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時代を見通す日本の基礎情報

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A猪木氏「日朝トップ会談の下地作りのため訪朝強行」と識者

国会開会中の渡航不許可の禁を破り、27回目となる北朝鮮入りを強行したアントニオ猪木参院議員。所属する日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長が「一議員の勝手な行動は許されない」と話したほか、与野党議員から批判が噴出。帰国後は何らかの処分は避けられそうにない。

 しかし、懲罰のリスクを犯してまで、なぜ猪木氏は訪朝に踏み切ったのか。その目的について猪木氏と旧知の間柄というコリア・レポート編集長の辺真一氏に聞いた。

 * * *
――猪木氏の訪朝目的は、スポーツ交流のほかに朝鮮総連本部の土地・建物の落札話が絡んでいるなど、さまざまな憶測が飛び交った。

辺:私も最初は安倍首相の密使として訪朝した可能性や、総連本部を落札したモンゴル企業が元横綱朝青龍の遠縁にあたることなどから、猪木氏のパイプ役としての関与を勘繰りましたが、どうやらそうではないみたいです。

――では報道どおり、猪木氏が理事長を務めるNPO法人「スポーツ平和交流協会」の平壌事務所の開設が主な目的だったということか。

辺:猪木氏が立ち上げた同協会は、日朝のスポーツ交流の橋渡しを担う窓口になっています。それが平壌に拠点をつくることで、いずれ拉致問題が解決して国交正常化した場合、猪木氏がスポーツ利権をほぼ独占する形になるのでメリットは大きい。

 ではなぜ、国会のルールを破ってまで今オープンさせる必要があったのか。実は同協会の北朝鮮側のパートナーは昨年11月4日に設立された「国家体育指導委員会」で、その委員長が金正恩の側近である張成沢(チャンソンテク)国防副委員長だからです。つまり、1年遅れとはいえ、猪木氏は北朝鮮との良好な関係をアピールするために11月4日というオープン日にこだわったわけです。

――猪木氏は張氏のほか、北朝鮮でナンバー2の金永南(キムヨンナム)最高人民会議常任委員長とも面識があるなど太いパイプを持っている。どうしてそこまで北朝鮮から信頼されているのか。

辺:1996年に新日本プロレスの興行を平壌で成功させて、当時の対日責任者だった金容淳(キムヨンスン)とパイプを持ったことから、北朝鮮人脈を築いていきました。その後、韓国の金永三政権が猪木氏の平壌コネクションに目をつけて、南北首脳会談に向けた親書を猪木氏に託すなど、スポーツのみならず政治的なメッセンジャーとしての役割も高く買われることになったのです。

 もちろん北朝鮮側も猪木氏ひとりの力で日朝関係が動くとは考えていないでしょうが、少なくとも彼には本音を吐けるほど信頼しているし、場合によっては日本政府に向けてメッセージを託すこともできる。

――では、いずれ猪木氏が政府の意向を受けた「特使」となる可能性もあるのか。

辺:拉致問題の解決なくして国交正常化なし。これは猪木氏も同じで、拉致問題が進展しなければ自分の夢は実現できません。そのためには、そう遠くない時期に、否が応でも政府のほうから自分の持っている北朝鮮コネクションを頼ってくるはずだと睨んでいるでしょう。今回、例え党員資格の停止などの処分が下ったとしても、彼自身はもっと大局的な見方をしていると思います。

 本人も7月に訪朝して帰国した際に「これからすべてがサプライズ外交で問題が解決する」と思わせぶりな発言をしていますからね。猪木氏のいうサプライズ外交の最終目標は、安倍首相と金正恩のトップ会談です。そのための下地づくり、パイプ役として自分が頼られると考えているのです。

――安倍政権は野党の一議員に拉致問題の仲介役を頼むとは考えにくい。

辺:小泉訪朝からはや11年。このまま拉致問題が膠着したままでは進展すらありませんし、高齢化する被害者家族にとっても「待ったなし」の状況です。しかも、安倍首相は「自分の政権の間に解決させたい」と強い意志を語っている中、野党議員だからと悠長なことは言っていられないでしょう。

 ただ最近、内閣官房参与の飯島勲氏や古屋圭司拉致問題担当相が相次いで拉致問題の早期進展を匂わせています。猪木氏が出るまでもなく安倍首相が平壌に乗り込んで金正恩に直談判する――なんて電撃サプライズ外交がないとも言い切れませんよ

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. 「朴槿恵」大統領の父は「米軍慰安婦」管理者だった![大新聞が報じない「韓国」の馬脚

【相手には口を極めて罪を問い、自らの罪には目を瞑(つむ)る。これこそ、韓国の朴槿恵(パククネ)大統領(61)の政治姿勢である。実は大新聞は報じないものの、彼女の父親が“米軍慰安婦”を管理していたという驚嘆の事実が露見したのだ。なのになぜ、日本に歴史認識を問えるのか。】

 ことあるごとに、韓国の朴槿恵大統領は、世界各国の指導者に対して、“慰安婦問題”を持ち出し、日本の不行状をアピールしてきた。

 今年5月、就任後初の訪米では、わざわざオバマ大統領に「日本は正しい歴史認識を持つべき」と訴え、さらに中国の習近平国家主席には共同声明に日本批判の文言を盛り込むことを提案し、11月にはファンロンパイEU大統領に、「日本には後ろ向きの政治家がいる」と反日感情を露にした。

 史実に基づかない真っ赤なウソだらけの主張を唱えながら、わが国をここぞとばかりに辱(はずかし)めてきたわけだが、実は、朴大統領にとって、天に唾する行為ではなかったか。

 それは、韓国の国会の場で白日の下に晒された。

 11月6日に開かれた国会の女性家族委員会で、野党・民主党の兪承希(ユスンヒ)という女性議員が質疑に立ち、

「“米軍慰安婦”という言葉、聞いたことがありますか?」

 女性家族部の趙允旋(チョユンソン)長官にそう切り出すと、

「ここに、“基地村”の性売買が合法的なレベルを超え、非常に組織的に国家が主導したという証言と証拠があります」

 と述べ、その場で国家記録院から取り寄せたという文書を公開したのである。

「それには、“基地村浄化対策”というタイトルが付けられていました」

 と解説するのは、ソウル特派員だ。

「韓国でも、日本で言うところの売春防止法である“淪落行為等防止法”で性売買は禁止されていた。ところが、米軍相手の売春婦の場合、政府にお墨付きを与えられたのです。1977年作成のその文書には、全国62カ所の“基地村”に9935人の売春婦が生活していたと記され、彼女たちの性病対策や専用アパートの建設など周辺整備の方針が示されていた。なにより問題なのは、文書に署名しているのが朴大統領の父親、朴正煕(パクチョンヒ)元大統領だったことです」

 16年もの長きにわたって独裁政権を率いた元大統領であり、なおかつ、現職大統領の父親は売春宿の親玉とでも言うべき存在だったのだ。しかし、韓国では、兪議員が公開した文書については、ほとんど報じられていない。なぜなのか。

「こちらでは、左派系の『ハンギョレ新聞』や『京郷新聞』がわずかに触れた程度。日本の首相は元慰安婦に土下座すべきとまで書き立てる最大手の『朝鮮日報』などは、日本という敵に塩を送ることになりかねないからか、一切記事にしていない。一方、政治の世界では、反日に関して与野党一枚岩。ただ、兪議員の所属する民主党には人権活動家やフェミニストが少なくないので、女性の人権問題として捉え、あえてこれを取り上げたのです」(同)

 ともあれ、あらためて韓国の慰安婦の歴史を繙(ひもと)くと、わが国を批判する資格があるのかと首を傾げざるを得なくなる。

 そもそも、“米軍慰安婦”の前には、朝鮮戦争時、“韓国軍慰安婦”が存在していた。それは、02年、立命館大学の国際シンポジウムで、韓国の金貴玉(キムギオク)慶南大客員教授(当時)によって初めて明らかにされた。韓国陸軍本部が56年に編纂した『後方戦史(人事篇)』のなかに、“特殊慰安隊”と呼ばれた軍慰安所の存在を裏付ける記述を見つけたのだ。

 その後、金教授は『軍隊と性暴力』に収録された論文において、

〈設置時期は不明確だが、一九五一年夏ごろに戦線が現在の休戦ライン付近で膠着状態に入ってからと思われる。閉鎖されたのは一九五四年三月である。(略)陸軍本部はまる四年近く軍「慰安所」を運営したのだ〉

 とし、

〈(『後方戦史』の)実績統計表によれば、一人の「慰安婦」が一日に六回以上「慰安」を強要されていたことがわかる。また、「出動慰安」の場合、一日二〇~三〇回の「慰安」を強要されたものと考えられる。(略)前線での「慰安部隊」の利用はチケット制であった。しかし誰にでもチケットが配られたわけではない。戦場で勇敢に戦い、功を挙げた順番に配られる〉

 要するに軍直轄の慰安所だったのだが、前線に慰安婦を送るときには1人ずつドラム缶に押し込み、“補給品”名目でトラックに積んでいたという。

■“みなさんは愛国者”

 もとより韓国政府や朝日新聞などは“日本軍慰安婦”の強制連行を騒ぎ立てているものの、未だにその証拠はなんら見つかっていない。翻って、“韓国軍慰安婦”の場合はどうだったのか。

 聞き取り調査の結果として、金教授は、

〈十代後半の未婚女性で、一九五一年春まで咸鏡(ハムギョン)南道永興(ヨンフン)郡に住んでいた。ある日、韓国軍情報機関員、いわゆる北派工作員たちにより拉致され、一日で韓国軍の軍「慰安婦」へと転落した。(略)また、強姦の結果、「慰安婦」とならざるを得なくなったケースもある。(略)韓国軍「慰安婦」制度はあくまで軍による性奴隷制度であり、女性自身は性奴隷であったといえる〉

 と明らかにしている。

 すなわち、口を極めて日本を批判しながら、当の韓国が強制連行という罪を犯していたのだ。にもかかわらず、韓国国内ではこれらの事実はほぼ黙殺され、『後方戦史』は現在、閲覧不可の状態になっているという。

 おまけに、韓国の官営セックスビジネスは、それで終わらなかった。

 朝鮮戦争が53年に休戦になると、駐留米軍の基地周辺に、“基地村”が形成され、政府公認の売春婦が集められたのである。

 韓国問題に詳しいジャーナリストによれば、

「米軍政下の47年、韓国では公娼制度が廃止されました。とはいっても、基地村は実質的に公娼の復活だった。米軍相手の売春婦はUN慰安婦、洋マダム、洋公主(ヤンコンジュ)などと呼ばれ、韓国政府は彼女たちを登録制にし、強制的に性病検査を受けさせていたのです」

 そして、“基地村”が本格化するのは、軍事クーデターによって朴正煕政権が樹立されてからだという。

「淪落行為等防止法を61年に制定する一方、特定地域のみ売春行為を容認し、104カ所の“赤線地帯”を設定しました。そのほとんどが、ソウルや北朝鮮国境に隣接する京畿道の基地村でした。韓国政府からすれば、北朝鮮に対峙するうえで駐韓米軍は最大の後ろ盾であり、おまけに外貨獲得のための必要不可欠な存在だった。それゆえ、売春婦を“みなさんは愛国者です”などとおだて上げ、積極的に活用しました」(同)

 当時、米軍慰安婦は2万人を数え、稼ぎ出す外貨は年間1000万ドル(現在の価値に換算すると150億円相当)にのぼった。

「70年代に入ると、米軍側は、韓国政府に対して、基地村の環境改善を強硬に要求するようになった。それに伴い、朴正煕大統領は『基地村浄化委員会』を立ち上げました。浄化とは、主に性病対策のことで、女性たちの徹底検査に乗り出した。国会で兪議員が公開したのは、その一環として朴正煕大統領が署名した文書だったのです」(同)

ダブルスタンダード

 国家の安全保障上、あるいは財政上も重要な役割を担っていたとされる米軍慰安婦は、どのような生活を送っていたのか。

 64年、22歳のときにその世界に足を踏み入れ、米軍慰安婦として25年間を過ごした金蓮子(キムヨンジャ)さんは、『基地村の女たち』という手記でこう綴っている。

〈基地村のホールで働く女たちは、みな政府が発行する検診証がないと営業できなかった。毎週一回ずつ、性病検査を依託された産婦人科医に行って検診を受けた。(略)その時は知るはずもなかった。「大韓民国は淪落[売春]行為が法で禁止されている国」だということを。数年後にその事実を知ってとても驚いたものだ〉

 彼女たちは性病に罹っていると判定されると、モンキーハウスと名付けられた施設に収容された。

〈女たちは誰もがモンキーハウスでの生活を恐れた。ベッド、毛布、薬品、医者……、すべてが米製の収容所で、犯罪者扱いされながら、毎日米軍たちに股を開き、きれいな女かそうでないかを検査されるのは屈辱的なことだった〉

 また、なによりも頭を悩ませたのは妊娠と堕胎だという。

〈病院に行くとお金がたくさんかかり、それがすべて自分の借金になるので、病院に行かず薬を飲んだ。生理不順に効く薬をたくさん飲むと子どもが下りるという噂があり、女たちはやたらとその薬を求めた。(略)薬を飲むと一晩中激しい腹痛に襲われる。冷や汗が出て、鋭い刃が休みなく下腹部をえぐるように痛かった。(略)どれほど血が出たかわからない。何日か血を下し続けると、こぶしのような塊が出てきた。(略)その後、私は気を失ってしまった〉

 大勢の女性たちが悲惨な生活を余儀なくされた基地村は96年に公的管理ではなくなったものの、今なお存在している。

 戦後、米軍占領下の日本でも、一般女性への性的被害を食い止める防波堤として、政府の管理・監督する『特殊慰安施設協会』(RAA)が立ち上げられた。しかし、ルーズベルト元大統領夫人の反対や性病の蔓延を理由に、わずか数カ月で廃止。それ以降、外国の軍人に、日本は国策として女性を差し出すようなマネはしていない。実際のところ、韓国の方こそ、看過できない慰安婦問題を抱えているのではないのか。

 国際政治学者の中西輝政京都大学名誉教授は、

「朴槿恵大統領は、自分の父親が慰安所の管理者だった事実をひた隠しにしながら、執拗に日本叩きを繰り返した。偽善としか言いようのないダブルスタンダードな政治姿勢を、日本政府は公の場で追及すべきです」

 日本的な悪しき態度であるだんまりが、国際社会での地位低下を招いているのは間違いない。

 さらに、何かにつけて朴槿恵大統領が口にする“正しい歴史認識”という言葉に対し、疑問を呈するのは哲学者の適菜収氏だ。

「歴史の持つ性質を真に理解していれば軽々しくそんな言葉を言えないはずです。常に、歴史とは社会的状況や時代から逃れられない存在。なので、一方的に歴史認識を押し付けるのは、あまりに浅薄です。ましてや、歴史学の門外漢である政治家ならば、なおさら謙虚かつ慎重な判断に基づき、歴史を語らねばなりません」

 安易に歴史認識を振りかざして相手を非難すれば、いずれ歴史に復讐されることになるのだ

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韓国開催権料めぐり決裂2014年F1から韓国GP“脱落”…

日、フランス・パリで開催された世界モータースポーツ評議会(WMSC)総会で、2014年のF1正式日程が発表され、韓国、ニュージーランド、メキシコを除く全19戦の開催で確定した。複数の韓国メディアが報じた。

 公式日程から消えた3つのGPは、9月30日に発表された暫定カレンダーには含まれていたが、修正され、最終的に外された。

 2010年からスタートした韓国GPは、これまでの累積赤字が1910億ウォン(約184億円)に達しており、大会の持続が危ぶまれていた。レース会場がある韓国全羅南道の道議会は、正式日程前に開いた予算決算委員会で、14年度の開催が不透明との理由で開催権料70億ウォンの予算を保留にしていた。

 韓国GPの脱落は、全羅南道傘下のF1組織委員会がフォーミュラワンマネジメント(FOM)側に開催権料の追加引き下げを求めたものの、拒否されたことが原因とみられている。F1組織委員会は慢性的な赤字を理由に、12年は4370万ドル(約44億6000万円)だった開催権料を13年は40%水準の2700万ドルまで引き下げており、14年度はさらに2000万ドルまで引き下げるよう強く求めていたという。

 全羅南道はFOMと交渉し、2015年4月か10月に再開催したい考え。しかしFOM側は、韓国GPの開催にメリットを感じなくなっているとみられ、全羅南道の思惑通りに交渉が進むかどうかは不明という。(編集担当:新川悠)(イメージ写真提供:(C)natursports/123RF.COM。写真は2012年5月に開催されたスペイングランプリ)
 

4日2014年F1から韓国GP“脱落”…開催権料めぐり決裂=韓国フランス・パリで開催された世界モータースポーツ評議会(WMSC)総会で、2014年のF1正式日程が発表され、韓国、ニュージーランド、メキシコを除く全19戦の開催で確定した。複数の韓国メディアが報じた。(イメージ写真提供:(C)natursports/123RF.COM。写真は2012年5月に開催された

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韓国・朴大統領は孤立無援 外交破綻で批判噴出!

韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が、孤立を深めつつある。中国が一方的に設定した東シナ海上空の防空識別圏に、中韓両国が管轄権を争う暗礁、離於島(イオド)が含まれていたため、看板の「中国重視・米中均衡外交」が破綻しそうなのだ。経済苦境や、北朝鮮の政情不安も重なり、国内外でわき上がる批判。バイデン米副大統領は6日、朴氏と会談する。朴氏は危機を乗り切ることができるのか。

 「中国に後ろから撃たれた」
唯我独尊の朴槿恵大統領だが、難問山積で孤立は深まるばかりだ(


 韓国日報は2日、中国の防空圏設定をこう表現した。中国と相対する「正面から」でなく、味方という意味の「後ろから」と書くあたりに、朴政権のスタンスをよく表している。同紙はさらに、「日米と中国が北東アジアの覇権をめぐりぶつかるなか、韓国外交は混乱に陥っている」と朴政権を批判した。

 朴政権は今年2月の発足以降、最大の貿易相手である中国を重視してきた。朴氏は6月の訪中での中韓首脳会談を皮切りに、習近平国家主席とは3回会談。中国を刺激しないためか、米国のミサイル防衛システム(MD)に加わらないことを韓国国防部が表明するなど、対中外交の「成功」を政権初期の実績に掲げていた。

 一方で、日本には「1000年恨み続ける」と公言。安倍晋三首相との首脳会談を拒否し、オバマ米大統領やドイツのメルケル首相らに「日本は正しい歴史認識を持つべきだ」「日本は謝罪どころか侮辱を続けている」などと言い付ける“告げ口外交”を展開してきた。
朴氏の外交姿勢は当初こそ支持されていたが、韓国の異常な「反日」を嫌って日本の対韓投資や旅行客が激減したうえ、ウォン高で輸出産業の業績が急速に悪化するなど、韓国経済に深刻な悪影響が出始めた。

 こうしたなか、頼みの綱だった中国が、韓国と重なる防空識別圏を設定し、中国重視で邁進してきた朴氏を突き放したのだ。

 韓国は先月28日、ソウルで開かれた中韓国防次官級戦略対話で、中国が設定した防空識別圏の変更を求めたが、人民解放軍の王冠中副総参謀長はこれを拒否した。韓国の最大野党、民主党の幹部は2日の会議で「(朴氏が実績とした)訪中会談は抜け殻だった」と批判した。

 中国の韓国に対する冷たい態度について、中国事情に詳しいノンフィクション作家の河添恵子氏は「中国はもともと、北朝鮮側から朝鮮半島全体を勢力範囲にする方針だったが、2008年ごろから『手ごわい北朝鮮よりも、韓国から取り込む方が早い』と方針転換した」といい、こう続ける。

 「朴氏は6月の訪中で、習主席以下、中国のトップ3と個別に会談や食事をするなど異例の大歓迎を受けた。朴氏は大喜びだったが、5カ月後には防空圏というジャブを打たれた。中国は1000年以上、朝鮮半島を属国としてきただけに、駆け引きがうまい。韓国を硬軟で揺さぶって、次第に支配下に置くつもりだろう。韓国経済の生命線ともいえる『対中貿易』というカードも握っている」

 もう1つ、韓国を震撼させるニュースが3日、飛び込んできた。

北朝鮮ナンバー2とされた張成沢(チャン・ソンテク)国防委副委員長に失脚の可能性が浮上したのだ。同国の権力闘争が激化して、北朝鮮の暴発リスクが高まることは、朝鮮半島情勢を緊迫化させ、外資が逃げ出す要因となる。厳しい韓国経済をさらに窮地に追い込むことになるのだ。

 朝鮮半島情勢に詳しい元公安調査庁調査第2部長の菅沼光弘氏は「張氏は中国首脳部とのパイプが深く、『対中利権に関与している』といわれた。本当に失脚したのなら、北朝鮮と中国の関係は微妙になる。張周辺が更迭されたとの情報もあるが、前後して、朝鮮人民軍の大規模な異動も確認されている。新しく抜擢された軍幹部の多くは若手で、対韓強硬派が多い。当然、韓国のカントリーリスクは高まる。朴政権には複雑すぎる連立方程式だ。朴氏が追い込まれたところで、中国が工作活動を仕掛けている可能性もある」という。

 「反日強硬派」として知られる韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相は、4日から予定していたウクライナやアラブ首長国連邦(UAE)への外遊を急きょ中止にした。中国の防空圏だけでなく、北朝鮮の情勢不安も関係している可能性がある。

 前出の河添氏は、韓国と中国に関する注目すべき情報をこう明かす。

 「韓国は現在、済州(チェジュ)島に大海軍基地を建設しているが、中国人がこの島の不動産を買いあさっており、中国人観光客も、今年1~5月だけで46万人近くになっている。関係者の間では『中国は将来、済州島の海軍基地を自分たちが使うつもりではないか』とささやかれている。中国が済州島を押さえれば、東シナ海や対日戦略の拠点となる」

 朴氏が目覚める日は来るのか。


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朴氏の外交姿勢は当初こそ支持されていたが、韓国の異常な「反日」を嫌って日本の対韓投資や旅行客が激減したうえ、ウォン高で輸出産業の業績が急速に悪化するなど、韓国経済に深刻な悪影響が出始めた。

 こうしたなか、頼みの綱だった中国が、韓国と重なる防空識別圏を設定し、中国重視で邁進してきた朴氏を突き放したのだ。

 韓国は先月28日、ソウルで開かれた中韓国防次官級戦略対話で、中国が設定した防空識別圏の変更を求めたが、人民解放軍の王冠中副総参謀長はこれを拒否した。韓国の最大野党、民主党の幹部は2日の会議で「(朴氏が実績とした)訪中会談は抜け殻だった」と批判した。

 中国の韓国に対する冷たい態度について、中国事情に詳しいノンフィクション作家の河添恵子氏は「中国はもともと、北朝鮮側から朝鮮半島全体を勢力範囲にする方針だったが、2008年ごろから『手ごわい北朝鮮よりも、韓国から取り込む方が早い』と方針転換した」といい、こう続ける。

 「朴氏は6月の訪中で、習主席以下、中国のトップ3と個別に会談や食事をするなど異例の大歓迎を受けた。朴氏は大喜びだったが、5カ月後には防空圏というジャブを打たれた。中国は1000年以上、朝鮮半島を属国としてきただけに、駆け引きがうまい。韓国を硬軟で揺さぶって、次第に支配下に置くつもりだろう。韓国経済の生命線ともいえる『対中貿易』というカードも握っている」

 もう1つ、韓国を震撼させるニュースが3日、飛び込んできた。

北朝鮮ナンバー2とされた張成沢(チャン・ソンテク)国防委副委員長に失脚の可能性が浮上したのだ。同国の権力闘争が激化して、北朝鮮の暴発リスクが高まることは、朝鮮半島情勢を緊迫化させ、外資が逃げ出す要因となる。厳しい韓国経済をさらに窮地に追い込むことになるのだ。

 朝鮮半島情勢に詳しい元公安調査庁調査第2部長の菅沼光弘氏は「張氏は中国首脳部とのパイプが深く、『対中利権に関与している』といわれた。本当に失脚したのなら、北朝鮮と中国の関係は微妙になる。張周辺が更迭されたとの情報もあるが、前後して、朝鮮人民軍の大規模な異動も確認されている。新しく抜擢された軍幹部の多くは若手で、対韓強硬派が多い。当然、韓国のカントリーリスクは高まる。朴政権には複雑すぎる連立方程式だ。朴氏が追い込まれたところで、中国が工作活動を仕掛けている可能性もある」という。

 「反日強硬派」として知られる韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相は、4日から予定していたウクライナやアラブ首長国連邦(UAE)への外遊を急きょ中止にした。中国の防空圏だけでなく、北朝鮮の情勢不安も関係している可能性がある。

 前出の河添氏は、韓国と中国に関する注目すべき情報をこう明かす。

 「韓国は現在、済州(チェジュ)島に大海軍基地を建設しているが、中国人がこの島の不動産を買いあさっており、中国人観光客も、今年1~5月だけで46万人近くになっている。関係者の間では『中国は将来、済州島の海軍基地を自分たちが使うつもりではないか』とささやかれている。中国が済州島を押さえれば、東シナ海や対日戦略の拠点となる」

 朴氏が目覚める日は来るのか。


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中国にとって「藪蛇」となった お粗末な「防空識別圏」の設定

中国が11月23日に突如、尖閣諸島上空を含む東シナ海に「防空識別圏」を設定した。「設定しないのは弱腰」との世論に乗ったようだが、国際常識に反する粗雑な内容だ。

「防空識別圏」は本来は領有権とは無関係だ。防空部隊がレーダーで空を見張る際「この線からこちらに向かってくる航空機があれば注意して見ろ」という「目安」にすぎない。だから航空自衛隊は、日本海側では佐渡や輪島(能登半島)のレーダーに映る限界の550キロ付近に線を引き、旧ソ連爆撃機の接近を少しでも早く探知しようとした。一方、敵機が現れそうにない小笠原諸島は圏外だし、実効支配していない北方領土や竹島も入れていない。

 欧州のように陸続きの国々では、国境上空を見張っていては迎撃が間に合わないから、他国上空に線を引いて見張る。

 ところが今回、中国が出した通報は中国領空(海岸から22キロ)に入ろうとする航空機だけでなく、最大約600キロも沖の公海にひろげた防空識別圏を通過する全ての航空機に対し、飛行計画を提出し、無線交信を保ち、指示に従うよう命じ、

「識別に協力せず、あるいは指示に従わない航空機に対し、軍は防衛的緊急措置を取る」

 などとしている。日本は公海上空の外国機に権限がおよばないことは承知しているから「リクエスト」(要望する)という語を使って協力をお願いしているが、中国は「マスト」「シュッド」(しなければならない)と命令口調だ。どの国も領空侵犯寸前になれば、相手の前方に機関砲から曳光弾で「信号射撃」をする場合があり、侵犯されれば強制着陸させるが、公空を飛ぶ外国機が指示に従わないだけで「防衛的緊急措置」とは乱暴だ。この通報を書いた中国空軍将校や、それを認めた国防部の幹部は領空と防空識別圏のちがいがよく分かっておらず、他国の例も詳しく調べなかったのではと思われる。

 中国ではネット右翼が、

「日本などは防空識別圏を設定し、中国機に対し戦闘機を向け威嚇するのに、我が国は防空識別圏を設定しないのは弱腰だ」

 といった批判を続けており、それに押され、あるいは便乗した空軍が存在感を高めるために決めた可能性がある。防空識別圏は法律でも条約でもなく、軍の規則だから、外交部などと相談しないこともありうる。ソ連の脅威が消えた後、中国軍は「台湾独立阻止」を目標としたが、近年の中台関係の親密化でそれも消えたから、尖閣方面での緊張を煽りたいのかもしれない。

 だが広大な公空を領空同然に扱うことは国際法の常識に反するから、日本だけでなく米国など諸外国が非難するのは当然で、他国はこれを無視し、中国の国防部は恥をかく結果になりそうだ

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