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国営新華社通信は、張氏が「最高指導者」への「政変」を企図したとする北朝鮮当局の発表内容を伝えた。中国青年報(電子版)は、「張氏の2人の側近の副首相は中国に亡命し、保護されている」という韓国報道を転電したが、情報の真偽には触れていない。
張氏の北朝鮮指導者の中で、「中国通で改革派」という中朝間のパイプ役として認識されていた。過去の訪中で、中国メディアは改革的な姿勢から張氏を「朝鮮(北朝鮮)のトウ小平」とも伝えてきた。それだけに、処刑されたニュースは中国国内で大きな反響を呼んでいる。
「新浪」「捜狐」などの大手ポータルサイトは、張成沢特集ページを組み、海外メディアの関連ニュースを次々とアップした。しかし、独自の論評を付け加えていない。事態は中朝関係を揺るがしかねない深刻さをはらむだけに、報道を管理する中国共産党中央宣伝部から事前に「論評は避けよ」との通達があった可能性もある。
一方、インターネットの書き込み欄にはさまざまな意見が寄せられている。「金政権崩壊は秒読み段階に入った」「我が国の文化大革命時代を思い出した」と言ったコメントがあった一方、「国を治めるのに鉄腕が必要だ」との北朝鮮を支持する声もあった。
張氏の犯した「敵らとの思想的同調」「国家転覆陰謀行為」が共和国刑法第60条に該当し、死刑に処されたという。朝鮮中央通信は張氏による「クーデター(政変)計画」に言及しており、処刑は2004年4月以降に同条に盛り込まれたとみられる「国家転覆陰謀(クーデター計画)」が適用されたもようだ。
北朝鮮の国営メディアは、8日の党政治局拡大会議で連行された張氏の写真に続き、死刑判決が下された際の手錠をかけられうつむく張氏の生々しい写真も公開した。
北朝鮮では1956年に中国で活動した延安派とソ連派が、67年には日本統治時代の朝鮮半島で抗日活動に携わった甲山派が、いずれも金日成(イルソン)主席に対立するグループとして粛清された。張氏処刑は過去の粛清に比べても極めて露骨であり、しかも、処刑対象が最高権力者(金第1書記)に近い親族であるという点で、65年にわたる北朝鮮の政治史の中で、特異な事件といえる。
北朝鮮は張氏のクーデター計画について明言し、「朝鮮人民軍最高司令官(金第1書記)の命令に従わないという反革命的な行為」を張氏が犯したことを強調している。反逆者、つまり金第1書記に逆らう者は親戚であろうが、後見人であろうが容赦なく処断するという“冷徹”な金第1書記の意志を張氏処刑ではっきり示したかたちだ。
過去数回“復活”を果たし、権力中枢に返り咲いた張氏だが、死刑により、この世自体から姿を消した。同時に、クーデター計画を北朝鮮当局が認めたことで、北朝鮮の上層部で、金正恩体制への不満や反発が存在していたことも一方で明らかになった。
中国とのパイプがあるとされた張氏を処刑した金第1書記は、中国の眼を無視する形で処刑に踏み切った。対外関係よりも、張氏の処分が喫緊の課題であったようだ。
金主席の粛清後と同様に、北朝鮮では金第1書記への「絶対忠誠」が強調されている。張氏の処刑後、張氏に関係のある人物への徹底した粛清が続けられるのは確実だ。