな誘いには、比較的あっさり乗ってくる。もっとも、唐突な誘いは効果薄だ。

 「このタイプの女性にとって、SEXは恋愛行為というよりコミュニケーションの延長。しっぽり2人で楽しく飲んで、『終電なくなったね』→『じゃあホテル行こう』みたいな流れが王道です。“せっかく今まで楽しくおしゃべりしていたのに、ここでヘンな駆け引きをするのもなんだよね”という気遣いが働くんですね。2時間以上サシで飲める相手なら、基本的にSEXできるはず

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魔性気取り女”の心と股を開く言葉 「キミは特別だよ


魔性気取り型 遭遇率★★★★☆ 棚ボタ度★★★★☆

<心の叫び>男から求められることが女の価値。SEXの回数が少ないと、女が下がる!

 このタイプの女は「モテることがビタミン剤」。20代前半でそれなりに経験を積み、自分では男をわかった気になっているため、現在は「魔性の女と思われたい」ステージに突入。男から求められているという実感を得たいがために、相手を問わないSEXに走りがち。女性誌の「SEXでキレイになる」特集の影響も多分に受けている。いまひとつ仕事面で自信が持てない30歳手前に多い。彼氏との仲がうまくいっておらずモヤモヤして……というケースも。

 女子高などで優等生的な思春期を過ごした結果、性欲をこじらせたケースも多く、根は割とマジメ。

《これがSEX待ちサインだ!》

 一人でバーに繰り出しては、見知らぬ男に声をかけたりするのも平気な行動派。「バーに行って、いい感じだなと思う人に視線を送る。目が合ったらニコッと笑う。そうすると隣に来てくれるんですよ」(29歳・宝飾販売)。バー通いが趣味の女が身近にいたら[魔性気取り]かもしれないので、ぜひサシ飲みに誘ってみよう。

 女のほうから手近な仲のいい男を飲みに誘うケースも多い。「自分から行動した結果だったら後悔することもないし、『私が遊んでやった』と割り切れるから」(27歳・ライター)。

【外見】

・フツーの女と同じような格好はしたくないので、フリフリ、ピラピラした服は着ないが、スカートでしっかり「オンナ」を強調。キメキメではないが、着崩れのない、きっちりとした着こなしにマジメさが表れている。

・スイーツ女子(≒茶髪)とは違うよ!というアピールなのか、黒髪ロング率が高い。

・ほかの女が持っているものと違うものを持ちたがる。スイーツ女子がもれなく所有するiphoneを敬遠し、android派を気取る傾向あり。

【行動】

・「特別な女と思われたい」願望が、フツーの女子への攻撃となって表れる。口ぐせは「女同士で群れるのって苦手なんだー」。「女のコってよくカクテル飲んでるけど、私は断然日本酒派!」など「ほかの女とは違うアピール」がやたら多い。

・人からどう見られるかを非常に気にする。ツイッターでは鍵付きでグチや攻撃をバンバン書き込む一方、外面のよさが求められるFBは苦手。

・「男と対等に話せる自分」に酔っているので、下ネタにも積極的にノッてくる。

◆棚ボタへの王道

 このタイプは一見奔放なようで、根はマジメ。性欲をそのまま認めるのは抵抗があるので、SEXするのにいちいちキレイな言い訳を必要とする。

 「だからこそ<自分は特別>だと思い込みたがるんです。自分は特別な女だから、異性に激しく求められるのはしょうがない--という言い訳ですね。このタイプの女性をその気にさせるには、単純に<お前は特別>だと言ってあげればいい。『キミみたいなコってあまりいないよね』とか。相好を崩して『え~、どこが~?』とかぶせてきますよ(笑)。『職場の女性では、キミが一番話しやすい』なども口説き文句として有効。自分の特別さを“わかってる”男性には、心も股も開くタイプです」(春乃氏)

◇経験談 いくら相手が魔性気取りでも、最後の一押しは男から、がマナー

 SEXしたい気分になると、しばらく会っていない男友達を飲みに誘うという遠藤加奈子さん(仮名・28歳)。目的達成までの“よくある流れ”を再現してもらった。

 「最初は普通に、おいしいご飯屋さんに行きます。その後、2人で飲みに行って隣に座ります。個室じゃなくて周りにカップルがたくさんいるお店がいいですね。相手も感化されるから。そこで、相手が飲んでるお酒を『一口ちょうだい』とか言って接近するんです」

 もはやゴールは目前だが、「最後の一押しは相手にまかせる」のが加奈子さんの流儀。どんな一押しが“正解”なのだろうか。

 「単純ですけど『加奈子と付き合ったら楽しいんだろうなー』とか。『あたしと付き合っても、家でDVD見るとかしかないよ』なんて返すと『どんなDVD見てるの』→『じゃあ今からツタヤで借りて見ようか』みたいな流れになります。もちろん『ホテルに行こう』でもいいんですけど、ストレートにそう言える男性って、意外と多くないものですよね」
魔性気取り型

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世界から失笑…中国一の土地成金が“中国版ハリウッド”を建設する

ここ数年、映画人口が爆発的に増え、映画市場が北米に次ぐ世界第2位の規模に急成長した中国ですが、本コラムで何度もご紹介させていただいている通り、自国の映画産業を保護するため、当局はハリウッド映画といった海外作品の国内上映にあたり、ほとんど嫌がらせに近い厳しい事前検閲を貸し、世界から非難を浴びています。

 ところが面白いことに、当の中国人民は当局の意向とは裏腹にハリウッド映画に熱狂。そうした状況を受け、今春、全世界で大ヒットを記録した「アイアンマン3」では、ハリウッド初の中国向け別バージョンが登場。

 また、日本でも8月に公開され大ヒットした「パシフィック・リム」は全世界で約4億760万ドル(約402億円)の興行収入を稼ぎましたが、米国が約1億178万ドル(約100億円)なのに対し、中国は何と1億1190億ドル(約110億円)で本国を上回るヒットを記録しました(いずれも米調査会社ボックスオフィスモジョ調べ)。

 ハリウッド映画の海外での興行収入が本国を抜くのは恐らく、これが初めてです。

■中国・アズ・No.1? レオ様も…米国スター俳優を札束で

 だがしかし。こんなことで驚いている場合ではないのです。9月22日付香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)や23日付中国英字紙チャイナ・デーリー(いずれも電子版)、AP通信などが報じていますが、中国の不動産開発大手、大連万達集団(ワンダ・グループ)を率いる中国一の大富豪、王健林(ワン・ジェンリン)会長(58)が、東部・山東省の青島に総額500億元(約80億ドル=7900億円)を投じ“さて、この王会長とはどんな人物かまず説明いたします。 「麻婆豆腐」でおなじみ、四川省に生まれた王会長は、1970年から86年まで人民解放軍に所属。その後、エリート校で知られる遼寧(りょうねい)大学(遼寧省)を卒業し、遼寧省大連市の西崗(せっこう)区で行政官として働いた後、89年に西崗区の住宅開発公社の総括管理者に。

 そうした経験を買われ、92年にワンダ・グループの総括管理者に就任。翌93年にはCEO(最高経営責任者)に上り詰めますが、昨今の中国での土地バブルで資産が激増。今年の中国の長者番付「胡潤(こじゅん)百富」で見事、富豪1位に選ばれました。総資産は何と220億ドル(約2兆1800億円)。今年6月には英国の超高級ヨットメーカー、サンシーカー・インターナショナルを16億ドル(約1580億円)で買収したほか、ロンドンとニューヨークで高級ホテルの建設も計画しているといいます。

 関係ないですが、中国の土地バブルは想像を絶するレベルのようで、この長者番付のベスト5のみなさんの総資産額は昨年の8割増。王会長に至っては2倍に膨らんでいたそうです。

 そんな王会長がぶちあげた“中国版ハリウッド”ですが、正式名称は「オリエンタル・ムービー・メトロポリス」といいます。広さは東京ドーム80個分にあたる376万平方メートル。撮影スタジオは計20カ所。世界初となる水中撮影専用スタジオや、世界最大(広さ約1万平方メートル)のスタジオなど、いずれも最新鋭の技術を備えます。さらに、映画が題材の巨大テーマパークや大型ショッピングモール、ヨットクラブ、リゾートホテル7棟なども登場します。本家もびっくりの大スケールです。

中国版ハリウッド”を建設する計画をぶちあげたのです

016年6月から順次開業し、本家ハリウッドなどの協力を得て、毎年、外国映画30本、国産映画50本、国産テレビドラマシリーズ100作品を製作。さらに2016年からここで毎年9月、カンヌやトロント、ベルリンといった著名な国際映画祭に負けないような世界的な映画祭も開催するというのです…。

 「ほんまかいな」と驚かれた方も多いと思いますが、王会長は本気です。彼が率いるワンダ・グループは昨年、米第2の大手映画館チェーン、AMCエンターテイメントを26億ドル(約2500億円)で買収し、世界最大規模の映画館チェーンとなりました。そして今度は製作の分野でも世界一をめざすというわけです。

 さらに、ハリウッド側の協力を得るため、米アカデミー賞を決める「映画芸術科学アカデミー」がロサンゼルスで計画している「映画博物館」の建設資金として2000万ドル(約19億7000万円)を個人で寄付したのです。

 9月22日に行われた「オリエンタル・ムービー・メトロポリス」計画の発表会で王会長はこう気勢を上げました。

 「中国での映画興行収入は2018年、米国を抜いて世界1位になり、2023年には(今の)2倍に増える。なぜなら、13億人の中国人民は今よりもっと裕福になっているからだ」

 さらに王会長は「映画市場は世界最大級でも世界の映画産業への影響力は弱い。中国の映画産業にはそれなりのブランドや地位が何としても必要だ」と強調しました。

そんな中国を当然、ハリウッド側も最重要市場とみなしており、王会長に映画祭などへの協力要請を約束したといいます。

 その証拠に、22日の発表会にはレオナルド・ディカプリオやニコール・キッドマン、ジョン・トラボルタ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ユアン・マクレガーらハリウッドを代表する大物スターのほか、CAA(クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー)やWME(ウリアム・モリス・エンデヴァー・エンターテイメント)、UTA(ユナイテッド・タレント・エージェンシー)、ICM(インターナショナル・クリエイティブ・マネジメント)といったといった世界最強と言われるハリウッドの4大芸能エージェンシーの幹部らがレッドカーペットを闊歩(かっぽ)しました。

 映画芸術科学アカデミーの元会長、ホーク・コッチ氏は「アカデミーでは、今回のような国際的パートナーシップを熱望する声が高まっていた。今回のコラボは、的確な場所で的確な時に起こった的確な出来事といえる」と語り、全面協力を約束。

 アカデミー賞にも隠然たる力を発揮するハリウッドの超大物映画プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン氏も「世界的な映画作家のプロモーションのための優れたプラットホームを供給するもので、われわれとしても、異国での異文化作品を製作する際の協力体制を得やすくなる」と歓迎の意向を示しました。

 何だか良いことづくめのようですが、そう簡単に物事は運ばないでしょう。

 実際、中国の昨年の映画興行収入の総額は、対前年比36%増の27億ドル(約2600億円)の大幅成長を遂げ、日本を抜いて世界2位。8月22日付ロイター通信によると、今年は過去最高の33億ドル(約3250億円)に達すると予想されています。

しかし、王会長が宣言するように、世界一になるのはかなり先になると思われます。なぜなら、昨年の米国の映画興行収入は108億ドル(約1060億円)。中国との差はまだまだ大きいのです。映画のスクリーン数で比べても、米国が39718に対し、中国は15000。昨年の初めから毎日10ずつ増えているとはいえ、まだまだです。

 同じロイター通信は米大手会計事務所兼調査会社プライスウォーターハウス・クーパース(PwC)の試算を引用し、中国の映画興行収入は今後5年間、年率15・6%のペースで成長するが、2017年時点でも約55億ドル(約5400億円)にしかならないと説明しました。

 それだけではありません。確かにスケールの大きいハリウッドの娯楽大作は中国でも大人気ですが、地方都市を中心に最近、国内映画の人気が急速に高まっており、今年上半期の興行収入をみると、小規模な国産作品の総興行収入がハリウッド映画といった海外作品のそれを65%も上回っていたのです。

 ちなみに前年同期の国産作品の興行収入は海外作品の約5割。この1年で状況が激変したわけです。清華大学(北京市)の映画テレビ研究センターの責任者、イン・ホン氏はロイター通信に「(国産の)テレビドラマやネットの動画で育った(映画市場の主要顧客層となる)世代は、地域文化やそこに住む人々が興味を抱くような要素を持つ映画作品により親しみを感じ、受け入れる傾向がある」と分析しています。

 今年1月、ハリウッドの殿堂「グローマンズ・チャイニーズ・シアター」の命名権を500万ドル(約4億9000万円)で買収した中国の大手家電メーカー「TCL集団」に負けられないとばかり、西洋文化に憧れ、ハリウッド映画に憧れてきた土地成金が、金にあかせて自国に“偽ハリウッド”を作るのは勝手ですが、中国人民のニーズが明らかに変化していることを頭に入れておかないとビジネスとしては成功しないでしょう。結局、したたかなハリウッドにおいしいところだけを持って行かれ、世界の失笑を買うだけになると思いますが…。 

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中国版ハリウッド”を建設する計画をぶちあげたのです

016年6月から順次開業し、本家ハリウッドなどの協力を得て、毎年、外国映画30本、国産映画50本、国産テレビドラマシリーズ100作品を製作。さらに2016年からここで毎年9月、カンヌやトロント、ベルリンといった著名な国際映画祭に負けないような世界的な映画祭も開催するというのです…。

 「ほんまかいな」と驚かれた方も多いと思いますが、王会長は本気です。彼が率いるワンダ・グループは昨年、米第2の大手映画館チェーン、AMCエンターテイメントを26億ドル(約2500億円)で買収し、世界最大規模の映画館チェーンとなりました。そして今度は製作の分野でも世界一をめざすというわけです。

 さらに、ハリウッド側の協力を得るため、米アカデミー賞を決める「映画芸術科学アカデミー」がロサンゼルスで計画している「映画博物館」の建設資金として2000万ドル(約19億7000万円)を個人で寄付したのです。

 9月22日に行われた「オリエンタル・ムービー・メトロポリス」計画の発表会で王会長はこう気勢を上げました。

 「中国での映画興行収入は2018年、米国を抜いて世界1位になり、2023年には(今の)2倍に増える。なぜなら、13億人の中国人民は今よりもっと裕福になっているからだ」

 さらに王会長は「映画市場は世界最大級でも世界の映画産業への影響力は弱い。中国の映画産業にはそれなりのブランドや地位が何としても必要だ」と強調しました。

そんな中国を当然、ハリウッド側も最重要市場とみなしており、王会長に映画祭などへの協力要請を約束したといいます。

 その証拠に、22日の発表会にはレオナルド・ディカプリオやニコール・キッドマン、ジョン・トラボルタ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ユアン・マクレガーらハリウッドを代表する大物スターのほか、CAA(クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー)やWME(ウリアム・モリス・エンデヴァー・エンターテイメント)、UTA(ユナイテッド・タレント・エージェンシー)、ICM(インターナショナル・クリエイティブ・マネジメント)といったといった世界最強と言われるハリウッドの4大芸能エージェンシーの幹部らがレッドカーペットを闊歩(かっぽ)しました。

 映画芸術科学アカデミーの元会長、ホーク・コッチ氏は「アカデミーでは、今回のような国際的パートナーシップを熱望する声が高まっていた。今回のコラボは、的確な場所で的確な時に起こった的確な出来事といえる」と語り、全面協力を約束。

 アカデミー賞にも隠然たる力を発揮するハリウッドの超大物映画プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン氏も「世界的な映画作家のプロモーションのための優れたプラットホームを供給するもので、われわれとしても、異国での異文化作品を製作する際の協力体制を得やすくなる」と歓迎の意向を示しました。

 何だか良いことづくめのようですが、そう簡単に物事は運ばないでしょう。

 実際、中国の昨年の映画興行収入の総額は、対前年比36%増の27億ドル(約2600億円)の大幅成長を遂げ、日本を抜いて世界2位。8月22日付ロイター通信によると、今年は過去最高の33億ドル(約3250億円)に達すると予想されています。

しかし、王会長が宣言するように、世界一になるのはかなり先になると思われます。なぜなら、昨年の米国の映画興行収入は108億ドル(約1060億円)。中国との差はまだまだ大きいのです。映画のスクリーン数で比べても、米国が39718に対し、中国は15000。昨年の初めから毎日10ずつ増えているとはいえ、まだまだです。

 同じロイター通信は米大手会計事務所兼調査会社プライスウォーターハウス・クーパース(PwC)の試算を引用し、中国の映画興行収入は今後5年間、年率15・6%のペースで成長するが、2017年時点でも約55億ドル(約5400億円)にしかならないと説明しました。

 それだけではありません。確かにスケールの大きいハリウッドの娯楽大作は中国でも大人気ですが、地方都市を中心に最近、国内映画の人気が急速に高まっており、今年上半期の興行収入をみると、小規模な国産作品の総興行収入がハリウッド映画といった海外作品のそれを65%も上回っていたのです。

 ちなみに前年同期の国産作品の興行収入は海外作品の約5割。この1年で状況が激変したわけです。清華大学(北京市)の映画テレビ研究センターの責任者、イン・ホン氏はロイター通信に「(国産の)テレビドラマやネットの動画で育った(映画市場の主要顧客層となる)世代は、地域文化やそこに住む人々が興味を抱くような要素を持つ映画作品により親しみを感じ、受け入れる傾向がある」と分析しています。

 今年1月、ハリウッドの殿堂「グローマンズ・チャイニーズ・シアター」の命名権を500万ドル(約4億9000万円)で買収した中国の大手家電メーカー「TCL集団」に負けられないとばかり、西洋文化に憧れ、ハリウッド映画に憧れてきた土地成金が、金にあかせて自国に“偽ハリウッド”を作るのは勝手ですが、中国人民のニーズが明らかに変化していることを頭に入れておかないとビジネスとしては成功しないでしょう。結局、したたかなハリウッドにおいしいところだけを持って行かれ、世界の失笑を買うだけになると思いますが…。 

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官製メディアは向上を訴えるも… 中国人観光客の“小学校並み”マナー

中国・新華社の情報サイトが、「中国人観光客を中国のシンボルと誇りに」と題する記事を掲載した。中国人の海外旅行者が急増するとともに、旅先のモラルを欠いた行為が非文明的な印象を与え、中国人全体のイメージを悪くしていると紹介し、中国当局も指導規範を公布するなど中国人旅行客のマナー向上に本腰を入れているという。

 この中に「こういうことはやめましょう」というガイドラインがあったが、「人前で大声を出さない」「道でツバを吐かない」「殴り合いのケンカをしない」「ゴミのポイ捨てをしない」「列の順番は守る」などなど、小学校の校則みたいなことが並んでいる。

 おかしかったのは、有料トイレに誰かが入ると、中国人はドアを開けたままにして、次の人、また次の人、そのまた次の人…というように、ものすごい数の人がカネを払わないで入る、というもの。1人や2人ではないところがすごい。中国の富裕層は、観光旅行で1人あたり100万円以上も買い物をするといわれるが、なぜ1ドル程度の有料トイレをケチるのか、と当局も首をひねっている。

 昨年の中国人海外旅行者数は2000年の8倍強の8300万人まで急増した。支出総額も過去最高の1020億ドル(約10兆円)に達し、米国やドイツを抜いて初めて世界一になった。日本も含め、世界中が中国人を誘致している。

 東京・銀座のデパートにも、中国人は多数やってくる。特に夏は、涼を求めて入ってきて、ランニングをパッパッと上げたり下げたりしている。銀座の真ん中でこういうことはやめてほしいと思うのだが、さらに続けてペッペッとツバを吐く。
九州のあるホテル経営者は私に、「部屋にある灰皿やタオルを持っていくから、『タオルは下の売店で売っています』と書いたが、カネをたくさん持っているのに、そんな安い物も買わない」とこぼしていた。

 しかし、考えてみると、日本人もかつて似たようなことをしていた。

 1960年代後半、パンアメリカン航空(91年に破産)の客室乗務員から、「日本人のお父さんは、なぜ飛行機に乗るとズボンを脱ぐのですか?」と尋ねられたことが何度かある。家でくつろぐ感覚で、すぐにステテコ姿になった。こういうオヤジさん、私は汽車でもよく目撃した。

 だから、こういう問題が取り上げられると、一部は日本でもあったなー、と昔を思い出して少し気恥ずかしい思いになる。

 新華社だけでなく、人民日報でも海外旅行の規範行動キャンペーンをやっていた。「中国人観光客を中国のシンボルと誇りに」というには、まだまだほど遠いが、中国政府が自国民のマナー改善に躍起となるのは、悪い話ではない。


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九州のあるホテル経営者は私に、「部屋にある灰皿やタオルを持っていくから、『タオルは下の売店で売っています』と書いたが、カネをたくさん持っているのに、そんな安い物も買わない」とこぼしていた。

 しかし、考えてみると、日本人もかつて似たようなことをしていた。

 1960年代後半、パンアメリカン航空(91年に破産)の客室乗務員から、「日本人のお父さんは、なぜ飛行機に乗るとズボンを脱ぐのですか?」と尋ねられたことが何度かある。家でくつろぐ感覚で、すぐにステテコ姿になった。こういうオヤジさん、私は汽車でもよく目撃した。

 だから、こういう問題が取り上げられると、一部は日本でもあったなー、と昔を思い出して少し気恥ずかしい思いになる。

 新華社だけでなく、人民日報でも海外旅行の規範行動キャンペーンをやっていた。「中国人観光客を中国のシンボルと誇りに」というには、まだまだほど遠いが、中国政府が自国民のマナー改善に躍起となるのは、悪い話ではない。


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